Exif編集ツールのこと

2014-04-13 | 後処理のこと
Exif情報は写真のファイルの一部に画像のデータとは別に記録されているものなので、どういう情報がどういう形式で記録されているかさえわかっていれば、画像のデータとは無関係に編集・記録することが可能である。
編集ツールはネットで探しては見たものの、それほど需要がないのか、それともこれで十分と思われているのか、ざっと探した範囲では片手で数えられるほどしかなかった。その中で、とりあえず今私が使っているのは、F6 Exifというツール。ちなみに、、この「F6」という名前は作者が使用しているカメラNikon F6に由来するらしい。
F6 Exif ~EXIF編集ソフト~

なぜこのツールを使おうと思ったか。
CANONET(参考:Canonetふたたび。そういえば、直ったことをまだ書いてなかった)の使用を再開したのだが、プリントは基本的に控えていて、デジタルデータに記録してもらうようにしている。しかしそこには、撮影情報などは記録されているわけもない。やはり、写真のデータに記録されている方が後で見返すときもわかりやすいので、少し手間はかかるが、できる範囲で写真データに記録することにした。
記録する情報は、カメラのプロフィールの情報(まあ、どうでもいいと言えばどうでもいいが。カメラの名前、レンズの情報等)、撮影情報(撮影日時(これは厳密には無理なのである程度適当)、F値、シャッタースピード)。

とりあえず、設定後View NXやAdobe Bridgeで確認してみて、気づいたこと。
■シャッタースピードとF値
F6 Exifの項目名を見ていると、露出時間、Fナンバーという項目と、シャッタースピード、絞り値という項目がある。Bridgeだと前者が入っている場合、前者を使用し、入っていない場合は後者、、という風に使われる。View NXだと後者は無視されるようだ。
■原画像データの生成日時
F6 Exifで設定したデータでは、Bridgeでは認識させることがなかなかできず苦労した。原因はどうも、、
・デリミタは日付の方も「:」を使用する。また、月、日は1桁でも2桁で表記する
・Bridgeはデータ上も秒までのデータが入っていて正しいデータと認識する。F6 Exif、View NXは秒はなければ00と扱う。
・Bridgeは想定外のデータが入っていたら表示しない。F6 Exif、View NXは適宜正しい表記へ変換して表示する
が原因らしい。
Exifの仕様上どちらが正しいのかについては、その仕様のドキュメントを見つけられなかったので、わからない。