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キングオブファイア(アリストクラート、4号機)

2013-02-15 15:38:19 | パチスロ4号機

2001年(平成13年)にアリストクラートから登場した4号機「キングオブファイア」

 

★ボーナス確率

     設定1    設定2   設定3   設定4  設定5   設定6

BIG   1/336   1/312  1/297  1/287  1/273  1/238

REG  1/873   1/851   1/819  1/728  1/655  1/478

 

アリストクラートの新規参入機「トリプルシューター2」に続く4号機第2弾。パチンコメーカーの「三洋」が販売を担当した事でも話題となった。

 

自分の知る限り、本機の設置はそれ程多くなかったが、東京・有楽町「UNO」や、新宿東口・スタジオアルタ裏「G-7」(旧「モナコ」)で打った記憶アリ。

 

3種類のビッグ絵柄(赤7、青7、黒7)を採用。同時に、各7が頭に付いた3種類の10枚役「7・王冠・王冠」(ビッグ中は15枚)が、ゲーム性の幅を広げていた。

リール停止時の消灯、多彩なバックライトフラッシュ、そしてリール右のドットアクションと、演出面も充実していた。通常時のハサミ打ち、中押し、逆押しも楽しく、マニア受けするゲーム性に仕上がっていた。

リール配列や制御はサミーの「ディスクアップ」と共通で、両者は「兄弟機」の関係。3種類の7絵柄がある点や、ハイパー&ノーマルの「ツインビッグボーナス(ツインBB)」を採用した点も同じだ。

但し、本機にはディスクアップのようなAR(アシストリプレイ)機能はない。その分、両ボーナス確率はDUよりも高い(特に、レギュラー確率は大差あり)。

通常時、リール左の10枚役ナビが発生する事があり、ナビハズレでボーナスを察知する事もある。また、10枚役ナビとドットの組合せで、成立役を示唆(「ナビ+ドットに卵」⇒10枚、チェリー、リプレイ、スイカ、ボーナス/「ナビ+キャラ出現」⇒チェリー、スイカ、ボーナス)。

ディスクアップ同様に、多彩なリーチ目も特徴で(両者は、基本的にリーチ目も共通)、どの7の付近にもアツい目が存在した(左「スイカ・リプ・スイカ」の小役ハズレ目、左「王冠・王冠・青7」のハズレ目、「リプ・王冠・王冠」からの2確目など)。

また、リールのスベリやドット演出次第で、鉄板目に昇格するケースもある(順押し2確、ハサミ2確、中押し1確など多彩)。特に、スイカは必ずドット演出か消灯演出を伴う為(変則押し時を除く)、演出なしの「スイカorボーナス目」は順押しなら鉄板となる。

 

※ドット演出…レバーオン~第3停止までに登場するキャラ(卵やモンスター)は、主に「小役対応キャラ」で、対応役がハズれると熱い。ドルバコ、デメリッチ、ゲキアツなどの「ユルキャラ」がおり、それぞれ「幼生」「成体」の2種類が存在。キャラが幼生から成体に変化すれば、ボーナス期待度もアップ。卵には、ノーマルとひび割れの2種類が存在。

なお、各キャラと対応役の関係は、以下の通り。

・幼ドルバコ…リプレイ・チェリー、スイカ  ・幼デメリッチ…リプレイ・チェリースイカ

・幼ゲキアツ…リプレイ・スイカ  

・成ドルバコ…チェリー・スイカ  ・成デメリッチ…リプレイ・チェリー・スイカ(期待度高)

・成ゲキアツ…両ボーナス(確定)  

※小役非対応の「コクチメタル」は、リール停止時に「幼」から「成」に変われば、ボーナス確定となる。

 

本機では、7が揃った後に、右のドット画面で「ハイパーorノーマル」を決めるルーレット抽選が発生(cf⇒ディスクアップでは、ビッグ終了後にドットでAR抽選演出が発生)。

ドットに7が止まればハイパー、チェリーならノーマルとなる。ハイパーとノーマルの振分け率は6:4で、ややハイパーに偏っていた。また、ドットの停止パターンも複数あり、ハイパー期待度が変化(チェリーが3連、卵とチェリーの2択など)。

(ハイパービッグ)

 

(ノーマルビッグ)

 

