なつめ、つぼつぼ。

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お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

2022年1月6日初稽古。

2022年01月08日 | 今週のお稽古日記

明けましておめでとうございます。

 

成穂会は、1月9日の初釜に向けて、

6日に始動、初稽古を行いました。

 

お菓子は「菱はなびら」(たねや御製)です。

裏千家さんの初釜でよく使われるお祝い菓子で、

一般には「花びら餅」の名前でよく知られています。

 

ちょっとググってみると、「花びら餅」の由来は、

平安時代の宮中で元旦から3日間、長寿と延命を願って

固いお餅を食べる「歯固めの儀式」に用いられていた、

「菱葩餅(ひしはなびらもち)」だそうです。

新年の宮中参賀に出た公卿たちが、紅白の餅とごぼうを持ち帰って、

京都ならではの白みそを使ってお雑煮を作ったのだとか。

 

現在は一般化して、円形に薄くのばした白い求肥(ぎゅうひ)に、

ひし形の紅色をした求肥と白みそを使った白みそあん、

蜜煮にしたごぼうを乗せて二つ折りにした形になりました。

(参照:リケン「食のマメ知識」)

 

表千家では、初釜のお菓子に「花びら餅」を使うことにこだわらず、

成穂会では、故N井先生からの「偉大なるマンネリ」で

「福寿草」を使い続けています。

 

さて、9日に初釜。

再び感染拡大が心配される新型コロナウイルス感染症ですが、

十分に対策をとって敢行いたします。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

個人的なことですが、

昨年末に私、今秋に一人、還暦を迎える二人に

会からお祝いの品をいただきました。

唐物以上のお点前をする時に使用する袱紗だそうです。

素敵。あまりの美しさに感激しました。

ありがとうございました。

 

(S・K)


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