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まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

意外なロケ地(パチプロ浪花梁山泊)

2012-05-11 02:35:24 | 懐かしのパチンコ・パチスロ映画

GW連休中に録画しておいたVシネマ『パチプロ浪花梁山泊』シリーズを視聴。

 

 

最近、この手のパチンコVシネマは、CSでも取り上げられる機会が少なかったが…

ファ〇リー劇場、GJ!

内容的には全然「ファミリー」じゃない…と思ったが、良く考えれば、浪花梁山泊もリーダーKを中心とする一つの「ファミリー」であった。劇画やVシネでは「流 宗次郎」だったな。

賛否両論ある攻略軍団だったが、個人的には今でも彼らの「ファン」である。

もちろん、梁山泊の名前を使って悪徳攻略法を売りつけたり、株のインサイダー取引で暴利を貪っていた、同名のインチキ攻略会社は論外だ。

私が好きなのは、90年代半ばに、西陣「春一番」や藤商事「アレンジマン」などの攻略法で、全国各地でドル箱を積み上げていた「本家・梁山泊」の方である。

たった一日で140万発も抜いたり、各地で店と揉め事を起こしたりと、多少荒っぽいところも見られたが、自らの腕で台を攻略して稼ぐスタイルは、一般ファンとして憧れる部分も多かった。

当時、彼らがTV情報番組でヒロイックに取り上げられた事も、かなり影響している。

 

で、彼らの活躍ぶりを渡辺裕之主演で実写化したVシネマが、CSで一気に6シリーズもオンエアされた。

第1作が制作されたのが1996年であるから、もう15年以上前の古いシリーズである。当時も、レンタルビデオ屋で借りて楽しんでいた。

あの頃は、パチ屋で実機を打つ以外にも、コンビニでパチンコ雑誌をまとめ買いしたり、ビデオ屋でパチンコ映画を片っ端から借りたりと、パチ絡みの情報に接する事自体が楽しかった。

 

今回、ネタバレは避けたいので、具体的な内容にはあまり触れない。

ただ、シリーズ第4作「浪花梁山泊4・全国制覇への幕開け」で、当時気付かなかった意外な事実があったので、若干触れておきたい。

(有名処では、石橋保、石塚英彦、小沢和義などが第1作よりレギュラー出演。)

 

爆裂アレパチ「アレンジマン」の攻略法を引っ提げて、関東に進出した梁山泊。各地で連チャンの嵐を巻き起こすが、本作のロケ地となったホールが、実に意外な場所だったのだ。

本作では、ロケ地のクレジットが全く出ていない。しかし、撮影が行われた二つのホールには、いずれも大きな特徴があった。

まず、梁山泊メンバーが、宴会コンパニオン達とホールに同行するシーン。メンバーからレクチャーを受けた彼女達が、春一番でドル箱をガンガン積み上げる。この場面のロケ地は、東京・代々木のパチンコ店「平和会館」(閉店)である。日テレ系ドラマ「グッドラック」(松本明子主演)の舞台「飛鳥球殿」も、このホールがロケ地だった。

(代々木駅東口・パチンコ「平和会館」跡地…現在は居酒屋が営業。)

 

それから、梁山泊メンバーが敵対グループの挑戦を受けて、アレンジマンの出玉対決を繰り広げるメインのシーン。このロケ地は、S県H市のパチンコ店「マリオン」(閉店)である。諸事情により、具体的な所在地は明かせないが、この店はかつて、斉木しげる主演のVシネマ「田山幸憲のパチプロ日記」のロケ地にもなった。

(S県H市「マリオン」…すでに閉店、現在はビルになっている。)