GoogleとYahoo!の検索シェアが米国で上昇、MSNは低下

2006年11月29日 14時42分36秒 | ニュース
http://www.nikkeibp.co.jp/netmarketing/column/watch/061119-1125/

2006/11/27
(度相 秀知=フリーライター)

米Googleは21日、「Google News」用のSitemapsプロトコルとWebマスターツールを報道機関や出版社などのニュース・サイト管理者向けに提供すると発表した。ニュース・サイト管理者はSitemapsを使って、Google Newsのクロール対象にしたい記事を細かくコントロールできるようになるという。当面は英語のニュース・サイトのみが対象となる。

米comScore Networksと米NetRatingsは20日、米国の検索エンジン市場に関する10月の調査結果をそれぞれ発表した(ITpro)。comScore Networksの調査によると、1位はGoogleでシェア45.4%、2位はYahoo!(同28.2%)、3位はMSN(同11.7%)、4位はAsk Network(同5.8%)、5位はTime Warner Network(同5.4%)と前月と同じ順位。検索件数は68億件で、前年同月比では33%も増加した。NetRatingsの調査でも、1位はGoogle(シェア49.6%)で、以降2位Yahoo!(同23.9%)、3位MSN(同8.8%)、4位AOL(同6.2%)、5位Ask Network(同2.8%)の順。いずれの調査でも、GoogleとYahoo!がシェアを伸ばし、MSNがシェアを減少させるという結果だった。

ネットレイティングスは20日、日本国内の10月のインターネット利用動向調査結果を発表した(nikkei BPnet)。それによると、これまで驚異的な伸びを示してきたSNSサイト「mixi」の利用者数がここへきて伸び悩んでいることがわかったという。10月の利用者数は約520万人で対前月比で約8万人増にとどまった。また、ページビューは微減し、ユーザー1人あたりの月間利用時間も減少傾向にある。とはいえ、mixiの利用者数・ページビューは、ともに他のSNSサイトを圧倒しており、一人勝ち状態に変わりはない。ユーザー1人あたりの利用時間が長いサイトとしては、1位ヤフー、2位mixi、3位YouTube、4位GyaO、5位2ちゃんねるの順。

気がつけば、2006年もあと一月余り。年末恒例「新語・流行語大賞」の季節となった。すでに候補語60語が公表されている。IT・ネットワーク関連の語句としては、「GyaO」、「ググる」、「着うたフル」、「番号ポータビリティー」、「mixi」、「YouTube」がノミネートされた。12月1日に大賞とトップ10が選出される。


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