goo blog サービス終了のお知らせ 

千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

疑似好天

2012-07-14 22:00:01 | Weblog

 このところの記録的な大雨の雲の動きを天気予報のレーダー画像で見ていると、集中豪雨が通り過ぎると間もなくまた次の雲塊が襲ってくるという感じが良く分かります。その僅かの間には雲の切れ間から晴天さえ少し覗くといったことも多いようです。
 夏山シーズンの到来を控えて、先日NHKニュースの中で「疑似好天」という聞き慣れない言葉が使われ詳しく解説されていました。今年のゴールデンウィークに北アルプスで中高年の登山者グループが遭難したことはまだ記憶も新しいですが、その原因がこの「疑似好天」(登山者には“魔の青空”とも呼ばれているそうです)の恐ろしさだということでした。
 番組ではその日の天気予報で雲の動きを再現していましたが、やはり登山開始辺りから数時間は快晴に近い青空が見え、それまでの大雨の後で絶好の登山日和と感じた人が多くいたのも頷けるものでした。しかし画像を見るとその雲の切れ間の隣には、既に次の雲塊が掛かってきているのもはっきり伺えるものでした。本来ならそれを折り込んで計画を変更すべきところでしたが山頂の山小屋を目指して出発し、尾根の途中で天候の急変による降雨とそれに続く吹雪による低体温症で悲惨な事故となりました。
 「山の天気は変わりやすい」とは素人の僕も良く聞いていた言葉ですが、山に限らず「疑似好天」という言葉とともに、それを裏付ける気象レーダー画像を心に留めたいと想いました。そして「疑似好天」は人生にも当てはまる言葉のような気がしますが、それはまた別の話‥‥。

未経験の大雨

2012-07-12 22:00:01 | Weblog

 今日は九州の熊本県・大分県を中心に大雨となりました。
 気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨」という表現で警戒を喚起しています。「記録的な大雨に関する気象情報」が6月下旬の運用開始したばかりで、初めてその最大級の言葉を用いて発表されました。死亡・行方不明者もかなりの数に上る模様です。
 兵庫県豊岡で大きな被害と多くの死亡者を出した大雨や、昨年の和歌山・奈良県の台風と一緒に襲った大雨など、最近は近畿地方でもかなりの頻度で記憶に新しい雨災害が起きています。
 僕が故郷の徳島県美波町に住んでいた頃にも、台風は良く襲って来ましたが大雨はこれ程には降らなかったように想います。台風はどんなに強い雨風が吹こうとも、一定時間で通過し停滞するということは余りありません。もちろん四国の太平洋側に上陸する台風の猛威は、それはそれで半端なものではないのですが‥‥。
 台風が過ぎた後に何度か地域を囲む山腹が所どころ崩れていたことはありました。裏山が崩れて知っている人の家が潰されているのを見たこともあります。その前に遠くで地響きが聴こえたような気がします。

※ 金曜日も梅雨前線が一日中停滞するので、引き続いて土砂崩れなど気を付けなければいないと言うことです。

ミニチュア動画

2012-07-07 22:00:08 | Weblog

 NHKの「特ダネ!投稿DO画」で世界各都市のミニチュア動画が再放送で紹介されていて、ロンドンやニューヨーク、ベトナム・ホーチミン、シドニーなど楽しい映像で思わず魅入ってしまいました。
 夏休みに京都で開催予定の「世界遺産 ヴェネツィア展」のことを先日お知らせしたばかりですが、そのミニチュア動画の中にも「ヴェネツィア」があり、水路を行く船や観光客・建物の様子が可愛い映像が見られます。
 番組の中でミニチュア動画の作り方が説明されていました。風景を1秒間隔で連写した画像をコマドリ撮影の様に動かし、フォーカスする所と焦点をボカす辺りをエフェクト設定します。映像を見てみると殆どの作品の色彩が鮮やかに演出されているようですが、そのことにより現実感が後退し物語世界のような美しさが出てくるのでしょうか。
 もちろん僕らが住んでいる大阪のミニチュア動画も投稿されており、JR大阪ステーションビル梅田スカイビルからの俯瞰など多様な街並みが楽しめる作品となっています。

