先日、千里山東の画廊喫茶「ル・パルク」で食事後に、「暖まるから」と言われて高麗人参茶を頂きました。知人から韓国帰りにお土産に貰ったものということでした。本人もよくご家族で韓国には行かれているご様子です。
高麗人参茶は健康ブームの中でも古くから折り紙付きのものですが、以前の非常に高価で特別に貴重なものというイメージから、最近は僕らにもリーズナブルに活用しやすくなってきているようです。研究され注目されているサポニンが、身体の免疫力を高めることが言われています。活性酸素の害を弱めたり白血球を活性化させる作用があるのでしょうか。
以前、野菜のゴボウの特に皮付近に多く含まれているサポニンが、若さを保つ効用が高いということでゴボウ茶を日頃から実践されている医学者がTV出演しているのを視ました。ゴボウなら日本人にも手軽に利用でき、しかも美味しい野菜なので良いと思いました。昔から健康茶として知られているタンポポ・コーヒーや、とろろで美味しい自然藷にもこうした身体の暖め効果が高いです。
そして昨夕のTBSベンチャー情報番組「夢の扉 NEXT DOOR」で、養殖魚(鯛)の病気予防に効果がある物質として、なんとサンゴの天敵オニヒトデから出る粘液を研究している研究者夫婦が紹介されていました。それにも粘液に含まれるサポニンが魚の白血球を活性化させ、免疫力を高めることで病気に感染しないことを実証していました。人間にも効かないものかと想いました。
インフルエンザの季節がやってきました。また薬剤耐性菌の問題も取り沙汰されています。新たな治療薬の研究開発などと共に、自分の身体に本来備わっている免疫力を高めていくことが再認識され始めています。