NTTドコモ、iモードのポータルサイト掲載順位に入札制

2008年06月10日 10時32分52秒 | ニュース
http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS1D0908M%2009062008

NTTドコモは携帯電話のiモードでゲームやアルバイト探しなどができるポータルサイト「iメニュー」の一部に、サイトの掲載順位を決める入札制を月内から導入する。現在は利用者数の多いサイト順に掲載しているが、今後は入札額が高い順に切り替える。これまで無料だった“掲載料”が有料になることでドコモは収入増につながる一方、サイト運営企業には負担増となる。
 iメニューは公式サイトを表示する「メニューリスト」の中に38の大きなカテゴリーがある。このうち入札対象とするのは、ゲームや書籍、働く、着うたフルなど10のカテゴリー。それぞれ種類などに応じて細分化されており、利用者数の多い順に3、4サイトを表示し、対象サイトは計約2100にのぼる。
 今後はドコモ子会社の携帯向け広告のディーツーコミュニケーションズ(東京・港)が毎月1回、サイト運営者を対象に掲載順位を競う入札を実施。第1弾は10―12日に実施し、結果を23日から反映する。ドコモは入札制導入の理由を「上位サイトの固定化が進んでいるため」と説明している。
[2008年6月10日/日本経済新聞 朝刊]