ファイヤーキングのお店紹介

2012-07-04 23:58:13 | Weblog

 昨日、天文サークル「満天の星」(現在は活動休止中)を通してお付き合いのあるNさんと、久しぶりにお会いし食事の後に梅田の「丸福珈琲店」で長い時間おしゃべりを楽しみました。
 Nさんはファイヤーキング (Fire King) やパイレックス(PYREX)といった、アメリカ合衆国で40年から70年代に掛けて製造された耐熱ガラスのブランドの、マグカップやカップ&ソーサーなど多岐にわたる生活用品を扱う「Hamataro」を運営されています。
 それらのオリジナル商品は現在では製造されていなくて、現在は骨董的な価値があり多くのファンやコレクターを持つ人気商品となっています。70年代まで実際にアメリカの家庭ではよく使われていた日常用品でしたが、やや肉厚で柔和なイメージが古き良き時代を感じさせ、またジェダイと呼ばれる翡翠 (Jade-ite) を想わせるソフトな緑色が良く知られています。
 Nさんも古物商ビジネスを本格的に始められて早や8年と言われていましたが、その努力の結果今では関西でもその分野では良く知られた存在になられています。
 もちろん天文サークル「満天の星」の想い出や、最近の金環日食と金星の太陽面通過の時の話なども楽しみました。今年11月14日のオーストラリアでの皆既日食ツアーには、既に参加を申し込まれているということでした。本当に羨ましい限りです。

 ■ 阪神百貨店ファイヤーキングまつり
 2012年7月25日(水)~31日(火)
 時間:10:00 ~ 20:00
 場所:阪神百貨店梅田本店9階 文具売り場横
 お問合せ:はま太郎(西浜) TEL:080-3869-0239
 ※「はま太郎」単独出店となりました。

「世界遺産 ヴェネツィア展」

2012-07-03 23:50:08 | Weblog

 来る夏休み(7月28日~9月23日)に京都文化博物館で「世界遺産 ヴェネツィア展 ー魅惑の芸術・千年の都ー」が開催されます。
 絵画・彫刻オブジェそして有名なヴェネツィアン・グラスのシャンデリアなど、素晴らしい作品が告知パンフレットには紹介されています。昔に描かれた絵画の中の16世紀の街並み風景が、現在よく見られる写真などと余り変わっていないように感じられるのが凄いです。
 ところでヴェネツィアと言えば僕は2回訪れています。1回目はその時に勤めていたデザイン事務所からヨーロッパの家具見本市のリサーチに行かせて貰った時に、同行した家具製作所の社長さんと一緒にミラノから鉄道で日帰り往復しました。世界で唯一の桁違いに個性的な街の、その歴史に磨かれた完成度にただ驚きながら張り巡らされた迷路を彷徨っているだけでした。
 2度目は友達と3人でヨーロッパの何ヶ国かをオートバイ旅行をした時で、途中にヴェネツィアの街中にある小さなホテルで一泊しました。ゴンドラが水路を行くヴェネツィアの街ではもちろん車は走れませんので、手前の駐車場にオートバイを停めて船でサンマルコ広場の桟橋に上陸しました。ヴェネツィアン・グラスで有名なムラーノ島にも工房見学に行きました。ちなみにこのブログのプロフィール写真(他の1枚)はその時に水辺の高級時計店の壁にもたれて撮ったものです。
 当日大人入場料1,300円のところが1,100円になる前売り券が、7月27日まで阪急電鉄の案内カウンターなどで期間限定販売されています。

告知パンフレット (PDF:2.5MB)

