骨董屋の独り言

骨董屋九代目の日々を紹介します。

ちゃま失敗談ッ 完結編ッ!!!!

2012-02-29 22:25:32 | Weblog

今晩はッ! 皆様ッ!!

さてさてッ じらしにじらしまくっったッ 今回の失敗談でございますがッ ・・・・

今宵はいよいよッ その完結編でぇーございますッ!!!

果たしてちゃまはッ 最後にホッとするのかしないのかッ ・・・?????

さぁーさぁー皆様ッ! まいりまっせぇ~~~~ッ!!!!!


   でッ!

昨日までにッ 今回のこの寄せ書きさんのッ 素性と申しましょうかッ お生まれになった訳がッ

判明いたしましたわけではございましたがッ ・・・・・

そんなッ思いの詰まった寄せ書きさんにッ  なして一人だけニセモノさんがッ 

混じってしまったんでございましょうかッ ・・・・????


今宵ッ 先生によるッ その謎解きの超有力ご見解をばッ 

ご紹介させていただきますんでございますですよぉ~~~ッ!!!!


   でッ!!

まずッ先生のひとつのお考えとしてッ 今回のッ寄せ書きさんッ ・・・・

実はッ もっと横に長ぁ~~いものだったのではなかったかッ ・・・??  つぅーことでございますッ ・・・


なぜならッ まずッこの本紙の細さッ ・・・・

いわゆるッ 巻紙の如しと察すればッ ちょいと納得でございましょッ!


してッ!

亀齢さんのッ 右横余白の狭さッ ・・・・  

確かにッ この右にはッもっと何かあっても不思議ではないッ てな気がしないでもないでございましょッ!

ふむふむでございますッ!!


してして更にッ!    この太夫さんとッ亀齢さんのッ 書の中にッ ・・・

菊に絡めたッことばがチラホラとッ ・・・・・・


ここでッ! ひとつのッ大きなご見解がッ 先生よりございましてッ!!!


恐らくッ この寄せ書きさんのッ右側にッ 竹田さん直筆のッ 菊の画賛があったのではッ

ないだろぉーかッ??   とッゆーことでございますッ!!


   つまりはッ あのニセモノさんのッ内容そのものに菊の絵がッ添えられた

感じの竹田さん直筆画賛ッ ちゅぅーことでございますッ!!

でッ! その菊の絵に対して亀齢さんとッ太夫さんがッ何かかけてるんではないだろかッ ・・・???


ででッ!

もしッ その画賛が存在したとしてッ なしてそれだけ無くなっちゃったのかッ ・・・???


それはッ ・・・・

例えばッ 竹田さん直筆の菊図画賛ともなればねッ!

こいつぁ~~ッ文人趣味のッ煎茶掛にッ それこそピッタシでございましょッ!!

だからッ その部分だけをッ切り離しちゃってッ 一本の掛け軸さんに仕立てて売っちゃったんでは

なかろぉーかとッ!!???


でででッ!!!!

残されちゃったッ 他の皆様のッ 寄せ書きさんの辻褄を合わせるためにッ

  その余白にッ無理やりニセモノさんをばッ

書き込んじゃったッ てなことではないじゃろぉーかッ ・・・?????


とッ!  ゆぅーのがッ 先生のご見解のすべてでございましたッ!!


いいやッ! これは実に凄いッ!!!

さすが先生ッ! 見る壷がッ ちゃうッ!!!

あくまで憶測とはいえッ じゅーぶんじゅぅーーぶんッ!

考えられることでございますッ!!!


さすがは先生ッ!!  もうッすんごいッ!!!!



とッ! なればねぇ~~ッ!

たとえッ竹田さんがニセモノさんであったとしてもねッ ・・・・



他の皆様はッ ゆぅーてみればッ 誠に面白きッ出会いのメンバー揃いッ!!

こいつぁ~ひとつのッ オモロイ資料さんにッなっちゃうんじゃーッ

ござんせんかでござんせんかぁ~~ッ ・・・・????


因みにッ ・・・・

  まずこのッ 細川林谷さんはッ 

寛永九年ッ 香川讃岐生まれのッ チョー有名篆刻師さんでございましてッ!

なんとッ!  山陽さんやッ 竹田さんのッ 印章をッ彫った御仁ッ!!


  してッ 小田海僊さんはッ 

天明五年ッ 下関御出身の南画家さんでございましてッ その手ほどきをッ山陽さんにッ

受けたお方でございましたッ!

