ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

びょーいんへ

2009-02-18 19:15:09 | ノンジャンル
本日、黄斑ジストロフィーの定期検診に順天堂へ行って参りました。

朝5時半出発・・・なんでこんな早くでなぁあかんの?

ホント、予約って一体何?と言いたくなるよ

ほいで6時半到着

今回は28番でした。

眼科では6番目っぽいです。
私の前に5人いましたので。

で、8時半に予備検査(つーか視力検査)スタート、こいつが終わらないと、次のステップに行かない・・・


結局私は9時くらいでした。

でも、今回の看護師さん(おばさん)はさすが年輩もとても優しかったです。

人にもよるでしょうが、若い看護師さんは、ちょっとここではイマイチですねぇ。


で、またまた待ち時間のながーいこと!


その間に次の検査をスタートしてくれましたけど。

で、10時過ぎに会社へ電話

そしたら、いきなり呼ばれて焦りました。

先生の診察が1時間遅れていますと書いてあったので、すこし休憩すっか?と気を緩めたら呼ばれちゃいました。


今回は、覚悟も出来てますし、あわてる様な事も無いので、検査機械をじぃーっと見ていました。

やはりOCT(網膜スキャナ=断層図)はツァイス製ですね。

しかも以前何度かやったツァイスの物とは違います。

新しそうですね。

のぞき込むと*な印(ケツの穴じゃねーぞ!爆)のLEDが着いていまして、それをじぃーーーーーーーーーーーーって見ているだけなのですが、なんせ「まぶしさ」に弱い目ですから、じっとしていられない。


看護師さんに瞼をグイッと持ち上げられて、否応なく眩しい光を浴びさせられます。


まぁ委託も何とも無いのですが、この病気(黄斑ジストロフィや黄斑変性)の人には、けっこう辛いです。


あとは眼底写真ですね。これまたまぶしい!


目の前が見え無くなっちゃいます。


空いているイスを探しにヨタヨタしてしまいました。
ぶつかってしまったオバサマ、ごめんなさい。

つーか、こっちは目が不自由なんだから、看護師さんもうちょっといたわってよー


で、結論ですが、


○前回より黄斑の萎縮は進行しており、余談は許さない。
しかも、前回は右目だけでしたが、今回は左目にも進行が見られます。

○なのに、視力は1ランク上がりました???


んっ?と思われた方、いらっしゃる事かと。

はい、右0.05くらい(とか言っていた)左0.1だったのですが、今回右0.1、左0.2になりました!

・・・・☆パチパチパチ☆・・・・・

これはカルナクリン(私はゼネリックですのでサンクロモンです)のお陰かな?

先生に話したら

「それはありうるね。治っていないし、病巣は悪化していますが、その周辺は逆に改善されたのかも知りません。まぁその時の体調とか、視野の位置にも左右されるので、断言は出来ませんが」


しかし、私としては、とてもうれしいです。

少しでも改善出来たのはうれしい。

問題は次です。

○すでに視力は両方の和でも0.3、実際は0.2程度しか無い、しかも日常、拡大鏡無しでは生活を著しく阻害するので、身体障害者の認定を受けて下さいと言う。

しかーし、これは断りました。

「身障者として登録すれば、都道府県によって違うけど、補助を色々と受けられますよ」

でもマイナスの面も多々あるようです。
ここには書きませんが、やはり「本当の病人」にはまだなりたくないと言うのと、自分は治ると思っているからです。

「私、病気治ると思っています。多分不可能だとは知っていますが、治ると信じてここへ来ていますから」

「大変失礼致しました。患者様の為を考えて、経済的に楽になるのではと提案するのも私たちの役目ですから、ご理解下さい」

まっ、そりゃそーだよね。

でも、もうちょっと悪くなるまでは、まだ身障者手帳はいらないや。

それと、もう一つ進展が・・・

治療では無いものの、つい先日、蛍光眼底写真で、黄斑ジストロフィーの人の典型的な症例が見つかったらしい。

以前は、遺伝子診断しか無かったのですが、そこまで大げさな検査で無くても、見極めが出きると言う。

ここらは、大学病院の強み、学会で発表された事を即実践に生かせますから。

ほいで、今日はなんと先生の他に助教授、学生とおぼしき生徒さんが多数私を取り囲んでいました。


この病気はやはりめずらしいらしく、沢山の生徒が食い入るように見ていました。

この病気も今、後どんどん解明され、治療も進歩していくことでしょう。

頼むぜ、医者の卵たちよ!


で、今日の一番うれしいご報告は・・・


今パソコン打っていますが、拡大ソフト使っていません!

何とかですが、一応読むことが出来ます!

カルナクリン(サンクロモン)のお陰ですね、ご紹介して下さった方、ありがとうございます!