著作権「死後70年」要求――音楽や文芸など管理団体

2006年09月23日 08時34分08秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS1D220AC%2022092006

 日本文芸家協会や日本音楽著作権協会(JASRAC)など著作権管理16団体による協議会が22日、音楽や絵画などの著作権保護期間を、現状の「著作者の死後50年」から欧米並みの「死後70年」に延長するよう求める声明を発表した。ただ、インターネット産業育成への阻害要因になる懸念などから著作権処理の簡素化を求める声もあり、期間延長の是非は論議を呼びそうだ。

 声明を発表したのは「著作権問題を考える創作者団体協議会」で、ほかに日本レコード協会、日本美術家連盟などが参加している。声明は同日、文化庁に提出。保護期間延長に向け、来年度の文化審議会での著作権法改正審議を求めた。

 保護期間の延長を求めているのは音楽、絵画、写真、文学作品などの著作権。今後、数年で詩人の高村光太郎、画家の横山大観などの著作権保護期間が終了する。映画は2004年に「作品公表後70年」に延長されている。


[2006年9月22日]


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