勿論ッ 竹田さんとの交流もッバッチシッ!!


   してしてッ こちらのッ亀齢軒斗遠さんはッ

豊後竹田ご出身のッ 挿花師さんだからッ 竹田さんとのッ同郷人さんッ!!

しかもッ 山陽さんとはッ無茶苦茶な遊び仲間だったと云われとるしッ!!

おまけにッ この亀齢さんはッ!

現存最古のッ清楽譜を著されたすんごい御仁でもあるしッ!


   とどめのッ 雲井太夫さんはッ

天保頃のッ 京都島原遊郭ではッ なかなか有名な太夫さんだったとかッ!!

現在でもッ その遺品のッごっつい着物がッ 京都のとあるお寺様にッ

残されているとの事ッ!!





いやいやッこんだけの皆様がッ 一堂に会しての寄せ書きさんたぁ~ッ

そぉーはッ滅多にお目にかかれるもんではッ ないもんだわさねぇ~~ッ!!

しかもッ かのッ山陽さんをッ 偲んでのものとくりゃぁ~ねぇ~~ッ!!!

こッこッ こいつぁ~ッ 失敗帳消しでございましょぉーかねぇ~~ッ ・・・・・


とにもかくにもッ!

先生のお陰でッ じわじわとッ光明が差してきたようでございますでございますなぁ~~ッ ・・・


   失敗は成功の元ッ!

いやいやッ これはじぇんじぇん失敗じゃ~なかったかもねぇ~~~ッ!!

せんせぇ~~ッ!!  ほんとにアリガトォーゴザイマシタァ~~~ッ!!!!

やッほほぉーーーいッ!!!   




あッ!   ・・・・・・・・・・・

そぉーいえばッ 先生こんなこともいってたっけッ ・・・・・


「ただッ 評価はそんなに高いもんじゃないけどねッ ・・・ 」  って ッ ・・・・・・・



あやっぱ失敗じゃぁ~~んッ ・・・・・







昨日のッ続き編ッ!!!

2012-02-28 21:16:21 | Weblog

今晩はッ!  皆様ッ!!

大変お待たせいたしましたでございますですよッ!!

ではでは早速ッ 昨日の続きッ! スタートでございまわぁーーすッ!!!


  さてさてッ 本年記念すべきッ!?? 失敗第一号をッ やってまってッ 

腹をくくったッちゃまのもとへッ 大学の先生がッお越しになられたところからでございますがッ ・・・・


早速ッ 例の掛け軸さんを見ていただきましたところッ ・・・・・・

  やっぱしッ竹田さんはッ 目も当てられないくらいのッ

ニセモノさんでぇーございましたッ ・・・・・

印影をッ合わせるだのなんだのッちゅぅーよりッ それ以前のレベルだよッ!!

てな感じでッ ビシバシッ とッ厳しきご指摘をばッ賜りましたしだいでございましたッ ・・・  とほほほッ ・・・・


ところがッ!!!

その他のッ! 林谷さんッ 海僊さんッ 太夫さんッ 亀齢さんッ にッつきましてはッ ・・・・

「竹田以外はッ まじめなもんだよッ!!」 

ってなッ ちぃーと驚きのご判断をばッ いただいちゃったんでぇーございますんでございますよッ!!

  おッ おぉ~~ッ ・・・・・・


ええぇーーッ!!???

じゃッじゃぁーッ この寄せ書きさんはッ いったいッ!!????

何者さんなんでございましょおーかッ!!!???????????????


ででなんとッ!!

そのッ謎解きのカギはッ! ・・・・・・・・・・

  このッニセモノさんの中にッ ありぃ~~ッ!!

だったんでぇーございますッ!!!!


でッ! 先生曰くッ ・・・・

このッ ニセモノさんの内容をよんでまいりますですとッ ・・・・


  かの偉人ッ 頼 山陽さんが亡くなられた翌年のッ 天保四年ッ

山陽さんとッ 親しくしていたッ竹田さんッ林谷さんッ海僊さんッ亀齢さんッ雲井太夫さんッたちがッ

京都島原遊郭にッ 集まったとッ!

してッ!  その際にッ それぞれの思いをッ絵や書に著してッ 寄せ書きとしたッ!

ちゅぅー内容のようでございますッ ・・・・・・





つまりッ この寄せ書きさんはッ!