テレビの独善

2012-07-02 22:00:01 | Weblog

 著者の和田秀樹さんは脳・精神科医師の立場から、また偏差値最難関と言われる灘高と東大医学部出身ということからか受験指南書など、ベストセラー作家としてテレビ・コメンテーターやメディアでも引っ張りだこで良く知られた方です。
 ‥‥というか、良く見る方でした。そう言われればこの本のプロローグに書かれていたように、最近めっきり顔を見る機会が減っていたように想われます。これ以前に出版したテレビ批判の第1弾の『テレビの大罪』により、出版社自体にまで圧力が掛かったように感じているようです。
 内容は先ず、アルコールやパチンコまたインターネット・ゲームなどに潜む、依存症への危険性とそこからの脱却を困難とさせるコマーシャルへの無規制の現状が、海外先進国やWHOなどの国際機関のガイドライン無視という異常性とともに挙げられています。そしてコマーシャルの発注元である酒造飲料業界やギャンブル業界また通信ネット業界の経済的依存と支配構造を指摘していきます。
 テレビ批判は次第にその範囲も広がり、国民の共有財産である電波をほとんタダ同然の利用料で使いながら、民間企業の2~3倍の平均年収を自らは貪る中で、公務員の給料の高さを民衆の立場(?)から批判する自己欺瞞や、政治などで国民の意識を誘導・操作していく興味深いテレビの実態と、国家そして国民に及ぼす負の影響にまで及んでいきます。テレビ自身の問題を批判するテレビは無いというのが根本原因でしょうか。
 そこまで批判の内容が及ぶとすれば、デフレ脱却を掲げる経済評論家の三橋貴明さんや苫米地英人さんなどの、マスコミ・メディア関連(テレビだけでなく新聞の独善も追求)の本を合わせて読まれることもお薦めします。

 テレビに破壊される脳
 和田秀樹
 徳間書店

 テレビの大罪 (新潮新書)
 和田秀樹
 新潮社

 マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア~
 三橋貴明
 扶桑社

 メディアの大罪
 三橋貴明
 PHP研究所

 「テレビ政治」の内幕
 三橋貴明、八木秀次
 PHP研究所

 テレビは見てはいけない (PHP新書)
 苫米地英人
 PHP研究所

 電通 洗脳広告代理店
 苫米地英人
 サイゾー

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

グローバル資本主義と国民経済

2012-07-01 00:01:24 | Weblog

 経済や情報などが地球規模的に緊密にネットワーク化されてきた今日、それを背景として国を超えて飽くなき利益を求め跋扈するグローバル資本主義により、多くの国と国民の安全や生活が脅威を受けています。
 この本は隣国である韓国の国民経済の過酷な現状を詳しく分析する中で、長くデフレが続く日本の置かれた閉塞状況の克服や本来の進むべき方向を、各種の経済指標などを駆使してリアルに解りやすく示唆しています。
 アジア通貨危機以降IMFによるグローバリズム資本主義的な経済・制度改革が強制されたことで、いかに韓国経済そして何より国民の利益が外国資本に植民地的な搾取を受けているかに始まり、続いて今春の米韓FTAの締結により幅広い分野においてもその搾取構造が促進されると予想されています。韓国そして韓国国民が2度殺されようとしていると強い言葉で書かれています。
 翻って日本の民主党野田政権によって進められようとしたTPPの脅威が、もし実現していたら米韓FTAと同様に起こりうるであろう姿が、これからの韓国の悲惨な状況で実際に見られるだろうと指摘しています。
 とにかくこの1冊は韓国の経済状況を反面教師として冷徹な目で観察しながら、日本の置かれた状況理解と進むべき正しい方向を指し示しており、著者のブログサイトと共に強く一読をお薦めします。

※ ネットを中心に日本のマクロ経済全般に発信力を高めてきた著者の、出版デビュー作も中小企業診断士の分析手法で予測した韓国経済ウォッチャーとしてのものでした。以降あれよあれよと言う間にデフレ脱却を説くベストセラー作家に上り詰めました。

 グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本
 三橋貴明
 徳間書店

 韓国人がタブーにする韓国経済の真実
 三橋貴明
 PHP研究所

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

再び洗濯機を貰いました

2012-06-29 00:01:49 | Weblog

 ちょうど2年前に洗濯機が壊れたことや後継機を電気屋で物色していることをブログで書きましたが、その後も残っていた一回漱ぎ機能だけで何とか騙しだまし使ってきました。しかしそれも今春まったく動かない状態になってしまい、この頃は洗濯物を入れた大きな袋を担いで近くのコインランドリーを利用していました。
 週に何度かコインランドリーに持って行くのは面倒でも、新しい洗濯機を買うよりも安くついて良いかなと想っていたところ、昨日知人から電話が入り中古の洗濯機が見つかったので貰えることになりました。しかも数度しか使っていないということで殆ど新品のようでした。
 早速に車で運んできて頂き一緒に設置をしましたが、次には壊れた洗濯機を処分しなければなりません。家電リサイクル法が施行されて以来大型家電を買うのは初めてだったので、処分法が良く分からずに「明日マンションの管理人さんに聞いてみます」と、取りあえずゴミ置き場の前隅(写真)に持って行き置かせて貰いました。
 そして、今朝は普通ゴミを出す日だったのでゴミ置き場に行ってみると、昨日そこに運んで置いたはずの壊れた洗濯機は無くなっていました。道に面した場所だったので廃品業者が夜中にでも回収していったのでしょうか。連絡する面倒も無く処分費も掛からず朝からラッキー気分になりました!
 それにしても今回の洗濯機もそうですが、現在使っている冷蔵庫も電子レンジも立派なソファなど、多くの家具・家電が殆ど新品の貰い物で済ませられているのは有り難いことです。

カーテンのWEB通販

2012-06-27 00:01:51 | Weblog

 デザイン事務所兼用にしている僕の今の住まいでは、オフィシャルのイメージもあってブラインドを使用しているのですが、本当は太陽の光を和らげ微風になびくカーテンを付けたいと想っています。
 先日、「作詞・作曲セミナー in 大阪」で知り合った音楽仲間のKANATAさんの会社が、WEBサイトの運営管理をされているという「カーテンくれないダイレクト」を紹介してくれました。
 カーテンと一口に言っても、遮光やこの季節には最大となるらしい紫外線、そして防音・防災また最近のテーマである節電ができるタイプなど、色柄・デザインだけでなく最近は高機能的なカーテンが揃っているようです。想像以上に多様なアイテムがあるので、ページを捲ってどんなカーテンにしようかと考えるだけでも楽しいものです。
 デザインスタイルやカラーコーディネイトなどインテリアに関する豆知識も得られて、お店で相談する以上に正確なセレクトも手軽にできそうです。家具の販売サイトなどにも興味を広げてネットサーフィンするだけでも、近頃は充実したサイトが多いので簡単にインテリア通になれそうです。

※ WEBサイトの右メニューの下欄に「くれないカーテン文庫」という、カーテンにまつわるショート・ストーリーが掲載されています。何気ない日常の機微を軽妙な構成と文章で切り取って魅せてくれる5つの小さな物語の作者は、『赤いカクテル』という僕のオリジナル曲に詞を提供してくれた弘せりえさんです。

せせらぎの城下町「秋月」

2012-06-24 00:01:11 | Weblog

 NHK大阪の土曜日朝のニュースで長く続いているコーナー「西日本の旅」(大阪から沖縄まで放映)を見ていたら、「せせらぎの城下町」というタイトルで福岡の秋月が紹介されていました。
 秋月と言えばこのブログでも何度か書かせて頂いていますが、千里山から昨秋に引っ越していかれた家具&雑貨セレクトショップ「C.D.F」さんが再びお店を開かれている名勝地です。
 番組冒頭では秋月の俯瞰が映されましたが、周囲が山に囲まれこじんまりとした里山のような魅力のある風景でした。「せせらぎの城下町」というタイトル通りに街並み全体に張り巡らされた水路が流れ、それを池や滝として庭に取り込んだ家に落ち着いた城下町の佇まいが感じられます。地下水の利用も歴史があり「水で潤う町」です。
 筑前小京都とも称され白壁の蔵や屋敷などが残る古い街並みの中で、自然の草木染めで帯が織られている工房が紹介され、茜や栗など自然の染料を組み合わせた無限の色に染められた糸と織物が美しいものでした。
 最後に蛍が舞う田舎育ちの僕などには懐かしい光景が映されていましたが、こういった素晴らしい場所で新たに再開された「C.D.F」さんを羨ましい気持ちで想い出しました。

