7月2日にDVDリリースされた作品
東北新社とスターチャンネルが自社コンテンツとして輸入したノルウェー映画
そういや東北新社とスターチャンネルって一時総理の息子がどーたらこーたらで予算委員会で云々されてたけどどーなったんでしょうか
っていうか自社コンテンツ兼劇場公開もしてる作品だったのね
そして、なんとこの物語の主人公ソニア・ヴィーゲットって当時ノルウェーでは著名な女優さんだったようで
この映画実は実話
第二次世界大戦中、ナチス占領下のノルウェーで、ソニア・ヴィーゲットは人気女優として活躍していた。
その人気に目をつけたナチスの国家弁務官テアボーフェンは、彼女をプロパガンダに利用しようと目をつける
その頃、隣国スウェーデンは戦火をなぜか逃れてて
ソニアの父親をパルチザンとして拘束して
スウェーデンの諜報部は、父親の釈放をチラつかせてソニアをスパイとしてナチスに潜入するよう日本強制する
当時のスウェーデンは戦火に塗れてないために各国のスパイ天国であり
こういう風に強制的に弱みを利用してスパイを作り上げていたようですね
収容所にいる父親を助け出すために、ソニアはノルウェーのナチス国家弁務官テアボーフェンに色仕掛けで接近する。
テアボーフェンの寵愛と信頼を勝ち取った彼女は、なんとデアボーフェンから逆にナチスのスパイとして、北欧諸国の情報を収集するよう依頼されてしまう
そうなんです顔の知れた女優さんが、その社交性から利用価値をナチスとスウェーデンの両国のWスパイになっていく過程を克明に描いていくんですね
それなりに顔が知られているのにそれなりにちゃんとお仕事できるのがすごいんですが
こっちは女スパイものとして多少のアクションとお色気を期待して見た作品でしたが
実話ベースですし、なんと自らのぞんだわけでもないのにスパイ
それも二重スパイとして生き抜いていくとこに
わずかの緊張感があるものの、実に地味な作品
007みたいな派手なアクション期待しちゃいジェなかったんだけども
わずかな緊張感だけで最後まで見させてくれる作品だった

ソニアを演じておられるイングリッド・ボルゾ・ベルダルという女優さんも、それなりにお綺麗なお方でしたが
さすが女優さん、最後に御本人のお写真が出てくるんですが
本人も女優さんだけあってかなりな美人さん

弁務官ではないけど、こんな美人で女優さんならピロートークでなんでも話してしまいそう
親を人質にスパイに仕立てたスウェーデンも汚いけど
利用したくなるのもわかる気がする
ラストこの写真と共に表示される
”ソニアは、長い間ドイツへの売国奴とされたまま、1980年に死去。二重スパイであったことが公表され名誉を回復したのは、死後25年経った2005年になってからだった“
というスーパーにはちょっと泣かされる
というスーパーにはちょっと泣かされる
2019年製作、ノルウェー映画
イェンス・ヨンソン監督作品
出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル、ロルフ・ラッスゴード、ダミアン・シャペル、アレクサンダー・シェアー、エリック・ヒヴュ
