手作りコロッケ

青年海外協力隊に行って、任国の人達と仲良くなっただけでなく、
たくさんの隊員の人達とも仲良くなれました

ルックスも、雰囲気も、性格も、とてもステキな先輩隊員がいました
ある日、彼女と一緒に、コロッケを作ることになりました
私は、それまでコロッケはお肉屋さんやお惣菜屋さんで買うもので、
自分でコロッケを作ったことがありませんでした
彼女は、とても手際良くコロッケを作り、私はお手伝いをしていました
大勢で食べるので、たくさんのコロッケを作りました

荒くつぶしたジャガイモと、具を混ぜた時に、
塩コショウとしょう油でしっかり味を付けておいて、
ソースをつけなくてもおいしいくらいにします

その日、とてもおいしいコロッケが出来ましたが、
先輩は『でも、おかあちゃんの作ったコロッケが１番おいしいネン』
（おかあちゃんと、お国言葉でしたが、関西弁じゃなかったかな？）
子供にこんな風に言って貰えるおかあちゃん、すてきだな・・・
おかあちゃんのコロッケ食べてみたかった

彼女は今、お子さんにおいしいコロッケ作ってあげているのかな？
コロッケを作るたびに、彼女のことを思います
そして、私も、子供達からそんな風に言われたいな・・・・