ノーマルビッグ時は、3択の15枚役()のナビが発生しない。正解は己の「勘」に頼るしかなく、獲得枚数も少なめ。

一方、ハイパービッグを引けば、15枚成立時は必ずナビが出る為、ナビ通りに打てば取りこぼしはない。6:4でハイパーを引き易いが、理不尽なノーマル連発で苦労する事も。

 

但し、ノーマルビッグでも、中リールに特定箇所を狙う事で、強制的に15枚ナビを発生させることが可能。手順には、上級者用、中級者以下用の二つがあり、目押しレベルによって使い分ける事が出来た。

☆ビタ押し手順(上級者向け)…15枚成立時、中押しで2連王冠の下にある青7を枠下ビタで狙う(「リプ・王冠・王冠」を枠内ビタ)。成功すると、15枚の3択が必ず2択ナビになる(2色のアシストランプが点滅)。さらに、成功時の約1/16で、ナビが1択に昇格。ビタに失敗しても、普通どおり3択を当てればOK。

「中押し青7枠下ビタ」が決まると、効果音+消灯で中リールに「リプ・王冠・王冠」がビタッと停止。左のアシストランプが、3択から2択(or1択)に変わる。後は、ナビされたどちらかの7を左上段に狙えば、1/2で15枚役ゲット。ディスクアップにも、ノーマルビッグ時の中リールビタ(「リプ・星・星」狙い)で、ナビを2択にする有名な手順があった。

 

☆簡単手順(中級者以下向け)…15枚成立時、中押しで赤7を枠内に狙う(3コマの余裕アリ)。成功すれば、50%の確率でアシストランプが3択から2択に変化。ビタが苦手な人は、この手順を使った方が確実に枚数アップする。

成功時は、中リールに「リプ・王冠・スイカ」がスベッて停止。15枚ナビのアシストランプが2択になる。但し、ナビ発生率は成功時の1/2なので、2択にならない事も多い。ビタ手順と同様、目押しに失敗しても通常の3択に正解すればOK。ディスクアップには、このような初心者向けの「お手軽アシスト機能」はなかった。

 

★リプレイハズシ…リプレイ中段受けなら、左リール枠内に黒7狙い(「リプ・チェリー・リプ」も狙い易い)、簡単にハズせる(余裕は7コマ)。一方、下段受けはビタハズシが必要だが、赤7、青7、黒7の何れを狙ってもハズす事が可能(赤⇒下段ビタ、青⇒上段ビタ、黒⇒中段ビタ)。ディスクアップ同様、停止形によっては「準備目」を作り、次ゲームでの「カラ回し」ハズシが可能。

★ビッグ中の救済措置…1回目の小役ゲーム中、純増枚数がマイナスになると15枚役をナビするお助け機能を搭載。

 

 

★★追記★★

スカパーのCS番組「すろ道」についてコメントがありましたので、関連情報を。

記事中の画像は「すろ道」ではありませんが(「すろ道」では、中段青7揃いのショットは出て来ませんので…)、2001年にBOSSとふみの両名が「すろ道」で北海道に遠征した際、中川郡の「テミス札内」にて、ふみさんが本機を打ちました(設定5で5000枚オーバーの大勝ち。BOSSも獣王で3万の勝ち)。

(2001年当時、「テミス札内」パチスロ設置機種一覧)

キングオブファイア、獣王、キャッツアイ、玉緒でポン、大江戸桜吹雪、ハナビ、サンダーV、ドンちゃん2、デカドンちゃん2、サーフトリップ、キュロゴス、ピカ吾郎、スーパーピカゴロウR、ファウスト、マネーゲーム、ビンゴ、ブラックジャック777(等価交換)



3 コメント

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Unknown (kaijhdr)
2013-02-15 18:36:21
これ、すろ道でふみさんが打ってた画像でしょうか
良い番組でした
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懐かしいっ (たろへい)
2013-02-15 19:29:42
マイナーなお陰で敵が少なかった。
血みどろ!?演出(ハズレorボーナス)の時だけ遊びで7王冠王冠狙ったな~。

またマイナーな機種を思い出させて下さい(^^)
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Unknown (Unknown)
2016-07-14 10:49:24
たろへいさんのおっしゃる通り設置自体が少なかったのでライバルも少なかったし勝ちやすかった。
何故か全く目押しができないオッさんとかが打ってて自分が代わりにハイパーBIG消化してあげたりしてたので多分設定もそれなりに使われてたんだと思う。
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