
子供の頃は実家の内側、表戸の上に毎年ツバメが巣作りをしていました。家人が出掛ける時にはツバメの出入りの為に、ちゃんと隙間を開けて置きました。農村では害虫を駆除してくれる益鳥として、ツバメはとても大切にされていました。時々下を通る人がフンなどの犠牲になりますが、見事に共生をしていました。
千里山のツバメはどうだったのでしょうか? 周りに田畑がたくさんあった時代は、おそらく同じ様な関係であったのだろうと思います。
しかし市街化が進むにつれて、人々の生活からツバメの居場所が無くなっていきました。それでもツバメの方は毎年やってきてくれます。ツバメは決して生きるためだけに遙々渡ってくるのではないと想います。おそらく人の生活と共存するという役割や責任を忘れていないのだと想います。人間は都合良くもうすっかりツバメのことを頼りにしてはいないのに‥‥。
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