早いものでとうとう2024年も10月に入り、今年も後3ヶ月になるものの
ここんとこ秋分の日から過ごしやすかった東京もどうやら10月から再び暑さが振り返してくるようなことを天気予報が言ってましたが
昨年も10月まで暑くていきなり冬が来たって感じだった
これからは日本から秋は無くなっていくのかな
秋の夜長にDVD三昧なんていう風情はなくなるようですな
ってことで今日のもう一本は1959年製作公開の日活映画
オープニングなんと赤木圭一郎がいきなりエースのジョーに拳銃三発浴びて殺されるって言う信じられないようなシーンから始まるこの映画
モノクロシネスコ作品で尺も91分あるのでいわゆる二本立てのA級作品でしょうか
長門裕之さん主演で新人のついた赤木圭一郎にエースのジョーの異名がまだついてない宍戸錠
まぁこの翌年からはトニーはもう一本立ちになる赤木さんですがこの作品では中盤にちょっとまた回想で出演するものの冒頭であっけなく殺し屋宍戸錠に殺されるだけの役
大藪春彦原作の映画化作品ですから一応は骨太の作品となっており
クライマックスでは長門さんと宍戸さんとのタイマンアクションが見られます
赤木圭一郎演じる新聞記者の射殺死体が上がり、当該新聞社でライバル記者を演じる長門裕之が赤木の死の真相を単独で追っていくストーリー
なぜ死んだ、なんのスクープを追っていたって言うところから長門の動きと共に我々観客も疑問を抱いたまま長門と一緒に推理していく演出で作られてる作品でしたねぇ
まぁそれに随所に緊張感あるシーンもあってそれなりに楽しめた作品でしたが
そこはフィクションですから長門裕之の強引さと傲慢さとに付き合いつつ
中原早苗や月玲子さんの女優陣を目で楽しみ
芦田伸介がラスボスであり、高品格、弘松三郎、深江章喜そして宍戸錠と言った悪党軍団たちのお若きお姿をこれまた楽しむと言う
そうそう、見終わってもう一度調べてようやく分かったんだけど新聞記者のキャップである髭面のお方はなんと安井昌二さんだったのね
宍戸錠さんはあの長身で口数少なくただたってるだけで殺し屋の風格を見せてくれていましたねぇ
長門さんとのアクションもお互いにキレが良かったけどあの最後の長門さんは違反でしょ
1959年製作、日本映画、日活作品
野口博志監督作品
長門裕之、中原早苗、安井昌二、赤木圭一郎(新人)、宍戸錠、高品格、弘松三郎、深江章喜、河上信夫、雪丘恵介、天草四郎、月玲子、雨宮節子、長弘、黒田剛、加代あけみ、條美也子、柳田妙子、上野山功一、速水修二、浜口龍哉、南川吾郎、芦田伸介
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