かのッ 頼 山陽さんがッ お亡くなりになられたことを偲んでッ

仲のよかったッ当時の著名人さんたちが集まってッ 書き残したッ 

寄せ書きさんだったッ! ちゅぅーわけでございますッ!!!


なるほどなるほどでございますなぁ~~~ッ!!!!


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかしッ ・・・・  しかしでございますよッ 皆様ッ ・・・・・・


なんでそんなにッ泣かせるような寄せ書きさんの中にッ 一人だけッニセモノさんが混じっちゃってるんでッ

ございましょぉーかッ ・・・???????


んんーーーッ ・・・・  実にッ腑に落ちない事実でございますッ ・・・・・

んんんーーッ ・・・・   なんでやろかぁ~~~ッ ?????





でッ!!!

実はッ その辺のッ見事な謎解きもッ!!!

その大学の先生はッ ビシィーーーッ!! とッ!

決めてきちゃったんでございますんでございますんだよなぁー~~ッ!!!!

これがぁーーーッ!!!!


いひゃいひゃッこいつぁ~~なんだか面白くなってきちゃったでございますでございましょぉーーッ!!!

カッカッカッカぁ~~~~ッ!!!!!




ででぇ~~ッ!!!

そのッ見事な謎解きのッ 真相はぁーーーーーッ!!!!!!!!!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



これまた明晩のッ おッたのしみぃ~~~~~~ッ!!!!

ホンジャマッタネェ~~~~~ッ!!!!



エエエェーーーーッ!!????

そりゃねぇーーだろぉーーッ ちゃまぁーーーーッ!!!!


 


 


平成24年ッ ちゃまちゃん失敗第一号ッ!かぁ~~ッ!????

2012-02-27 22:29:54 | Weblog

今晩はッ! 皆様ッ!!

今宵はッ ちゃまの失敗話をばッ お話申し上げるでございますんでございますッ ・・・・・


んだけどねッ!  その失敗がねッ!  実はなんとッ!!!!!!

ってなお話になっちゃったッ ってなわけなんでございますがッ ・・・・・・    よくわかんねぇ~~~ッ ・・・・


ではではッ! 平成24年ッ! ちゃまちゃん失敗第一号ッ!!

御登場願いやしょほほぉ~~いッ!!!


     ところでちゃまぁ~ッ まだ二月だってぇーのにッ早くも失敗第一号たぁ~ねぇ~ッ ・・・

     年間通じたらッどんだけ失敗するんかねぇ~~ッ ?????


んんッ ・・・  そこんとこッ あんまり追求しんといてくださいませでございますですよッ!!

ではではッ気を取り直してッ!

早速参りやしょほぉ~~いッ!!





でゅぅぇぃ~~んんッ ・・・・・・

でッ! こちらがッ問題の掛け軸さんでぇーございますッ ・・・・・


まぁ~いわゆるッ 寄せ書きと申しましょうかッ 遊郭に於いてのッ一筆のよぉ~でございますッ ・・・


パンパンッ!!

時は天保ッ ところは京都島原遊郭ッ!

太夫を囲みしッ一席の様子ッ!!!!

チャンチャンッ!!!


まずはッ!!




左下の柳はッ!

時の篆刻師ッ! 細川林谷さんッ!!!





でッ!

そのおとなりのッ 太夫の影絵がッ 当時の南画家ッ 小田海僊さんッ!!





んでッまたとなりの一筆はッ!

影絵の主のッ 雲井太夫さんッ!!!





ででまたとなりの一筆がッ!

当時の挿花師ッ 亀齢軒斗遠さんッ!!!





してしてッ 画面左上のッいっちゃん長い文面の主はッ! ・・・・・・・





なななななんとッ!

かのッ 著名文人画家ッ!  田能村竹田さんッ!!!





いやいやまぁ~~ッ !!

並べたるたるッ歴々のお名前ッ!!!


しかもッとどめはッ かの竹田さんッ!!!


・・・・・・・・   だけどねぇ~~ッ ・・・・

  竹田さんといやぁ~ッ ニセモノさんいっぱいの難問さんッ ・・・・

こいつぁ~ほんとにだいじょぶじゃろかぁ~ッ ・・?????


一抹の不安を感じたちゃまではございましたがッ ・・・・・

遊郭においてのッ こんだけそぉーそぉーたる御仁の寄せ書きッ ・・・・

ここまでしてまでのッニセモノさんはッ ありえんじゃろなぁ~~~ッ ????


ってなッ思いっきり身勝手な憶測でッ!!

