伝統文化★資料室

東京成徳大学・日本伝統文化学科の学生と教員が「伝統文化資料室」から、情報発信します!

房総の文化

2008-12-04 23:06:15 | 授業

 

本日は、「ドイツ兵士の見たNARASHINO」の題で、習志野市教育委員会主幹 星 昌幸さんのお話を伺いました。習志野俘虜収容所とそこでドイツ兵たちの暮らし、ソーセージやワイン造りなど、日本に与えた影響など、興味深いお話が一杯です。


王子神社

2008-12-04 08:38:07 | 青柳隆志先生

 

王子神社は、その名の通り、熊野大社の御子神、九十九王子の勧請社で、もと「若一王子宮」といいました。その後、豊島区の由来となった豊島氏が元享二年(1322)に再興し、「王子権現」となりました。脇に石神井川が流れていますが、このあたりを「音無川」というのは、熊野本宮大社の脇を流れる音無川にちなむものです。境内には「関神社」(毛塚)があり、かもじ・かつらの元祖としての蝉丸を祀って、全国の床山やかつらの業者の崇敬を集めています。

落語「王子の狐」はここが舞台で、その中に登場する名物の「扇屋の玉子焼き」の「扇屋」が現存します。ただし、数年前まであった割烹店の方は廃業して、居酒屋「白木屋」になってしまい、玉子焼きを売る小店だけが営業しています。


白樺派のカレー

2008-12-04 08:00:34 | 千葉のいまを知るプロジェクト

 

カレーによる町おこしは「よこすか海軍カレー」をはじめ、いろいろ試みられて来ましたが、失敗例も多いそうです。そのなかで、レトルトの発売や、横須賀のカレーフェスティバルへ招待されるなど、確実な実績を残しているのが、「白樺派のカレー」です。白樺派の重鎮、柳宗悦の妻、柳兼子が振る舞った味噌入りカレーがもとになっています。


第4回学習研究会

2008-12-04 07:50:23 | 千葉のいまを知るプロジェクト

 

12月3日、「千葉いま」の第4回学習研究会が実施されました。「白樺派のカレー普及会」の吉澤淳一さんにいらしていただきました。市民の方も多くいらして、学生、教員とともにお話を伺いました。今では我孫子の名物となり、お土産として人気を博している白樺派のカレーですが、市民の力で90年前のカレーを再現し、ここまで育てたご苦労を知ることができました。パワーポイントやニュース映像、多くの資料を使って、大変分かりやすく、興味深いお話でした。