昨日、日蓮宗新聞社の方が千葉さな子さんの取材にみえました。
8月1日付けの日蓮宗新聞の幕末特集に掲載する記事の取材です。
幕末と言えば、今年話題の坂本龍馬さん、その関係で日蓮宗寺院にお墓がある千葉さな子さんのことを掲載したいのだそうです。
坂本龍馬さんの別名(本名?)は直柔(なおなり)、代々坂本家では直という字がつくのだそうです。
直柔という字を見て日蓮宗関係の人間が真っ先に思い浮かべるのは法華経の如来寿量品第十六の中の「質直意柔軟」、譬喩品第三のなかの「質直柔軟」の文字。
坂本家はもしかして法華経の信者さん?それで子供の名前に直柔と付けたのかと想像してしまいます。
その質問を新聞社の方にぶつけてみると、そちらでも調べてみたそうですが、特にそのような関係はなさそうだとのこと。
今回の記事は幕末に活躍した方を信仰的な側面ではなく、読み物として取り上げたいのだそうです。
一通り説明した後、余談として最近感じていることをお話ししました。
千葉さな子さんは親兄弟とも離れて別のお墓に埋葬されているのはかわいそう、なぜ一緒のお墓に埋葬されないのか、という疑問を持たれている方のお話を聞いたことがあります。
このような感想を持たれる方が案外多いのに気がつきました。
千葉さな子さんが有名な方なので気になるのでしょうが、それぞれのお宅、親族の中にも結婚せず独身で亡くなった方、あるいは子供がいないご夫婦、離婚をして家族とも疎遠になった方など、さな子さんと同じような境遇の方が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
自分の親や祖父母と同様にちゃんとご供養して差し上げている方も多いことと思いますが、その方の直系の子孫ではないからといって供養をせず、粗末に扱われていることはないでしょうか。
身近にそのような方がいらっしゃるなら、ぜひその方々のことにも目を向けていただきたい。
そんな話を記者さんにさせていただきました。
すると、そういう見かたもあるんですね、もしスペースがあれば、紙面に掲載させてただきますとの御返事をいただきました。
昔、マザーテレサのところに「ぜひあなたの元で、奉仕活動をさせてください」と訪ねてきた方がいたそうです。
それに対しマザーテレサは「それならば、あなたの隣の人にやさしくしてあげなさい。」と答えたそうです。
遠くのことはよく見えるけれど、身近なことには案外気がつかないものです。
あなたの周りにもあなたの助けを待っている人がいる、そのことに気づいていただきたいものです。
亡祖母に以前、何年か分からないけどいずれは私が引き取って、小さな墓石を建てて供養したい旨を話しました。
苗字や代々
亡祖母に以前、何年掛かるか分からないけど、いずれは私が引き取って、小さな墓石を建てて供養したい旨を話しました。
苗字や代々の宗旨とは違うかも知れないけど、何とか解決したいと思います。
大伯父様のご供養をされるとのこと。
大変素晴らしいことですね。
きっと大伯父様も他の御先祖様も喜んでいらっしゃることでしょう。
鶴田様のやさしい気持ちが周りの方々にも広がって、人にやさしい世界になると良いですね。