
「丈部(はせつかべ)の鳥」さんは天羽の郡(こおり)(現千葉県南西部)の上丁(兵士)で、こんな歌を詠みました。
道の辺の茨(うまら)の末(うれ)に延(は)ほ豆の
からまる君をはがれか行かむ(万葉集4352)
茨に絡む豆の蔓のようにまとわりついてくる君との別れ、心残りです。
「丈部(はせつかべ)の鳥」さんは天羽の郡(こおり)(現千葉県南西部)の上丁(兵士)で、こんな歌を詠みました。
道の辺の茨(うまら)の末(うれ)に延(は)ほ豆の
からまる君をはがれか行かむ(万葉集4352)
茨に絡む豆の蔓のようにまとわりついてくる君との別れ、心残りです。