『14』…日めくりな想い。

2010年4月13日開設。
四季の移ろいに任せ想いの儘を綴って参ります。

ワインのスクリューキャップ。如何ですか?私はOK!ですが…。

2013-03-14 21:15:55 | 気になって検索した
うちの女房が友人にワインを送りたいと言うので『JA塩尻「ナイアガラ」「コンコード」』の赤・ロゼ・白のセットを買ってきました。
『信州桔梗ヶ原産ぶどうを100%使用したちょっと贅沢なワイン』で『製造本数が少ないことからもお酒好きにはちょっと噂のワイン』です。

なのに女房曰く「スクリューキャップだから安っぽいしプレゼントにはちょっと…」。

憤然と私は早速ネット検索。
下記のようなご意見を見つけました。

ワインのスクリューキャップは
1.コルク臭によるワインの劣化がない
2.散発的酸化の恐れがない
3.ワインの香り風味を安定して保てる
4.ワインの風味を失うことがない
5.白ワインの熟成を促す
6.赤ワインの熟成を促す
7.酸素流入は熟成に必ずしも必要ではない
8.長期密閉に信頼性がある
9.垂直保管が可能である
10.コルクと比べて外気温変化に柔軟性がある
11.保管場所の湿度に影響を受けない
12.セラー内の臭気の影響を受けない
13.セラー内の虫害を受けにくい
14.長期保存中ボトルの再栓が不要である
15.長期保管ができる
16.道具を使用しなくても開栓が簡単である
17.飲み残したワインも簡単に再封し保管できる
18.将来的にみると経済的なワインの栓となる
19.リサイクル可能である
20.ロマンチックでもある

でも下記のような記事もありました。

『世界動物保護基金(WWF)は、スクリューキャップの人気が続くと
今後10年以内に地中海地域のコルク林の3/4が失われると試算した。
コルクは樫の皮から取られるがその部分は9年ごとに再生される。
コルクで生計を立てられなくなった人々は樫をもともとその地に生息していなかった
ユーカリに植え替えるのではないかと心配されている。
またこのままではコルク業に携わる10万人が仕事を失う可能性がある。
これまでコルク利用のために森林一体は何百年にもわたって維持・管理されてきた。
コルクは再生利用でき堆肥にもなるのに比べてアルミ製のスクリューキャップは
生産から廃棄までの間にコルクの24倍のCO2を排出することも指摘されている。 』

うむーぅ。消費者にとっては…スクリューキャップ…ですね。


『昔は牛乳といえば瓶入りで紙キャップが当たり前だった。
日本酒や醤油は一升瓶に王冠。その前は木樽で流通したものだ。
あなたはそういった食品の「昔ながらの旨さ」を追求して昔の容器に戻るだろうか?』

私はこの意見に賛同したいです。コルク関連の方々ごめんなさい。