ドカンッと一発ッ! お連れしてしまったッ!

ちゅぅーわけなんでございますッ ・・・・・・

   ところがどっこいッ タゴ作さんでぇーございましたッ ・・・・・


案の定ッ メインの竹田さんのッ 書体はめちゃくちゃッ ・・・・・

印影もッ 全然合わずッ ・・・・・・・


あぁ ッ ・・・・・・    やってまった ッ ・・・・・・・

本年早くもッ 失敗第一号到達のッ 瞬間でぇ~ございましたッ ・・・・・

とほほほほほほッ ・・・・・・・・・



気を取り直してッ 潔く腹をくくった数日後ッ ・・・・・

とあるッ有名大学のッ 絵画専門の先生がお越しくださりッ

そのついでにッ ちゃま自身へのッ戒めのつもりでッ 問題の一幅をばッ見ていただきッ

厳しきご意見をばッ 頂戴することとなったんでございますッ ・・・・・


がッ!!!!


    


ところがところがッ!

そのッ 先生に見て頂いたことによってッ!!!!

なんとなんとッ!!!!

今宵のお話にッ!  急展開がッ 訪れることになるんでございますんでございますんよぉ===ッ!!!


さぁーさぁーッ この息詰まるお話の続きはッ !!!!!!


また明晩ッ!!!!


つぅーーことでぇーーッ!!   今宵これにてッ ハイジャラバァ~~イッ!!!



エェーーッ!!??

じらすねぇ~~ッ ちゃまぁ~~~ッ!!


ようこそッ! 六地蔵さんッ!!

2012-02-25 01:01:03 | Weblog

今晩はッ! 皆様ッ!!

今宵のお話はッ 皆様もよくご存知のッ 六地蔵さんでぇーございますッ!!


実は先日ッ 東京の市場にてのッご縁だったんでございますがッ!

そのッ六地蔵さんにッめぐり会っちゃったッ てなわけなんでございますッ!!


でねッ!

これがまたッ なかなかどぉーしてッ とっても素敵な六地蔵さんなんでぇーございますんでございますんよッ!!


ではでは早速ッ ご紹介とッまいりやしょほほぉ~~いッ!!





はッはッはぁーーッ!!

いやいやまぁーなんともッ 素朴な六地蔵さんでぇーございましょッ!!


時代は恐らくッ 明治の終わりかッ大正頃ッ ・・・・

そんなに古いッ 六地蔵さんではッ決してないではございますがッ ・・・・

おひとりッそれぞれのお顔の違いやッ





なんたってッ!

この優しきお顔ッ 落ち着いた木の味ッ ・・・・・





そしてなによりッ!!!

この小ささッ!!!!





ねぇ~~ッ!

とっても可愛らしぃ~~でしょぉ~~ッ!!!


まぁ 六地蔵さんといえばねッ!

天道・人道・阿修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道・  というッいわゆる六つの苦の世界ッ六道に住むッ 

皆様のッ その苦しみから助けてあげるためにッお集まりになられたお地蔵さん達でぇーございますからッ

優しさ溢れるようなッ お顔であるのでございましょうけどッ ・・・・





やっぱ見ててッ ほッ としてしまいますやねッ ・・・・・・


しかもッ 六人御揃いでございますからッ もぉ~こりゃ最高ぉーでございますッ!!!





おまけにッ 心強くもなっちゃいそぉーだしッ!!!


お蔭様でッ お越しになられたその日以来ッ!

誠にちゃまはッ 一日中ッ穏やか穏やかッ ・・・・・・・

それこそッ 静かな湖畔の如しッ ・・・    でございますッ ・・・・


いやいや本当にッ!

ようこそッ海老屋へッ 六地蔵さんッ!!!

でッ! ございますやねッ!!!


  パンパンッ!!!








 


初期伊万里ッ! へたり三羽烏さんッ!!!

2012-02-22 23:00:25 | Weblog

今晩はッ! 皆様ッ!!

ここんとこッ やっぱしでッお話が終わッてしまッてるもんでございますからッ 

周りからッ 「やっぱしのちゃまッ!」 とッ呼ばれるようになってしまいましたッ ちゃまでございますッ ・・・・・


なもんでございますからッ 今宵よりッ やっぱしからッ 足を洗うことにいたしやしたッ ちゃまでございますッ!!


とッ! ゆぅーわけでございましてッ!!

早速ッ お話とまいりやしょぉーでございますですよぉーーッ!!!


でッ!  今宵のお話はッ!!!

