横浜、桜木町の駅を下りて山手の方に向かうと、「紅葉坂」という坂があります。名にし負はば、という感じですが、いまはもう、その名前に相応しいような紅葉は見られません。図書館の脇を右に折れていくと、「掃部山公園」があり、その隣が横浜能楽堂です。「掃部山」は、もと「鉄道山」といいましたが、桜田門外の変に斃れた井伊直弼の復権のため、旧彦根藩士がこの土地を買収して直弼の銅像を建てた場所です。その銅像はさまざまな受難に遭い、現在のものは昭和29年の再建にかかります。
続々と増尾先生の新刊が出ますね～。「アジア遊学１１４」（勉誠出版）は、昨年1月、ソウル韓国外国語大学校で行われたシンポジウム「東アジアの日本文学研究」に基づくもので、増尾先生は、韓国の民俗学の先駆け、孫晋泰（ソン・ジンテ）の比較説話研究と東アジア、というテーマでお書きです。
資料室に来客者カウンターが導入されました。
回りが少なくて淋しいです…のでカウンターくんが活躍できるよう、皆さんのご来室をお待ちしています。
もちろん展示も見ごたえアリ！です。