例年のことながら、京都装束旅行でございます。今年はまず宇治から。新装成った鳳凰堂は思ったより落ち着いた色合いでしたが、鍍金の鳳凰はきらきらしく光っておりました。宇治川はダムの放流で大変な水量。もし今浮舟が飛び込んだらとても助からないという結論になりました。
日ごろお世話になっております八條忠基先生の装束稽古場「待賢殿」が4月よりオープンし、本日、お披露目会がございました。先生の解説、御門人の着装、間然とするところなく、見事なわざまえを堪能させていただきました。
夏直衣
武官束帯
十二単
3月2日付産経新聞生活面で、子供の短歌の特集として「しきなみ子供短歌コンクール表彰式」の様子が紹介されました。
披講研究の第一人者、青柳隆志東京成徳大教授は「目で読んで楽しい短歌もあるが、口に出したときの自然なリズムや流れるような調べを感じられるのが素晴らしい短歌」と前置き。そのうえで、低学年の部で受賞した小学1年、田中雅子さん(7)の作品を「すうっと入ってくる見事なリズムがある」と講評した。