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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

実録 夜桜銀次2

2020-12-22 00:35:13 | 邦画
先月見た第一作に続いての二作目
そう兄貴分の石橋凌に担がれて重症の夜桜銀次はどこかに消えた
っても神戸に匿われて療養してるわけでして
 
そんな中、銀次によって別府を手に入れた石野は別府に返り咲くものの
九州は神戸の進攻に戦々恐々として石橋を受け入れようとはしていません
って事で後半は明友会事件そして博多事件が中心に描かれていきます。
九州が神戸に対して団結していく中で石橋が孤立無縁で土建業をしのぎとして頑張っていく中で
 
神戸に匿われていた夜桜銀次は賭場荒らしなどしつつ
九州に舞い戻ってくる
ってのも冨樫真を犯した時に子種が宿ってしまい、子供に会いにきたってのもあるし
・・・
子供とスケに見放され、てかどうかはわかりませんが
この2部では、夜桜銀次は一度死んだってこともあったのか
彼は、完全に死に取り憑かれた人間になってゆき
女房子供と実姉に金を工面したりとするとこもあるのですが
 
九州が放つ刺客に蜂の巣にされるまで銃弾を浴びて立ったまま往生するんですね
ここいらはやっぱホンが高田宏治であるので文太さんを意識した作りになってるのは仕方ないんでしょうが
死神に取り憑かれた銀次がコップいっぱいにジョニ赤を注ぎ、どのコップに一個ずつ弾丸を落としていき表面張力をただ見てるってシーンがあるんですが
哀川翔に死を覚悟させた演技はこの時代ではムリっぽい
のもご愛敬でしょうか
 
結局この夜桜の死によって九州を一夜にして吸収してしまった神戸
ってことっで夜桜が”鉄砲玉“って言われる所以はそこにあったんでしょうね
 
東映ビデオはこの時代哀川翔で昭和時代に名を馳せた日活ニューアクションとか、東映実録路線の作品をリメイクしていたんですが
この作品だけはなぜか劇場で上映されていたんですね
したがってVシネではありますがジャンルは邦画にしておきました。
 
2001年製作、日本Vシネマ、東映ビデオ作品
高田宏治脚本、成田裕介監督作品
出演:哀川翔、石橋凌、菅田俊、金久美子、志賀勝、成瀬正孝、末吉宏司、伊藤洋三郎、平泉成、松方弘樹


 

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