ちゃまの大好きなッ へたりの皆様のッご登場でございますッ!!





どうりやぁ~~~~ッ!!!

だはははははッ!!!   如何でございましょうかッ!?  皆様ぁッ!!!


まッ いわゆるッ初期伊万里のッ 白磁盃さん達でぇーございますがッ ・・・・

このッ 実に見事なへたり具合ッ!!

しかもッ! 三個揃い踏みッ!!!

   

たまぁ~にッ この手の盃さんのへたりはッ 見かけることあるんでございますがッ ・・・

三個いっぺんに揃ってとなるとッ なかなかねぇ~ッ ・・・・

まぁ~ッゆーなればッ  伊万里のへたり三羽烏さんッ! とでも申しましょーかねッ!!


さてさてッ!

今宵のそのッ 三羽烏さん達とッ どの様なお付き合いをばッしたらよいものでございましょうかッ ・・・・????


やッぱこりゃぁーねぇーッ!

三羽烏さんッ てぇーとこがミソでございますからねッ!!





ちゃらちゃらッ とッ!  無造作に並べて眺めてみるのもッ よござんすやねッ!!!


勿論ッ!

酒器としてッ お酒を呑むにもッパッチシでございますですよッ!!



でもッ ・・ さすがにッこちらのお方だけはッ 盃さんとはいかないもんでございますからッ ・・・

ちょいとッ 珍味入さんとしてッ ご活躍いただきやしょうでございますやねッ!!


まぁ~ッ へたりの盃さんでございますからッ

ちょびちょび注ぎながらのッ 一献になっちゃうではッございますがッ ・・・・

ちゃまみたいにッ お酒の弱いもんにとッちゃぁーッ ちょぉーどよろしぃー塩梅でございますッ!!


しかもッ 酒器になるのはッちょーど二つだしねぇ~~ッ ・・・  クックックッ ・・・・・




たまにゃぁ~~ッ やわと二人っきりでッ ちょびりちょびりとッ ・・・・・・・・・


いやぁ~~ッ こいつぁー最高でッございますなぁ~~ッ!!!


今宵もッ 有難きご縁にッ!   感謝感謝でございますッ!!!



あッ!!  「やっぱし」からのッ 脱却ッ大成功ぉーーーーッ!!!












傷だらけの天使さんッ!!!!

2012-02-20 23:45:20 | Weblog

今晩はッ! 皆様ッ!!

今宵はッ 若き頃のッ トマト丸かじりのショーケンをッ思い浮かべながらッ

お付き合いくださりますればとッ存知まするでございますッ ・・・・・


でッ!

なしてッショーケンなのかッ?  てぇーとねッ!





じゃははぁ~~んッ!!!   ねへへへぇ~~~ッ!!!

正にこれこそッ! 傷だらけの天使さんでぇーございましょッ!!!


時代はッ恐らく十八世紀朝鮮王朝の頃でございましょうかッ ・・・・

まぁーいわゆるッ 無地刷毛目のッお茶碗さんでぇーございますッ!!


でッ!   この手の無地刷毛目さんでッ 誠に素直な形のッお茶碗さんになりそぉーなお方ッてぇーとッ ・・・・

そぉーなかなかお目にかかることはッ 少のぉーございますんでございますッ ・・・・




小さ過ぎたりッ 大きキンタローだったりッ ・・・?? あはッ懐かシィ~~ッ ・・・

じゃなくてぇーッ!!

大き過ぎたりッ 頃合いが良くてもッ お姿が盥風だったりッ ・・・・・

よしんばッ ぱッちしのお方が出たとすりゃぁーッ!!

めちゃくちゃ手が届かなかったりッ ・・・・・

なかなかッ 帯に短し襷に長しでございますッ ・・・・・


ところがどっこいッ浜作さんでぇーございますッ!!

今宵のッ無地刷毛目さんはッ ちゅぅーとッ!!

まぁーもぉーッご覧のとおりッ!

大きさッお姿ッ! もぉーバッチシッ!!!





おまけにッこの白泥の無作為なッ 流れのとこなんざッ!

いやぁ~~ッ 泣かせますでございますなぁ~~~ッ!!!!


もぉーとにかくッ! お茶碗さんとしちゃぁーッ パッチシでぇーございますッ!!!





ただねッ ・・・    

見てのとおりのッ 傷だらけさんでございますからッ  残念と言やぁー残念でございますけどッ ・・・・


その分ッ 高嶺の花ではッ決してないしッ!  あはははッ ・・・・

こうやってッ 丁寧に直してあげればさッ!

