たまにゃ~、俺の恋愛話をしようではないか。
まっ「そんなの聞きたかね~~よ、ド阿呆めが」っという人達がこの世には満載だということはわかっているが、あえて、お叱り、罵声を浴びることを覚悟して書くわけである。
最近、俺はなにかにつけ、昔のことを思い出す。
楽しかったことも辛かったことも。
このお話は大学一年のときから三年までの甘く、また壮大で、そして切ない思い出である。
最後まで読んだ方は必ずや大粒(アーモンドチョコレートぐらい)の涙がチチョギレルことでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんでタイトルがモンテカルロなんだろう?おもいつき。
この物語となんの脈略もござんせん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は大学一年の夏休みに運転免許証を取りに行った。
東京の品川区にある某教習所である。
俺ははやいとこ学科をとっちまえと、かなりマメに通った。大学のクラスメートに、先に学科をとっちまったほうが後が楽だぜ、っと言われたからである。
ある日の教室、俺はなんとなく、ボッ~~と(現在もかわらん)窓際の席に目を向けた。
おっ~~~、あっ~~、ドッキン、ドクドク、ドッキ~~~ン。
洗いたてのようなキレイなロングヘアー(あっ、この頃はロングが好きでした。いまはショートがスュキデシュ。)、メグ・ライアンをおもわせるような鼻、そして、「私ったら、まだ男の人と経験なんってありません」っと世間に言わしめるかのような澄んだ、そう、まさに、四万十川の清流、宮古島の海、ロタ島の海、モンテカルロの空、もうなんでもいいや、素晴らしい瞳なのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「我が家に咲く花」
じつに俺の清い心が映し出されいるのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんと、なんと、チャーミングなんだ。
俺の好きなタイプ、タイプ、タイプだ~~。
もうこうなったら、授業の内容なんて耳に入らない(もともと)し、ドタマにもはいりゃしない(もともと)。俺はその子をボッ~~と、鼻提灯をぶらさげ、次は鼻血を華厳の滝、もしくはナイアガラの滝のようにたらしながら、ただただ見つめ続ける。膝はワナワナと痙攣し、椅子からはずれ落ちそうになる。
その子がペンを片手に持ち、黒板(黒板だったけな~)を、ちょい、顔を斜めに傾けながら熱心に授業を聴く姿をいまでも鮮烈に覚えている。キャワイ~ったらキャワイ~~。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「我が家に咲く花」
これも俺の純な心がでているな~。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は声をかけたい。でも、かけられない。今現在もシジョウニうぶな俺だが、この頃は、それはそれは純情を絵に描いたようなうぶな男の子であったのだ。これ本当。
帰りの電車の中も、その子のことばかり。家に帰っても、夜お寝んねする時も、朝起きたときも、学校に行くときも。ただ忘れられるのはジャズ研の部室で猿のように太鼓を叩いている時だけ。しかし、叩き終わるとすぐに思い出す。
そんな辛くもあり、心弾むシビ(日々)を数日過ぎた頃、俺は決心した。今度、教習所であったら絶対に声をかけるのだ。「僕、君のこと好きです~~」って。
チャンスが来た。
相変わらず、彼女は一生懸命に先生の言うことをノートに書き写している。じつは、このとき俺は、やはり女のほうが男よりも真面目であることに気がついたのである。ま、このことはおいといて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「我が家に咲く花」
きれいだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
けっきょく、俺の心はドッキン、ドクドクで声をかけられずに終わってしまった。
俺はしょげながら(もうこれで人生終わりぐらいの)学校(授業ではなく、太鼓叩きにね)に向かうため、山の手線に乗った。俺は心の中で「俺ってほんとうに勇気のない男だね~、情けねーな~」っと思いながらふと、隣の車両(俺は隣の車両に近い連結のあたりに立っていた)に目を向けた。
