BIGMAILサービス終了の予告

　BIGMAILサービス終了の予告がありました。
　宅ファイル便(50MB未登録無料)の利用から始まり、現在では100MBが無料でやり取りできるBIGMAILのサービスを愛用させて貰っていました。しかし8月22日をもってサービス終了となり、もとの宅ファイル便への変更(100MB登録後無料へ)を余儀なくされそうです。
　BIGMAILは大容量のファイルを送受信するために特化したサービスで、同じ会社がファイルバンクというより広範囲な複合ストレージ・サービスを展開していることもあり、資金や人材を集約する意味があるのかも知れません。無料サービスからプレミアム・サービスへの変更が思惑通り進まず、中長期の経営戦略が描き難くなったのでしょうか。また100MBという大容量化をアピールしても、先行者としての宅ファイル便を淘汰できなかったということも考えられます。まだ単体サービスはそのシンプルな使い勝手の良さがあるはずです。
　アメリカでのヤフーとマイクロソフトの提携など、クラウド・コンピューティングへとPC環境が移りつつある現在、バーチャル・アプリケーションやストレージ・サービスを始めとする、大きなITサービス再編の動きがこんなところにも感じられます。