金継さんだってッ 立派な景色でございますッ!!





いったいッ 何時ッ何処でッ こんなにひどい傷を負われたのかはッ 知る由もありませんでございますがッ ・・・

それでも尚且つッ こうして現代にッ そのお姿を残されてるッ!!

それだけッ このお茶碗さんにはッ大きな大きな存在感がッ あったのでございましょうッ!!!



身も心もッ ズタズタにされながらもッ 

温かい愛をッ信じて突っ走って生き抜いていくッ あのッショーケンのお姿ッ!!

  正にッ このお茶碗さんそのものでございますッ!!   あはあはあはッ ・・・・・


あれぇ~~~ッ ・・????

じゃぁ~もしかしたらッ  あの傷だらけの天使ッてドラマッ!!!

このッお茶碗さんがッ モデルさんだったりしてぇ~~ッ!!!!!


なわけないじゃろがぁーーーーッ!!!!   


やっぱしッ ・・・・・・・・・    


今宵の眼鏡さんはッ! ひとあじ違ごぉ~おございますッ !!

2012-02-18 19:38:00 | Weblog

今晩はッ! 皆様ッ!!

今宵ご紹介申し上げますお方様はッ!!!

江戸時代後期ッ 我日本で作られたッ 実にかっこいい眼鏡さんでぇーございますッ!!


でッ! 江戸時代の眼鏡さんと来りゃぁ~~ッ!

あの懐かしき漫画ッ 「はぐれ雲」 のッ 主人公さんのッ かわいい息子さんがッ かけてた黒縁眼鏡さんをッ 

思い出すでございますやねぇ~~ッ ・・・・・


まぁー正にッ 今宵の眼鏡さんはッ あんな感じッ!!!


とにもかくにもッ!

早速もってッ ご紹介とッまいりやしょほほぉ~~~~いッ!!!!





どッかじゃぁ~~~んッ!!!!


どほほほぉーーでございますかぁーーッ!!??  皆様ぁーーッ!!!????


にんともかんともッ!  如何にもッ てな感じの眼鏡さんでぇーございましょッ!!!

このッ実にゴージャスかつッ やぼったそぉ~でッ かけたらッおっぱずかしそぉ~~なッ ・・・

見事なデザインッ!!


  これぞ正しくッ!  江戸時代の眼鏡さんでぇーございますッ!!!!


しかもッ! そのフレームさんはッ 鯨さんの髭ッ!!!

しかもしかもッ!!  ほとんど傷みなしッ!!!!

勿論ッ! レンズさんはッ 江戸ガラスさんッ!!!


でねでねッ! おまけにッこのレンズさんッ 老眼にピッタシなんでございますよッ! これがッ!!!

(まぁ~ちゃまにピッタシだったと申しますかッ ・・・)





いやいや実にッ 久しぶりのッ パーフエクト眼鏡さんでぇーございますッ!!!


でねでねでねッ ・・・・・

極めつけのッキョーレツなところがねッ ・・・・・・・・


ここなんでございますよッ こぉーーこッ!!!





ピラリィ~~~ンッ!!!!!


どぉ~~でございましょうかッ!!!  皆様ッ この彫りッ!!!!!


もぉーキャンキャンでございますッ!!!


  お江戸の眼鏡さん広しと言えどッ ・・・・・

ここまで細かく彫りを施した手のはッ 正直申しましてッ なかなか無いもんなんでございますッ ・・・・


もしもッ ときたま見かけたとしてもッ ・・・・

細かいところなんかがッ 折れちゃってるとかねッ ・・・・・


とにかくッ ここまで完品さんはッ!  ちょいとやそっとじゃッ お目にかかれんお方でございますッ!!


   よぉ~~しッ!   こぉーなっちゃったらもぉーッ!!!

海老屋にッ飾っとくだけじゃぁーッ この眼鏡さんの良さはッ 伝わらないでぇーございますからねぇーーッ!!!!


よっしゃぁーッ! イッチョホーッ!!!

ちゃまお得意のッ!!!!

実演とッ! まいりやしょーーーかねぇーーーーッ!!!!

ガハハハハハハハハッ!!!!!!!!   



えぇッ!?

誰も近寄らなくなっちゃうからッ やめとけッ てかぁ~~ッ ・・・・・・・・


やっぱしッ ・・・・・・・      






飯田勝美さんのッ! 純銀の福助さんッ!!

