太鼓叩きの戯言

原田俊太郎のHPアドレスはhttp://www5.ocn.ne.jp/~shtaiko/index.htmlです

地味~な作業

2006-02-08 14:05:44 | ドラムの話
本日は休み。
じつに素晴らしい天気だ。しかし、夜はかなり寒くなるみたいだ。
そこで、天気が良いので太鼓のヘッド(皮)を取り替えた。天気は関係ないか。ま、僕は天気がすこぶる良いと、やたら、雄たけびを上げる勢いでやる気がでるのである。

よく我々はみなさまから「人前で演奏して華やかですね~」っとか言われるが、じつはこんな地味な作業もあるのだ。


太鼓のヘッド(皮)交換。その1)




人によって交換時はちがいますが。皮も疲れてくるのです。チューニングキーをクルクル回してリムをはずします。

その2)

               

これはずした状態。
なんか風呂桶みたいだな。天気もよいし、たまには銭湯に行こうかな。

あっ、思い出した。数年前、我が家のバスルーム(なにがバスルームだ、風呂)を改造したのですが、その間、僕は銭湯通いをしました。

よく朝風呂にも行ったのですが、そこで、オジーさんと仲良くなりました。そのオジーさん、数日後、「あんちゃん、昼間や朝に風呂にくるけど、あんた?仕事してんの?」。大きなお世話である。

その3)



そして、新しい皮を風呂桶の上にかぶせます。


その4)

                      

リムをかぶせます。


その5)




最後にナットをさし、チューニングキーで回して皮を締めます。


これで出来上がり。

さてと、明日からこの新しい皮で頑張るぞ。

ところで、この楽器。
カノウプスという素晴らしいメーカーのものです。僕はこの太鼓のモニターをさせていただいています。その2)の写真ですが、風呂桶の中にシールが貼ってあるのが、僕の名前と職人さんの名前がプリントしてあるのです。素晴らしい。僕のCDジャケットに写っているのと同じ太鼓です。

カノウプスさん?宣伝したよ。