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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ソニア ナチスの女スパイ

2021-07-05 23:14:23 | 洋画
7月2日にDVDリリースされた作品
東北新社とスターチャンネルが自社コンテンツとして輸入したノルウェー映画
そういや東北新社とスターチャンネルって一時総理の息子がどーたらこーたらで予算委員会で云々されてたけどどーなったんでしょうか
っていうか自社コンテンツ兼劇場公開もしてる作品だったのね
そして、なんとこの物語の主人公ソニア・ヴィーゲットって当時ノルウェーでは著名な女優さんだったようで
この映画実は実話
 
第二次世界大戦中、ナチス占領下のノルウェーで、ソニア・ヴィーゲットは人気女優として活躍していた。
その人気に目をつけたナチスの国家弁務官テアボーフェンは、彼女をプロパガンダに利用しようと目をつける
その頃、隣国スウェーデンは戦火をなぜか逃れてて
ソニアの父親をパルチザンとして拘束して
スウェーデンの諜報部は、父親の釈放をチラつかせてソニアをスパイとしてナチスに潜入するよう日本強制する
当時のスウェーデンは戦火に塗れてないために各国のスパイ天国であり
こういう風に強制的に弱みを利用してスパイを作り上げていたようですね
 
収容所にいる父親を助け出すために、ソニアはノルウェーのナチス国家弁務官テアボーフェンに色仕掛けで接近する。
テアボーフェンの寵愛と信頼を勝ち取った彼女は、なんとデアボーフェンから逆にナチスのスパイとして、北欧諸国の情報を収集するよう依頼されてしまう
 
そうなんです顔の知れた女優さんが、その社交性から利用価値をナチスとスウェーデンの両国のWスパイになっていく過程を克明に描いていくんですね
それなりに顔が知られているのにそれなりにちゃんとお仕事できるのがすごいんですが
 
こっちは女スパイものとして多少のアクションとお色気を期待して見た作品でしたが
実話ベースですし、なんと自らのぞんだわけでもないのにスパイ
それも二重スパイとして生き抜いていくとこに
わずかの緊張感があるものの、実に地味な作品
007みたいな派手なアクション期待しちゃいジェなかったんだけども
わずかな緊張感だけで最後まで見させてくれる作品だった
 
ソニアを演じておられるイングリッド・ボルゾ・ベルダルという女優さんも、それなりにお綺麗なお方でしたが
さすが女優さん、最後に御本人のお写真が出てくるんですが
本人も女優さんだけあってかなりな美人さん
弁務官ではないけど、こんな美人で女優さんならピロートークでなんでも話してしまいそう
親を人質にスパイに仕立てたスウェーデンも汚いけど
利用したくなるのもわかる気がする
 
ラストこの写真と共に表示される
”ソニアは、長い間ドイツへの売国奴とされたまま、1980年に死去。二重スパイであったことが公表され名誉を回復したのは、死後25年経った2005年になってからだった“
というスーパーにはちょっと泣かされる
 
2019年製作、ノルウェー映画
イェンス・ヨンソン監督作品
出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル、ロルフ・ラッスゴード、ダミアン・シャペル、アレクサンダー・シェアー、エリック・ヒヴュ
 
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呪術大戦 陰陽五派 火龍VS白虎

2021-07-05 17:54:28 | アジア映画
竈炭治郎の社会現象に追いつけ追い越せって言える漫画『呪術廻戦』に寄せてきた
って日本だけでつけたとしか思えなかった中国映画
しかし、”呪術“での戦いを描いてる作品ですから
あながち寄せたっていうこともできないような微妙な作品
 
ジャケットにはかなり若く見えるんですけど
実際はかなりなおっさん、しかしどこか見覚えがあるようなないような
チン・シユウホウさんというおっさんが主演の呪術ミステリー作品
中国お得意のCGで見せる作品
邦題が全てを語ってしまっていた作品
 
陰陽五行っていうと、“木火土金水”の万物を生成してる基本ってことで
そのまんま言わせてもらうと木から火が生まれ、火が灰になって土となり、土から金が出土され、金は水を生じ、水は木の成長を助けると循環していくのがプラス思考でしてこれが陽
では隠というマイナスは互いに殺し合うということで
火は水によって消され、水は土に濁され、土は木に養分を吸われ、木は金に伐られ、金は火に溶かされるという
そんな五行の木や土や金、水そして火のそれぞれの流派が覇を競っていた時代
 
土のワンタン売り夫婦が水に襲われて市場で殺された死体で発見される
この戦いが呪術をもって行われるわけで、彼らはこの世に存在しつつ、異空間で戦うんですね
もちろん陰陽の理論に反して水が土に勝ってしまう
でそのワンタン売り老夫婦が死んだことで、街の警察が動くことに
二人の凸凹刑事が捜査にあたるが
そこに署長命令でロンドン帰りの手品師のおっさんがくわわることに・・・
 
なんと水の親分は日本人
かなりな美形ですが
ちゃんとした日本語をこのお姉ちゃんは発していますが、その脇の連中の日本語はもうわけわかんねぇくらいでして
配給会社はしっかりと日本語セリフにも字幕をつけてくれて助かりましたが
 
悪役の水派を日本人にしたとこは、中国の国策反日って考えて見てましたが
それでいいのかなぁ
最終的にロンドン帰りの手品師さんが邦題が示すとおり火派の人でして
水派がなんと白虎を出してきたら、己の地で描いた火龍を出してくる
だけど一瞬で決着ついちゃうんですね、もう少しCGでの龍虎の戦い見せて欲しかったなぁ
 
って事で、水と土の戦いではじまり、水と火の戦いで決着ついてしまうということで
今回バトルを繰り広げるのは、その5つの流派の内の一部のみで、五行入り乱れての呪術バトル、とまでは至っていないってことと
なんと刑事の一人とこの手品師のおっさんとがどうも親子らしいということを匂わせていることから
この作品続編作ってシリーズ化するってことかなぁ
 
個人的にはこう言った中国映画は好きな作品と言える
 
2020年製作、中国映画(日本未公開作品)
フー・クィ監督作品
出演:パン・ヤンフェイ、チン・シュウホウ、スン・フェイシャン、クァン・シャンユィン、リャオ・モンイェン
 
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