2012-02-16 20:24:43 | Weblog

今晩はッ! 皆様ッ!!

えぇーーッ 今宵のお話はッ と申しますとッでございますがッ ・・・・

江戸時代後期の刀装金工に始まりッ 幕末明治にッ 新たな金工の世界を築かれたッ

そんなッ物凄い金工師さん達のッ息吹を引き継がれたッ 

ひとりの金工師さんのッ 手がけられたッ まことに小さなお方をばッ ご紹介申し上げるでございますでございますッ ・・・・


ちぃ~とややこしい出だしではございましたがッ ・・・・・

ではではッ ご登場願いましょーでございますでございますよッ!!!





とりゃぁッ!!!

どぉ~~でございましょぉーかッ!!???

いわゆるッ商人のお手本みたいなお方ッ! 福助さんにッございますッ!!!

しかもしかもッ!!  

全身純銀のッ チョォー豪華版さんでぇーございますぞぉ~~~ッ!!!


しかもかもしかかもしかしかもッ!!!!!

はじめのほぉーでもッ お話いたしましたけどッ ・・・・・





こぉ~~んなにッ ちぃ~~ちゃいのぉ~~ッ!!!!

あッはッはぁ~~ッ!!!


でもッて皆様ッ! こんなにちぃ~さいのにッ これでもかッ ちゅぅ~くらいのッ仕事の細かさッ!!





このッ福助さんのお顔もそぉーでございますがッ!


ホレッ ・・・・・・・・


  


お背中やッ 袖の福の字紋までッ ちゃぁ~~んとッパッシリ入れちゃってるんでございますでございますんよッ!!!


いんにゃいんにゃッ 実に見事なお仕事でございますッ!!!


おッ!  そぉーでございましたでございますよねッ!!

そろそろッ この福助さんをばッ 手がけられたお方様ッ!  ご紹介しなくっちゃねッ!!!


でッ!

そのお方様とはッ!!????





20世紀初頭の金工師のひとりッ!  飯田勝美(かつよし)さんとッ 申しまわぁ~~すッ!!!!

勝美さんはッ 明治の後期ッ 大阪にお生まれになりッ 現在の東京藝術大学にてッ かのッ名金工師ッ 加納夏雄さんの弟子となりッ

その腕をばッ 磨かれたんでぇーございますッ!!





でッ その勝美さんッ またの名をッ 「仁三郎」さんとも申しましてッ

明治・大正・昭和とッ 時代を駆け抜けていったッ 名工さんでッございましたッ!!!


とにかくッ 勝美さんはッ 江戸時代の刀装金工の流れを汲むッ 夏雄さんの技をッ しっかりと受け継ぎッ 

その人生を全うするまでッ 数々の名品をッ残された立派な金工師さんだったんでございますッ!!!


  だもんでございますからッ 

今宵のッ この福助さんもッ そんな勝美さんの思いがいっぱい詰まったッ福助さんなんでぇーございますねッ! きっとッ!!!


時代とともにッ ここまでパピッとした仕事をこなすッ 名工さんがッ 姿を消してしまった現代ッ ・・・・・・・

いつの日かッ また再びッ あッと驚くタメゴロ~さんの様な名工さんがッ 現れますことをッ

心よりッ 願うばかりのちゃまでございますッ ・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・




まはぁ~~ッ 最近のちゃまはッ ちょいとシックだねぇ~~ッ ・・・・・・


ったくッ ・・・  せっかく渋くきめたのにぃ~ッ ・・・

ちゃかさないでくださいでございますよッ!!  ぷんぷんッ!  



えぇッ!?  でも似合わないからッやめろッてかぁ~~ッ!! ・・・・・


やっぱしッ ・・・・・・・  


煮干形ッ! 木彫帯留さんッ 登場ッ!!

2012-02-13 22:14:33 | Weblog

今晩はッ!  皆様ッ!!

今宵のお話はッ 先日ッちょいと予告いたしましたよーにッ!

謎のッ煮干形ッ帯留さんのッ おはなしでぇ~ございますッ!!!


ではではッ 改めましてッご紹介とッまいりやしょほほぉ~~いッ!!!


とりゃッ!!!!





あははははッ ・・・

いやいや何ともッ 何処から見てもッ 煮干さんでぇ~ございましょッ!!!