※ こちらは担当されたフリーアナウンサー米谷奈津子さんの「yonekoの気分爽快!blog」です。

外国為替の本

2012-06-23 00:01:55 | Weblog

 著者は外資系銀行などでディーリングに従事した経験から、世界と日本の為替や株式などの動きに独自の知見を持ち、政府系の経済委員会などでもレクチャーに招かれている女性です。
 女子中学生の頃には変動相場制における1ドル=何円ということで、その数字が減っていくと円が高くなり増えると円安になるということに、頭が混乱して理解することが難しく経済は自分には無縁のものという感じがしたと書かれています。僕ら誰にも経験があるこういうレベルだった人が、複雑な世界金融システムに仕掛けられた米国の罠を焙り出してくるのだから面白いものです。
 東日本大震災後にも続く円高の流れの不思議な動きの理由や、円高差益による輸出産業のデメリットを避ける名目でなされてきた、政府・日銀による円売り/ドル買い介入の裏に隠された真実など、為替戦略を持たないとされる日本の国民がこれから取らなければならない道筋が示されています。喧伝されてきた円高のデメリットは実態に即していることなのだろうかという疑問も提示してくれます。
 円高是正という名目で介入してきた結果積み上げられた外貨準備が、著しいドルの減価により繰り返し借金棒引きのようにされてしまっていることが、これまで国民の目に覆われて見えなくされてきたことを暴露した上で、これから再度そして最後の恣意的なバブル醸成と崩壊を予測して、その罠に日本や国民の豊かな資産が掠め盗られてしまうことが無いようにと注意喚起しています。
 またその資産を大震災復興や新技術開発など内需拡大に向けることで、来る厳しい世界恐慌を力を合わせて乗り切っていこうと呼び掛けています。もちろんデフレ下の増税の妥当性も否定されています。

 最後のバブルがやってくる それでも日本が生き残る理由 世界恐慌への序章
 岩本沙弓
 集英社

 為替占領 もうひとつの8.15 変動相場制に仕掛らけれたシステム
 岩本沙弓
 ヒカルランド

 新・マネー敗戦―ドル暴落後の日本 (文春新書)
 岩本沙弓
 文藝春秋

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

宅配ミルク

2012-06-21 00:01:32 | Weblog

 インターホンが鳴ったのでドアを開けると、「明治ミルク宅配」の勧誘キャンペーンで試供品を配っているということでした。以前にも飲ませて貰ったことがあり、結局注文しないで気の毒なのでお断りしましたが、それは別に構わないので飲んでみて下さいということで今回も有り難く頂きました。
 袋にはカルシウム&鉄分強化牛乳が1本と小瓶のタイプが3種類(LG21、セサミン、クロレラ)入っていましたので、早速直ぐにその内の乳酸菌入りLG21を飲みました。量的にもちょうど良い頃合いでお腹の調子が良くなりそうな気がしてきます。そして今朝はセサミン入りのタイプを飲みましたが、青魚の注目成分DHAやEPAも配合されているようで、良くテレビで宣伝を見るサントリーのセサミンEプラスのことを想い出しました。乳製品もサプリ感覚(高機能飲料)になってきているということでしょうか。
 ウェブサイトを見てみるとグルコサミンやコラーゲンなど、小瓶のタイプがその他にも色々とラインナップされているようです。1種類を頼んで毎日飲むというよりも、何種かの組み合わせで1日1本注文できるようなシステムもあれば面白いのではないでしょうか。リーズナブルに少しずつ気になる成分を補充していけるのは魅力的です。在庫・販売管理が面倒かも知れませんが、そこがクリアできれば「宅配らしさ」として検討されても良いのではないでしょうか。

