骨董屋の独り言

骨董屋九代目の日々を紹介します。

天使の使いッ?? 和製金唐革さん登場ッ!!

2010-11-11 00:31:00 | Weblog

あッしッ!!  皆様ッ!!

先日ッ 金唐革さんの薬箱をご紹介いたしましたがッ!

本日はッ! その従兄弟みたいなお方をご紹介申し上げますッ!!

  こちらでございますッ!!!

ヘヘェーーーッ ・・・・・・  ぱっと見はッ 金唐革さんに見えるけどッ ・・・・

何となくちこっと違うような感じしなぁーいッ・・・・・?????

実はッこちらッ 日本で作られた金唐革写しさんッ!

まぁ和製金唐革さんとでも申しましょうかッ ・・・・・

  えぇーーッ  江戸の後期ッ それまで一世を風靡しておりました金唐革さんッ!!  何とかそいつを再現できんもんかとッ 試行錯誤の末ッ 見事に寸分違わぬくらいの金唐革さんを作り上げてしまった職人さんたちッ!!

その方たちとはッ ・・・・・・・・・・・・

  その昔よりッ 革なめしの姫路革で有名だったッ 姫路一帯のッ そのまた一角ッ!!!

室津の職人さんたちでございましたッ!!!

でッ!

今回のッこの和製金唐革さんもッ その室津の職人さんの手によるものと思われる品物でございますッ!!!

  本来の用途はッ 器局さんと申しましてッ この中に煎茶などの道具を仕込んでッ 外でお茶を楽しめる様にッ 持ち運ぶ為のものなんでございますッ!!

まぁーッ たとえ日本製とは言ってもッ ・・・・・

そりゃぁーッ 手の込んだものでございますからッ やはり少々位の高いお方の注文品だったのでございましょうッ!

しかもッ こんだけ大きいのはッ ちぃーと珍しいほうでございましょうねッ!!

  ただねッ ・・・・・・

和製金唐革さんのてとしてはッ 少し簡易的な仕上げのほうなんでございますッ 実のところッ ・・

和製金唐革さんの代表するものはッ 勿論ッ 工程から仕上がりまでッ 材料を除けばッほぼ同じッ!!!

ただッ その中でッ ・・・・   いわゆる模様を浮き上がらせる為のプレス加工をしないでッ 模様の輪郭をッ 焼き鏝で仕上げた手がッ 存在するんでございますッ!!

  まぁ手抜きッてわけじゃないだろうけどッ ・・・・・・・

恐らくはッ 一つの試みだったのではないでございましょうかッ????

つまりッ! この和製金唐革さんッ  その焼き鏝で仕上げられたお方なんでございますッ!!

しかしッ ・・・・・    がっかりしないでくださりませよッ!! 皆様ッ!!!

  実はッ この和製金唐革さんの中にッ

チョー珍しきッ! 誠ッ ドッカァーーーンッ!!   とッ 来るような要素がッ備わってるんでございますッ ・・・・・・・・・・


さてッ ・・・・・・

それは何かと申しますればッ ・・・・・・・・・  ??????????

  ほれほれ ッ  ここここッ ・・・・・

よぉーーーーーく 見て見てッ ・・・・・・・・・・・

革の中にッ エンジェルちゃんがッ 隠れてるでしょッ ・・・・・・・・・


そぉーーなんでございますッ!!!!!

これが大事なんでございますよッ!!!!

もしもッ! もしもッ!!  でッございますよッ 皆様ッ ・・・・・・・

  本歌の金唐革さんにッ エンジェルちゃんがいたらッ ・・・・・

それはもぉーーッ! 大珍品ッ!!!

江戸時代に渡ってきた金唐革さんの中ではッ ひじょーーーにッ 珍しい存在なんでございますッ!

それはッ 和製金唐革さんとてッ 同じ事でございますッ!!!

それがなんとッ!!   この器局さんにはッバッチシッ!!!!!

ねぇーーッ! 凄いれしょぉーーーーッ!!!


しかもしかもッ!!!!  それだけじゃー ないんでございますッ!!!

実はッ!!  もーひとりいらっしゃるんでございますよッ!!!

エンジェルちゃんがッ!!  こちらにはッ!!!   

  ホレッ!!!!!

ねぇーーーッ!!!!  凄いれしょほぉーーーーッ!!!!!!!!


これはねぇーーッ ・・・・・・・・・

もー ッ  ひとつの事件でございますッ!!!   皆様ッ!!!!!

  正にッ!! 

奇跡の和製金唐革さんと言ってもッ!!!!!

華厳の滝ッ!???????   じゃなくって   過言ではないでございますかもしれないでございますッ!!!

  この先ッ この和製金唐革さんッ ・・

どの様な運命を辿るのでございましょうかッ ??????

それは定かではないにせよッ ・・・・・・・・

キョーレツなッ 話題の渦に巻き込まれていくのではないでございましょうかッ !!?????