それこそッお酒呑みながらッちょこっとお皿の上にでも置いといたらさぁ~ッ ・・・・

  本当にッついパクッ てな感じでッ口にほぉ~りこんじゃいそぉーでございますッ ・・


まぁ~もぉ~とにかくッ !!!




この大きさといいッ!!!





パカッ と大きく開けた口といいッ!!





微妙ぉ~~にッキラキラしたッ ボデーの彩色といいッ!!!


本物のッ煮干さんにッ 間違えちゃっても仕方が無いでございますでございますやねッ ・・・・・


でもッもし本当に間違えて食べちゃったりなんかしちゃった日にゃぁ~~~ッ ・・・・

思いっきりッ どえりゃぁ~高いおつまみになっちゃうでぇ~ございますでございますやねぇ~ッ ・・・

ああはははははははッ ・・・・・・


しかしまぁ~ッ ・・・・





ここまでッ見事なお仕事をばッされた職人さんたぁーッ どんな職人さんだったんでございましょうかッ ・・??

恐らくはッ 大正・昭和の頃のッ 拘りのかたまりみたいなッ職人さんだったのでございましょうッ ・・・・


本当にッ! 

今宵もッちゃまッ! 脱帽しまくりでぇーございましたでございますよッ!!

  




でもさぁ~~ッ みなさまッ ・・・・・

たとえばッ この煮干形の帯留さんをッ 実際にお使いになるお方ッてぇ~とッ ・・・・・


やっぱしそのぉ~~ッ ・・・  煮干さんとおんなじよぉ~なッ ・・・・・・・


こらぁッ!ちゃまッ!!!

アホなことゆぅーでないでございますですよッ!!!

まったくもぉ~~ッ!!!


あはッ ・・・  あははははははッ ・・・・・・・・

こいつぁーちぃ~とッ 悪しからずッ ・・・・・

でッございましたッ ・・・・    








こいつぁ~~最高ぉーッ! ブリキの小皿さんッ!!

2012-02-12 23:48:17 | Weblog

今晩はッ! 皆様ッ!!

今宵はッ ちゃまの大好きなッ 鉄でこしらえたお方様のッ お話でぇ~ございますッ!!


まぁ~なんたってこのちゃまッ! 鉄だのッ銅だのッ 金物系にはッ目の無いもんでございますからッ!!


だばだばッ!早速ご紹介といっちゃうッ!?? でございますよッ!!





でぃ~~んッ!!  ジェームスッ ディ~~ンッ! ??????  あらッ懐かしやッ ・・・・


あはははッ まあーとりあえずッこちらでございまわぁ~~すッ!!

どぉーーおッ!??

形といいッ 大きさといいッ 鉄肌の渋さといいッ!!!

これぞ正にッ! ちゃま好みッ!!!





しかもッ! めッちゃ薄手に仕上がってるんでございますッ!!


決して打ち出しによるッ 成形なんかじゃーなくてねッ!!

それこそいわゆるッ ブリキさんなんでぇーございますよッ!  これがッ!!!


あははははッ ・・・・

でもッ ブリキさんちゅぅーとッ ちぃ~とばかしッ 安っぽく思われちゃうかもしれないでございますがッ ・・・





ここまでッパピッと仕上げたッ 渋いブリキさんなんてぇ~ものなんざッ ・・・・

そぉー滅多にお目にかかれるもんじゃぁ~ありやせんでございますでございますよッ!!!


ただねッ ・・・・・  

残念なことにッ ・・・・・・・





四枚しかッ いらっしゃらないんでございますんでございますッ ・・・・・


だけどまぁ~ねぇ~ッ ・・・   

ここまでッカッコイイ小皿さんでぇーございますからねッ!!

そんなのッ 気にしない気にしないでぇございますやねッ!!


ってなわけでございましてッ!!!

さぁ~さぁ~ッ早速ッ なにかのっけて楽しんでみやしょぉ~~かねぇ~~~ッ ・・・・・


たとえばッこんな感じッ!!!





きゃぁ~~~~ッ!!  渋ぅ~~~~~ッ!!!!!!!!!


これぞッ!究極の演出でぇ~ございますなぁ~~~ッ!!!!!

いやぁ~~ッたまんまいねぇ~~~ッ ・・・・・・・



   因みにッ ・・・・・

この煮干さんはッ ・・・・

木彫のッ帯留めさんでぇ~ございますッ ・・・・

だからッ 食べちゃだめなのだぁ~~~ッ ・・・・・


詳しくはッ 次回のお話でねッ !!