行水

2012-06-20 00:01:49 | Weblog

 昨秋の11月末まで水風呂(シャワー)を続けましたが、今年も実は6月に入ってからそうしています。流石に12月頃になると水が冷たくて我慢することができず中断しましたが、また春を過ぎた辺りからその感覚が戻ってきて始めたくなりました。
 僕が子供の頃には夏場は行水を良くしていました。実家のお風呂はまだ五右衛門風呂でしたが、沸かすのは主に子供の仕事でかなり大変でした。夏になると直径1m程もある金盥に井戸水を張って行水できるのと、お風呂を沸かすノルマから開放されるのとで嬉しかった想い出があります。井戸水は冷たいのでお昼頃から金盥に水を張っていると、夕方には太陽熱で水で調整が必要なほど熱くなりました‥‥ということなので行水は水風呂とは違っていたのですが。
 当時も行水の後にはサッパリしましたが、現在の行水シャワーを浴びた後もポカポカとして心地良さは同じです。一旦体温が身体の内部に引っ込んだ後で、どっと熱が表側に出てくるフワッとした感じが少しあります。それが何とも気持ちがゆったりする理由かも知れません。

※ 行水のイラストは「バルおばさん、レトロ絵日記」から拝借しています。

デフレ経済・政治小説

2012-06-11 00:01:12 | Weblog

 世界で公開されている経済の数値データに基づき、日本のデフレ・スパイラルの原因を多面的に分析し、圧倒的な著書出版数によってその混沌からの脱却と、日本経済の新たな成長への道筋を提言して大活躍の三橋貴明さんが書かれた経済・政治小説です。
 金融危機の渦中にある欧米でも最近ようやく大きな潮流となってきつつありますが、緊縮財政や増税といった一連のいわゆるデフレ促進政策を、20年も続くこのデフレ状勢下に公約違反を押してまで、また財務省のシナリオに乗って無責任に断行しようとしている、民主党政府や同じ穴の野党に反対するより大きな国民の声として、確りとデフレ脱却への“ジャパン・コンセンサス”を作っていこうとしています。
 80年ほど以前の大正バブル崩壊から昭和デフレ不況(そして世界恐慌)の時代が、現代の日本や世界経済の状況に酷似していることは様々なメディアでも言われているところです。後に太平洋戦争へと突き進んでいくことになる激動の時代のただ中で、古くは日露戦争の戦費調達のための公債募集で功を為し、そして内閣総理大臣また幾度も大蔵大臣として経済的に日本の窮地を“懸命に”救ってきた高橋是清にスポットを当て、ひょんな事から総理大臣に祭り上げられたヒロインが、タイムスリップによりその薫陶を受けてデフレ政策を断行し現代の日本を救うという物語です。
 小説の中でも数値データやグラフが使われているので、馴染みの少ないマクロ経済に関する内容なども分かりやすくなっています。以前に石ノ森章太郎さんが流行らせた経済マンガと同じように、小説の形を借りた親しみやすい経済評論ということなのですが、登場人物のキャラクターも面白く設定されてモデルを想像しながら読んでいくと結構楽しめました。

 コレキヨの恋文
 三橋貴明
 小学館

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

職人クリエイター

2012-06-10 00:01:46 | Weblog

 最近、様々な手作りのモノづくりを通じて創作活動をしている「職人クリエイター」に注目が集まっているようです。
 今朝も土曜日午前放送の「夢のカタチ」で「女性日傘職人」の小野内香織さんが紹介されていました。依頼者からの想い出が詰まった生地を使用し、世界に一本のオリジナル日傘を手作りしています。日本では年間1億3000万本の傘が販売されていると聞きましたが、落とし物として届けられているものでも傘は一番多いものです。傘の製造卸しの「小野内商店」4代目となる家系に育った彼女は、愛され大切にして貰える傘を作りたいとこの日傘のオーダーメイドを始めたと言います。
 手製靴屋「COCO」を営む女性靴作家の望月智恵さんも、オーダーメイドに拘り一人一人の好みや想いを受け取りながら、依頼者の足にピッタリ合った靴を手作りし感動を与えていました。値段も手間を考えると意外に安い感じがしました。
 また「ohminami yukari」の帽子デザイナーの大南友香理さんも、個性的で素敵な帽子を依頼者を喜ばせていました。
 たまたま女性ばかりになりましたがとても輝いて魅力的な生き方に想えました。これからも多様な分野でこのような「職人クリエイター」と呼ばれる人達の活躍が見られるようになるのでしょうか。