環境省が主催し関連民間企業などが協賛する、ビジネスやアートなど多様な分野にわたり作品を募集するコンテスト、「eco japan cup」のミュージック部門に応募・参加しました。
会員であるインディーズ音楽配信サイトの、muzie (ミュージー)から7月末に送られてきたメールに、このエコ・コンテストの情報がありました。“歴史も浅くまだ応募も少ないイベントだから(可能性が高い?)”というお誘い文も書かれており、オリジナル曲の中で地球環境をテーマにした内容と想える2曲を応募しました。
『かつて生きていたもの』は数年前から温めていたテーマを、今回の「eco japan cup 2009」への応募を契機に、ロック調のメッセージ・ソングに仕上げた作品です。地球環境を大切にすることは、個人の人生や社会の価値観を転換することに重なります。環境破壊を促した世界バブルの崩壊を受けて、グリーン・ニューディールなど環境との共生を前提とした新たな時代の産業振興が求められるなか、額に汗して働く労働観や他者への連帯感と一体になった思想に立ち返ることの大切さを伝えています。
『Blue Star ー 地球ー』は地域の親しい知人が主宰している、小さな(8人)子供ミュージカルのために最近作った、ポップス調のオリジナル曲のひとつです。リズミカルで子供達の振り付けもついており、「eco japan cup 2009」のテーマにピッタリだと思い応募しました。地球環境を大切にすることは、人間だけではなく多くの生命を慈しみ、それらと共生していくことに他なりません。地球環境や自然は大きな愛で僕たちを包んでくれています。その自然を大切にすることはもちろん人間にとって大切なことですが、同時に多様な生命と一緒に生きていかなければ意味はありません。また環境変化で沈みつつある珊瑚礁の島ツバルの未来が、元気で美しいものになりますようにというシンボリックな願いも歌詞に込めました。
コンテストの結果は12月まで分かりませんが、こういったテーマにコンテンツ・クリエイターとして参加できることを嬉しく感じました。