増上寺控室の衝立に束帯をかければ、ほら、装束室礼のできあがり。
本日は、狩衣４+束帯１をわずか1時間のうちで着装。束帯はなんと12分で着付け終わりました。さすがです。
今回、束帯で動くにあたって、石帯のずり下がりを防ぐため、特別な紐を装着しています。韓国装束にも、同じように角帯の支え紐がありますね。抜群の安定性を発揮しました。命名「おかん紐」。
「声明と歌会の夕べ」明日に控え、増上寺で最終リハーサルが行われました。本格的な照明も入り、神々しい雰囲気が増します。
ラストシーンでは、「阿弥陀仏ととなふるたびにゆめさめて西へかたぶく月をこそ見れ」という歌を青柳が披講します。束帯で動くのはなかなか大変ですが、なんとか40分保ちました。帯剣はせず、裾（きょ）を石帯の上手にかけた姿です。
本日は、「印旛沼の竜神伝説」展の小反省会を行い、相互にいろいろな意見が出されました。きっと今後に生かせると思います。
実習は、四方箱の紐かけと、掛け軸の取り扱いを行いました。どちらも、美術館系では必須の技術です。