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PCもメタボ症候群

2008-05-12 23:00:17 | お薦めします

 僕がパソコンを以前勤めていたデザイン事務所で始めた頃は、MacのOSも漢字Talkという時代で、それから直前のOS.9まではシステム関連の知識は随分と詳しかったと思います。というのはハードディスクもメモリーも、もちろん心臓部であるCPUについても、現在からは比較にならないくらい脆弱な仕様でしたので、ユーザーは雑誌を見たり情報を交換したりしながら、フリーズする危険性を小さくしたり少しでも処理を速くしたりするのに躍起にならざるを得なかったのです。
 その頃にはRAMメモリーを仮想的に大きくさせるラムダブラーというソフトや、CPUを速くさせるスピードダブラーなどを使っていたのを記憶しています。ブラウザのキャッシュを大きくしてダイヤルアップ接続だったインターネットを高速化するソフトも入れたりしました。
 そしてもう一つ励んだことがパソコンのスリム化だったのです。もちろんシステムやソフトに必要なファイルは触れませんので、情報を読み込んで慎重に不必要なファイルを削除していくのですが、何度か失敗を繰り返しては知識と経験が増え、一人前のMac使いに成長していったのでした。
 『「捨てる!」ほど快適になるパソコンのカラクリ』は対象がWindowsユーザーですが、PCのスリム化・高速化をとても分りやすく解説し、実際に役立つ方法がいろいろと提案された新書です。当時必要に迫られるように覚えたことの幾つかも、その理由を含めて丁寧に書かれていました。万人向けに作られたパソコンの中にある多くの“無駄”を指摘し、自分の為のツールとして本来の能力を蘇らせることを奨めています。
 日々の営みや社会生活への適応などにより、人間にもメタボリック症候群という“無駄”のツケが溜まってきている昨今ですが、日々愛用しお世話にもなっているパソコンのメタボ解消に関心を持つのも良いのではないでしょうか。

※ タイムリーに『Mac People』の6月号にもMacのメタボ解消の特集が載っています。OS.Xに進化してからは余り気にしていなかった(だから良く分らなくなっている)ことを、再びじっくり勉強してみようかと思っているところです。

捨てる!ほど快適になるパソコンのカラクリ (宝島社新書 269) (宝島社新書 (269))
湯浅顕人
宝島社
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メタボ検診の後進性 (メタボ患者)
2008-05-13 20:50:12
 「メタボ検診」なる奇怪な制度が、鳴り物入りでスタートした。内外の学会で異論反論が噴出している。一部の研究グループの非科学的な診断基準をそのまま採用している。国民の健康増進にはほとんど効果がない。一部の人たちが儲けるだけに過ぎない。
 高齢化が進む先進諸国にとって、生活習慣病の予防は、医療財政にとって決定的に重要だ。メタボ基準を採用して、生活習慣病予備軍の選別に出た。しかし、内臓脂肪の面積が腹部の皮下脂肪の料より病気になりやすいという科学的な根拠は薄弱である。
 マスコミが事実を調べ、正確な報道をしないと、国民に間違った考えを抱かす。
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