住職日記

瀬戸内海の島にある寺の住職の日々の日記です。

開山忌法要無事円成

2011-11-06 | 感謝

 先週の天気予報では雨の一日となっていました予報が幸いにもはずれ、午後からは雨もあがり「開山忌・塔婆供養」を無事巌修させていただきました。

 

 帳場を担当していただいた皆様。

 

 最初に開山忌法要を勤めました

 曹洞宗では両祖忌といい永平寺御開山道元禅師様並びに総持寺御開山瑩山禅師への報恩供養を勤めます。当山では併せて清光寺御開山周観宗丘大和尚様への報恩供養を併修いたします。

 この法要をはじめ春・夏・秋のそれぞれの法要においては勤めるお経が異なりますので、皆様に独自に作成しました経典をお配りし、参列者の皆様と共に読経いたします。

 因みに本日勤めたお経は「参同契(さんどうかい)」、「寶鏡三昧(ほうきょうざんまい)」を開山忌に勤め、塔婆供養では「舎利禮文(しゃりらいもん)」を読誦いたいたします。

 

 また、梅花講講員の皆様が法要がはじまる前に「三寶御和讃(さんぼうごわさん)」、開山忌のお勤めが終わると「高祖承陽大師道元禅師入寂御和讃(こうそじょうようだいしにゅうじゃくごわさん)」そして「太祖常済大師瑩山禅師入寂御和讃(たいそじょうさいだいしけいざんぜんじにゅうじゃくごわさん)」を奉詠し、塔婆供養が終わると「追善供養御和讃(ついぜんくようごわさん)」を奉詠いたします。

 

 塔婆供養においては「経木塔婆」に施主の方々の所念の精霊(しょうれい)の戒名或るは俗名を書いたものを一枚づつ読み上げます。

 開山忌並びに塔婆供養は併せて約1時間余りの法要です。

 今年の大きな法要はこの法要をもって無事勤めることができました。

 なお、本年より12月8日に「成道会(じょうどえ:お釈迦様がお悟りを開かれた日)」を梅花講の講員さんを中心に勤めることが決まりました。

 従前は私が一人で勤めていましたが、今年からは30人余りの講員さんとともに勤めることになります。

 勿論、梅花講の講員さん以外の方、檀信徒を問いませんので是非お参り下さいませ。

 時間は午後7時半から午後8時までお勤めをし、その後参列者の皆様と茶話会を予定しています。

  本日の法要に際しましてご随喜いただきました阿弥陀寺方丈様、光禅寺方丈様、阿弥陀寺副住職様をはじめ帳場を担当していただきました皆様、調理を担当していただきました皆様、そしてお参りいただきました檀信徒の皆様、塔婆供養施主家の皆様にこの場を借りて衷心より厚くお礼を申し上げます。感謝尽々

 また、本日法要の写真を撮影いただきました越田様には帳場の担当された後、引き続き写真の撮影にご協力をいただきました。

 この場を借りて重ねて御礼を申し上げます。多謝

 

 法要を無事終えて後、後片付け等を行いその後に寺の在ります上條(そらじょう)地区の懇親会に参加いたしました。

 例年春にこの会を開催いたしますが、本年は諸般の事情で秋の開催となりました。

 写真の中央でVサインをされている方が本日の参加者の最長老の方です。

 先輩諸氏のお話をお聴きするのは大変勉強になります。

 大学院で大変お世話になった先生より「耳学問を大事にしなさい。」とゼミが終わった後の焼き鳥屋でお酒をいただきながら何度も聞いたことがあります。

 因みにこの先生はとても素晴らしい方です。関心のある方はこちらから先生の略歴等がごらんいただけます。

 ところで今夜の耳学問の中心は・・・でした。

 大変参考になりました。

 なお、この会の企画運営の中心(宴会部長)となっていただきました土井田さん、そして会場を快く提供いただきました平道さんにこの場を借りて一参加者として御礼を申し上げます。感謝尽々&合掌

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おめでとう&お幸せに! | トップ | ご案内 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

感謝」カテゴリの最新記事