横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

花を飾る

2023-06-10 | 日常茶話
絶賛お仕事引きこもり期間終了目前に、ご近所マダムよりいただいたユリ。
自宅のお庭で咲いたそうです。

雨に打たれたとかで花びらにシミが出てしまったというのですが、なんの!元気一杯。
そのマダムは
「生花は差し上げても、最近はあまり喜ばれなくて…」
と以前こぼしていらっしゃいました。
理由は
「毎日のお手入れがわからない。」
「花瓶がない。」
「飾るところがない。」
「水をやるのが面倒。」
「枯れてしまうのでかわいそう。」
なので生花はちょっと...。だそう。
ネコちゃんのいるお家は、お花の種類によっては飾れないし、飾る場所も限られてしまうと聞いています。
それぞれ住宅事情もあるし、生活サイクルも違いますからやむを得ないことかもしれないですね。

生花は、永遠にそのままというわけにはいきません。
水切りをしながら、蕾が開くのを待ち、
咲き切った彼らのちっていく花びらや
枯れていく枝や葉を少しづつとりのぞいて、
最後は一輪、あるいは添えのグリーンのみになり
静かに寿命を終えていく。
その時々に美しさがあって、表情を変えてくれるのはとても楽しく愛おしいと思う。
そんな年齢になったのか、いや、なったのかもしれない。うわー。
花を見て綺麗だな。とか
いい香り。と感じるのは心にゆとりがある時です。
以前体調を崩し、数ヶ月の入院をした頃。
正直、花を綺麗だと思う感情は自分と別のところで、バラバラに散らかったままでした。
性急に結果だけを求めていた時で、花を飾るのはただの手段でその瞬間で終わり。
水も換えず、枯れたら汚れた水や萎んだ姿を嫌悪しながらさっさと捨てる。
飾った花を時間をかけて愛でることまでしていなかったと思います。
そしてそういう自分に幻滅し減点をつけ、
結果、円周率並みのマイナス点に押し潰されていましたなー。(遠い目)
幸いなことに、周囲に恵まれていたおかげで
時間はかかりましたが、成層圏へ押し返すことができました。めでたしめでたし。
というわけで、素敵な生花をたっぷりと飾る幸せ❣️
マダム、ありがとうございます!
うわーい、仕事終わったー!!









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