清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

傷んだブドウが情けない。

2010-09-05 23:04:30 | Weblog

先日、知人からブドウを送って頂きました。

ある山梨の農協からの直送です。

頂いた日にすでにブドウの房の切り口が茶色くなっていたので、ちょっと気になりましたがそのまま冷蔵庫へ。

翌日、食べようとして袋から出してみると、半分以上のブドウの粒がぼろぼろと落ちてしまいました。

あらためて茎を見てみると木から切り取った切り口だけでなく、ブドウの粒がついていた軸の部分も真っ茶色です。

これほど傷むには相当の日にちがかかるはずです。

 しかし、送られてきた箱の送付票を見ると着いた日の前日に発送されています。

あまりにもひどい状態なので、配送元の農協に問い合わせると、農家で朝取りしたものを、農協で箱詰めしてその日に送ったとのこと。

そんなばかな。

山梨はブドウの産地ですからブドウの鮮度ぐらいは分かります。

朝どりしたブドウを農家の方から直接頂いたこともありますが、ブドウの茎が茶色くなり始めるのは数日たってからですし、一週間ぐらい経ってもまだぼろぼろ粒が落ちることはありません。

なのに、農協の言う通りだとすれば、木から収穫して3日で粒が落ちてしまうことになります。

箱詰めする時に房の切り口を見れば、鮮度が悪いのは素人でもわかることです、ましてや農協の職員ならば分からないはずがありません。

うっかりとは思えない、かなり確信犯的なあまりにもお粗末な話です。

送り主からすれば、農協直送だからと信用して利用されたのでしょう。

その信用を裏切る行為です。

こんな商品が全国に配送されていたとすると、山梨県民としてとても残念です。

毎年、この時期になると県外の知人などあちこちにブドウを送っているのですが、もしかして自分が送ったブドウもこんな状態だったらと思うと気が気ではありません。

これは何かの間違いで全国には新鮮なブドウが送られていると信じたいものです。

ブドウと言えば山梨です。

その誇りは汚さないでほしいものです。

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