あっ~~~、あっ~~~、ドッキン、ドクドク、ドッキ~~~ン。
彼女が本を読みながら窓際にたっている。これ本当。
俺は隣の車両に移動しよう、どうしょう、っと思いながら、ウジウジ、バタバタしている間に乗り換えの駅に着いてしまった。彼女が乗った電車は次の駅に向かって走り去った。俺はその電車を見送り、乗り換え、学校に太鼓を叩きに行った。
それから数日後のこと。
俺は実技を習うため教習車に向かった。まだ俺の時間には早いのだが。とぼとぼと指定場所に行くと、なんと、なんと、彼女が緊張した表情でまっているではないか。
二人とも、偶然にも同じ教官にを習っていたのであった。俺は親の知り合いをとうして、この教官を紹介してもらったのだ。彼女もそうだったのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「我が家に咲く花」
うっ~~~、せつない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺はいましかない、この時だ、そうだ、今しかない。俺は清水の舞台からバンジージャンプする気持ちでとうとう声をかけた。そうそう、俺は今もそうだが、崖っぷちに強いのだ。この頃からそうであったようだ。
お互い同じ教官と言うこともあり、話は一挙に盛り上がる、キャワイー声、きれいな瞳、洗いたてのようなロングヘアー。この日、俺たちは帰りにお茶をしたのだ。名前はA・Sさん。S女子大学に通うお人であった。
なんと、この彼女と約3年付き合いました。一緒にアルバイトもしたな~。
彼女がこんな事を俺に言ったのも今も忘れない。
当時、俺はそれそれは毎日、学校で猿のように太鼓を叩いていた。デートもすっぽかしたし、デートに遅刻もした。
彼女「ねっ?私と音楽とどっちが大事なの~?」
これ本当。
あっ~~~~~、懐かしい。
俺だって、俺にだってこんな時代があったんだ~~~~~~~~。
いまごろどうしているだろうな~~~?
子供に囲まれ素敵な家庭を築いているのだろうな~~。
胸がキュントするな~。
これほんとうに実話です。
PS・・・・・・・
別離の後、2年後ぐらいでしょうか(すでに俺は太鼓で飯を食っていた)、再会したのですがピークは過ぎていました。それっきりです。
終わり
まっ「そんなの聞きたかね~~よ、ド阿呆めが」っという人達がこの世には満載だということはわかっているが、あえて、お叱り、罵声を浴びることを覚悟して書くわけである。
最近、俺はなにかにつけ、昔のことを思い出す。
楽しかったことも辛かったことも。
このお話は大学一年のときから三年までの甘く、また壮大で、そして切ない思い出である。
最後まで読んだ方は必ずや大粒(アーモンドチョコレートぐらい)の涙がチチョギレルことでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんでタイトルがモンテカルロなんだろう?おもいつき。
この物語となんの脈略もござんせん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺は大学一年の夏休みに運転免許証を取りに行った。
東京の品川区にある某教習所である。
俺ははやいとこ学科をとっちまえと、かなりマメに通った。大学のクラスメートに、先に学科をとっちまったほうが後が楽だぜ、っと言われたからである。
ある日の教室、俺はなんとなく、ボッ~~と(現在もかわらん)窓際の席に目を向けた。
おっ~~~、あっ~~、ドッキン、ドクドク、ドッキ~~~ン。
洗いたてのようなキレイなロングヘアー(あっ、この頃はロングが好きでした。いまはショートがスュキデシュ。)、メグ・ライアンをおもわせるような鼻、そして、「私ったら、まだ男の人と経験なんってありません」っと世間に言わしめるかのような澄んだ、そう、まさに、四万十川の清流、宮古島の海、ロタ島の海、モンテカルロの空、もうなんでもいいや、素晴らしい瞳なのだ。
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「我が家に咲く花」
じつに俺の清い心が映し出されいるのだ。
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なんと、なんと、チャーミングなんだ。
俺の好きなタイプ、タイプ、タイプだ~~。
