「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

「小沢さん、これからどうするの?」

2012年07月16日 | 日記

小沢新党、新鮮味ない“第一”より“第二”にした方が面白い?

「国民の生活が第一」とは、小沢新党はユニークな党名をつけたものだ。「たちあがれ日本」とか「みんなの党」などの流れを汲んだ、わかりやすい“直接話法”で訴えてきたのは、さすがに選挙巧者といわれる小沢氏ではある。まあ、何が民主で、何が自由なのかわからないような党名よりはましだろう。

 「新政党」など、300以上の候補から小沢氏が自らが選んだそうだ。確かにわかりやすい半面、民主党政権誕生から3年聞き慣れた、手垢のついたフレーズでもある。国民にしてみれば、耳にしただけで「どうせ嘘っぱち」と嫌気がさすような言葉でもあり、新党らしい新鮮味がないのは致し方なさそうだ。

 見え透いた“第一”より、どうせなら“国民の生活は第二”とか“第三”にした方が、そのまんまで面白かったのではないか。「だったら、第一は何だ?」「そりゃ金庫に決まってるさ」「いや、放射能怖さに逃げようとしたらしいから、命の方だろう」。ゆうべの酒場では、そんな話で盛り上がったのかもしれない。

 かつて自民党を一緒に飛び出した民主党・渡部最高顧問は「(小沢氏は)これで終わりだろう」と言った。新党の衆院議員37人のうち、24人が当選1回生。「次の選挙後には数人しか残らないだろう」との見方もある。新党を作ればもてはやされ、“ご祝儀票”を集められた時代は遠い昔のことらしい。