民放5社、TBS除き営業減益・広告収入落ち込む

2006年11月20日 17時38分19秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2D1601M%2016112006&g=S1&d=20061116

民放キー局5社の2006年9月中間決算が出そろった。番組間に流すスポット広告の落ち込みが響いて、TBSを除く4社で営業利益が減少した。日本企業の業績回復は続いているものの、広告出稿は厳しい状況が続いている。各社とも映画や通信販売など収益源の多様化を進めているが、広告収入の落ち込みを補えなかった。

 16日発表したのはフジテレビジョン、日本テレビ放送網、テレビ朝日の3社。フジテレビは連結売上高が前年同期比2%減の2889億円、営業利益が2%減の241億円だった。視聴率では首位を独走しているがスポット市況の悪化が響いた。放送収入以外では、映画「LIMIT OF LOVE 海猿」のヒットなどで映像音楽事業は好調だったが、通信販売事業の赤字が足を引っ張った。

 日テレは売上高が5%減の1658億円、営業利益が6%減の124億円。スポット広告の減少率が7.1%と最大だったほか、番組ごと買い切るタイム広告も3.3%減少した。テレビ朝日は売上高が1%増の1247億円、営業利益は17%減の73億円。 (23:10)


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