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コンチネンタル2(ユニバーサル・3-2号機)

2011-11-18 12:48:44 | パチスロ3号機

1992年(平成4年)にユニバーサルから登場した3-2号機「コンチネンタル2」。

 

 

・「青・青・青」赤・赤・赤」の同色7揃い…ビッグボーナス。

・「青・青赤」赤・赤」「赤・赤青」青・青」の7揃い…レギュラーボーナス。

・「青青」「赤赤」の7揃い…シングルボーナス。

 

青7と赤7の組合せは、ドリームセブンJr(高砂・3-2号機、1991年)でも採用されたが、「全ての7の組合せがボーナス」というのが、コンチ2の独創的な点である。ユニバーサル社は当時からラスベガス向けなどのカジノ機も多く作っていたが、「異色7の組合せによるボーナス」という概念も、こうしたカジノ機からヒントを得たものと思われる。同様にカジノ機参入していた高砂も、発想は同じであろう。

(青7揃い=ビッグボーナス)

 

 

       BIG   REG     SIN      合算

設定1  1/410 1/390 1/455  1/138.87

設定2  1/328 1/273 1/372  1/106.38

設定3  1/264 1/215 1/372  1/89.87

設定4  1/234 1/204 1/372  1/84.29

設定5  1/228 1/160 1/234  1/67.07

設定6  1/228 1/138 1/146  1/54.11

 

設定6の合算確率は1/54.11と高い。2000円もつぎ込めば、一度はリーチ目が出現する数字だ。

但し、シングルボーナスの純増枚数は26枚。シングルの集中役も存在せず、ほぼ小役扱いである。

もちろん、リーチ目やスベリの絡みで、ゲーム性を幅広くする意味では重要な存在だった。

 

 

先行導入された人気機種「コンチネンタル1」(瑞穂・3-1号機)のリーチ目を基本的には踏襲。但し、小役のスベリテンパイ制御などにおいて、コンチ1との違いがあった。私は、基本的にコンチ1と同じ「左上段青7狙い」から、ボーナス絵柄のスベリテンパイでフラグ察知をしていたが、フラグ成立後は様々な個所を狙って、BIG・REG・SINの判別などを堪能していた。

以下、幾つかの代表的なリーチ目を振り返る。

 

お馴染み、中段単チェリーは問答無用の一確目。中リールのスベリによってボーナスフラグの判別が可能だ。

A.中リール上段に赤7が滑って来ればBIG or REG。

B.中リール上段に青7が滑って来ればREG or SIN。

C.中リール中段に赤7が滑って来ればSIN確定。

D.中リール中段に青7が滑って来ればBIG or REG。

※BIG時は「同色の7」、SIN時は「異色の7」を最小限のスベリで引き込もうとする。REG時はどちらの7も引き込むが、両7でのテンパイが可能なケースでは、Dのように同色テンパイを優先させる。

 

リンゴ揃いはチェリーとの複合ならB/R/S確定目。形によってはビッグ確定目になる事も。

一方、チェリーなしの単独リンゴ(左上段オレンジからのリンゴ)は、ガセも多いが、シングル成立中に出る事もある。この「オレンジ・青7・リンゴ」からのリーチ目は、初代コンチを打った人間には、違和感タップリだった。左「オレンジ・赤7・オレンジ」からの青7スベリテンパイも、コンチ2独特のSIN確定目。

 

コチラの中段リンゴ揃いは、B/R/S鉄板目。

 

左上段チェリー時は、中リールの中段にチェリーが無ければリーチ目となる。中リールに赤7を引き込んだ場合は、スベリがあればREG・SINが確定する。一方、中リールで青7がスベリを伴いテンパイすれば、BIGorREG。

 

下段チェリー時も、中リール中段にチェリーが無ければチャンスだが、鉄板ではない。但し、赤7が滑ってテンパイすれば、BIG/REGの鉄板リーチ目となる。

両7に挟まれたオレンジ揃いは、コンチ1とは違い、たとえスベリを伴って揃ってもガセがあった。

 

オレンジとチェリーの複合も、コンチ1ではスベリが絡めばリーチ目だが、コンチ2ではガセりまくる。

 

左リール下段に赤7が出た場合、つなぎ目の赤7ならばオレンジorボーナスとなる。もちろん、中リール中段に7が滑って来ればボーナス確定。

 

 

貯金Ver、ダイナマイトVer、上乗せVer(5連モノが有名)、バケ連Verなど多くの裏モノが存在した。ただ、リール制御を楽しむという意味では、ノーマルを長時間打つのが一番面白かったと思う。一時期、「青パネルのコンチ2は爆発する」という噂が各ホールで流れた事があり、もちろん爆裂裏モノも存在したが、ノーマルも多かった。色違いのパネルに怪しさを感じるのは、当時の連チャンブームからすれば仕方がない事かもしれない。

 

 

当時、都内近郊のゲーセンや温泉街のホテルなどでは、コンチネンタル2の絵柄を採用したゲーセン用のスロットマシンが設置されていた。「ヴィーナス」(VENUS)というアミューズメントマシンで、絵柄は基本的にコンチ2なのだが、色や配列が異なっていた。赤7の他に「金色の7」が存在し、金7が3つ揃うと1000枚の大量払い出しが得られる。リーチ目は各ラインに「7・7・ブドウ」が一直線に並んだ形が基本となる。

3号機をベースにしたアミューズメント機には、ミスターマジック(サミー)がベースの「ミスターボーナス」なども存在した。



1 コメント

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古い記事に失礼 (たろへい)
2013-10-19 18:11:32
数値は覚えてないですが、ノーマルの機械割は鬼の様に低かったと記憶してますU+1F44E

コンチの記事を一通り見ましたが、フラグ成立後のチェリー抜きに触れてなさそうですよU+270B
ま、このネタで大儲けした話は聞いた事ないですがねU+1F605
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