「地方から、国を変えよう会」

中央集権を打破し、地域主権を確立しよう!!

「若い人が子供を生まないのは、国の責任だ!!」

2011年10月28日 | 日記


少子化の最大の要因は、若い世代の非正規雇用の増加と低所得化だ。子育て世代の所得を見ると30代では1997年には年収500万円~699万円層が最も多かったが2007年には300万円~399万円層が最も多い。この10年間で若い世代の低所得化は凄まじい。このことが未婚化と晩婚化につながっていることは明らかだ。我々団塊の世代には派遣社員などと言う社員はひとりもいなかった。年功序列、終身雇用制度が常識で家庭より会社が大事の時代であったが、そこには愛社精神が生まれ会社も家庭を守ってくれた。汗を流して働くことが美徳であり誇りでもあった。「ホリエモン」に代表されるようにパソコンのボタン操作で莫大も無い資産をもつことが出来る現代社会。どこか間違ってはいないだろうか?又社会的保障も無い非正規社員の誕生まるで江戸時代の「口入れ屋」と同じだ。派遣会社のピンハネで賃金は半分以下しか稼げない、それを許してきたのは国の責任だ。子ども手当など一時的な政策で問題は解決しない、雇用制度抜本的な見直しがない限り少子化は続く。このままでは子供のいない国は日本は沈没する。