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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

マリオネット 私が殺された日

2019-04-13 22:31:41 | 韓国映画
ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行<未体験ゾーンの映画たち2019>にて3月に上映された韓国映画が早速DVDリリースされました。
「マリオネット」って操り人形ですよね

ってことで2002年にJKのミナは上級生のボーイフレンドとその友人たちから集団強姦され
その様子を撮影した動画がネットに流されます
社会問題になりソウルでミナはリンと名前を変えて新しい人生を生きて来ました
そして15年後、リンとして生きてきたミナは故郷の高校の教師となり戻って来ました

結婚も決まり幸せになれると思ったころなんと突然過去の自分が受けた”事件”を再現するいうメールが届きます
過去の事件の主犯格の"マリオネット"と言うメールの送り主におののくミナの悪夢が
教え子のJKと自分の身に再び・・・

主演のミナ(リン)を演じてるのは「アトリエの春、昼下がりの裸婦」でスクリーンデビューし、その演技力を「後宮の背徳」で発揮したイ・ユヨンさん
日本で公開された2本の作品ではヌード出演されてるお方でしたが
今作品では完全にノンヌードでしたが
危うい中にも凛とした演技を見せてくれていました

冒頭"この映画は事実を元にしたフィクションです"って出てくるんですが
韓国ではJKの集団強姦事件があったように記憶してますが
韓国ではそんなJKへの性暴力が多いんですかねぇ
ネットに強姦動画を流すなど最近の性暴力への警鐘目的に作られた作品なんでしょうかねぇ
そういった意味で作られてるせいか、この映画ってある意味目を背けたくなるように作っているんですが
直接的な表現はされてないのは未成年に見せての啓蒙目的もあったのかな

オチは読めなかったけどもちゃんとオチへの繋がりの映像を
入れ込んでいたってラストで気づかされたっていうことで
実によく計算されてる作品でしたねぇ
こういう映画が作れる韓国映画界が羨ましい

2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・ハンウク脚本・監督作品
出演:イ・ユヨン、キム・ヒウォン、オ・ハニ、イ・ハクジュ

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2 コメント

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こんにちは! (ヒロ之)
2019-05-30 13:41:46
韓国の恥ずかしい部分すらも映画にしちゃう辺りは日本映画の真似出来ないところ。
まさかの真犯人でしたが、唐突じゃなくて、ちゃんと途中で伏線として描いているんですよねえ。
そこを頭に入れているかそうでないかで衝撃も変わってくるでしょうけども、殆どの人は受け流しているんじゃないでしょうか。
それ位意外過ぎる犯人ではありました。
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Unknown (morkohsonimap)
2019-05-30 23:56:44
ヒロ之さん、今晩は、コメントありがとうございました。
韓国は警察を無能扱いしたりとお話が面白くなれば何でもかんでも映画のネタにできる製作システムが実に羨ましい
さらにプロットにしても観客さえもミスリードさせたり
意外な犯人にしてみてもちゃんとどっかで伏線をはってる作劇が実にうまいし
最近はちょっと日本に入ってくる作品が少ないですが
著名女優さんがちゃんと脱げるってのがすごいですよね
返信する

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