もうこうなったら、授業の内容なんて耳に入らない(もともと)し、ドタマにもはいりゃしない(もともと)。俺はその子をボッ~~と、鼻提灯をぶらさげ、次は鼻血を華厳の滝、もしくはナイアガラの滝のようにたらしながら、ただただ見つめ続ける。膝はワナワナと痙攣し、椅子からはずれ落ちそうになる。
その子がペンを片手に持ち、黒板(黒板だったけな~)を、ちょい、顔を斜めに傾けながら熱心に授業を聴く姿をいまでも鮮烈に覚えている。キャワイ~ったらキャワイ~~。
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「我が家に咲く花」
これも俺の純な心がでているな~。
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俺は声をかけたい。でも、かけられない。今現在もシジョウニうぶな俺だが、この頃は、それはそれは純情を絵に描いたようなうぶな男の子であったのだ。これ本当。
帰りの電車の中も、その子のことばかり。家に帰っても、夜お寝んねする時も、朝起きたときも、学校に行くときも。ただ忘れられるのはジャズ研の部室で猿のように太鼓を叩いている時だけ。しかし、叩き終わるとすぐに思い出す。
そんな辛くもあり、心弾むシビ(日々)を数日過ぎた頃、俺は決心した。今度、教習所であったら絶対に声をかけるのだ。「僕、君のこと好きです~~」って。
チャンスが来た。
相変わらず、彼女は一生懸命に先生の言うことをノートに書き写している。じつは、このとき俺は、やはり女のほうが男よりも真面目であることに気がついたのである。ま、このことはおいといて。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「我が家に咲く花」
きれいだ。
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けっきょく、俺の心はドッキン、ドクドクで声をかけられずに終わってしまった。
俺はしょげながら(もうこれで人生終わりぐらいの)学校(授業ではなく、太鼓叩きにね)に向かうため、山の手線に乗った。俺は心の中で「俺ってほんとうに勇気のない男だね~、情けねーな~」っと思いながらふと、隣の車両(俺は隣の車両に近い連結のあたりに立っていた)に目を向けた。
あっ~~~、あっ~~~、ドッキン、ドクドク、ドッキ~~~ン。
彼女が本を読みながら窓際にたっている。これ本当。
俺は隣の車両に移動しよう、どうしょう、っと思いながら、ウジウジ、バタバタしている間に乗り換えの駅に着いてしまった。彼女が乗った電車は次の駅に向かって走り去った。俺はその電車を見送り、乗り換え、学校に太鼓を叩きに行った。
それから数日後のこと。
俺は実技を習うため教習車に向かった。まだ俺の時間には早いのだが。とぼとぼと指定場所に行くと、なんと、なんと、彼女が緊張した表情でまっているではないか。
二人とも、偶然にも同じ教官にを習っていたのであった。俺は親の知り合いをとうして、この教官を紹介してもらったのだ。彼女もそうだったのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「我が家に咲く花」
うっ~~~、せつない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺はいましかない、この時だ、そうだ、今しかない。俺は清水の舞台からバンジージャンプする気持ちでとうとう声をかけた。そうそう、俺は今もそうだが、崖っぷちに強いのだ。この頃からそうであったようだ。
お互い同じ教官と言うこともあり、話は一挙に盛り上がる、キャワイー声、きれいな瞳、洗いたてのようなロングヘアー。この日、俺たちは帰りにお茶をしたのだ。名前はA・Sさん。S女子大学に通うお人であった。
なんと、この彼女と約3年付き合いました。一緒にアルバイトもしたな~。
彼女がこんな事を俺に言ったのも今も忘れない。
当時、俺はそれそれは毎日、学校で猿のように太鼓を叩いていた。デートもすっぽかしたし、デートに遅刻もした。
彼女「ねっ?私と音楽とどっちが大事なの~?」
これ本当。
あっ~~~~~、懐かしい。
俺だって、俺にだってこんな時代があったんだ~~~~~~~~。
いまごろどうしているだろうな~~~?
子供に囲まれ素敵な家庭を築いているのだろうな~~。
胸がキュントするな~。
これほんとうに実話です。
PS・・・・・・・
別離の後、2年後ぐらいでしょうか(すでに俺は太鼓で飯を食っていた)、再会したのですがピークは過ぎていました。それっきりです。
終わり