  さすればッ このちゃまもッ ・・・・・

和製金唐革さんとッ 運命を供にッ!!!!!!

オォォーーーーッ!!  ガァァァァーーーーーーッ!!!

大変じゃぁーーーーーーーッ!!!!!!!!


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


っとまぁーーー ッ ・・・・・・・

相変わらずッ 勝手な夢をみてしまったちゃまでございますッ ・・・・・・・


   骨董屋ッてぇーのはッ ・・・・・

そんな儚い夢をみながらッ 店の奥でひとり ニタニタしてるもんなんでございますよッ ・・・・

ハッハッハッ  ・・・・・・・・・・・・・・




んんッ ???      それって めちゃくちゃねくらでございますなぁーー ッ ・・・・・・・


やッ  やばぁーーーー ッ ・・・・・・・・・・・・




久し振りに出したッ金唐革さんッ!!!

2010-11-08 22:27:47 | Weblog

いやぁーーッ またまたご無沙汰してしまいましたちゃまでございますッ ・・・・・

さてッ!皆様ッ!!

今回はねッ! ちょっと見せの片づけをしてたらッ あぁーそーいえばッ ・・・・・ ってな感じでッ久し振りに引っ張り出してきたッ お方をばッ ご紹介申し上げるでございますねッ!!!

えぇーーッ ・・・・・・・

  こちらでございますッ!!!

アハハハハッ ・・・・・・・・   いったい何だかわかるでございますかッ ?????

実はこちらッ 往診用の薬箱さんなんでございますよッ!!

時代は江戸後期ッ 当時の阿蘭陀貿易でッ 日本にもたらされた金唐革さんというッ装飾用の革を張り込んだッ 誠に贅沢な薬箱さんにございますッ!!

 さてッ! 皆様ッ!!!

その金唐革さんってえのはッ ・・・  なんぞやッ ・・・・?????

って思ったでしょッ!!!

ハイハイッ ではまずッ そこからご説明いたしやしょうッ!!!

  金唐革さんはッ ずっと昔の15世紀頃ッ 欧州スペインで生まれたッ 革工芸の一つでございましてッ その更なるルーツはッアフリカとも言われておりますッ ・・・・

してッ その製作工程はッ なめした子牛の革に様々な色を彩色してッ プレスのような感じでッ模様を浮き上がらせてッ 更に金箔だの銀箔だのを張lりッ 保護の為のワニスのようなものを塗るっていったような誠手間のかかる仕事をッ 何度も何度も繰り返す実に手の込んだッ 革工芸なんでございますッ!!!

  してッ!  その金唐革さんッ!!

欧州ではッ 主に宮殿やお城の壁紙代わりとして使われてたおかたなんでございますッ!!!

しっかしッ 革張りの宮殿とはッ ・・・・・・・

さっすがッ 欧州はスケールが違うでございますやねッ!!!

さてさてッ その金唐革さんッ ・・・   十七世紀頃になるとッ 生産地の主流はッ阿蘭陀へと移ってまいりますんでございますがッ ・・・・・

奇しくも その頃ッ 阿蘭陀は日本との貿易を盛んにいていた時代ッ!!!

阿蘭陀名産のッ 金唐革さんが日本へもたらされるのはッ 当然のお話ッ!!!

  ってなわけでッ!

江戸時代にはッ その金唐革さんがッ ぞくぞくと日本へとやってきたわけでございますッ!!

してッ!!!

その日本へやってきた金唐革さんたちがッ どの様な運命を辿ったのかッ てぇーーとッ ・・・・・

さすがにッ壁紙代わりにはッ 贅沢すぎて叶わなかったんでございますがッ ・・・・

色々な大きさに刻まれてッ 例えばッ 提げ物・喫煙具・はたまた箱物の装飾ッ 馬具・武具などにも組み込まれッ 珍重されていったんでございますッ!!

  ってなわけでッ!

今回の薬箱さんもッ そんな流れの中で生まれたものの一つでございますッ!!

おりしもッ 西洋医学がもたらされッ それを体得した医者がッ もてはやされた時代ッ・・・

殿様や大名さんなんかがッ 己の健康の為ッ その手の医者をかこっていたのでございますッ 

正にッ そんな高貴なお医者さんがッステータスシンボルみたいな感じで作らせたのがッ こーいった薬箱さんたちなんでございますよッ!!!

  しっかしまぁーーッ 本当に贅沢にあしらえたもんでございますねぇーーーッ ・・・・・・

実際ッ この他にも 金唐革張りの薬箱さんはッ いくつか確認されてはいるのでございますがッ 

その数はッ やはり少ないようでございますッ・・・


でねでねッ!! 皆様ッ!!!

もう一つ聞いてくださいますでございますかッ ????

実はッ この薬箱さんッ   金唐革張りってことだけでも珍しいものなんでございますがッ ・・・

  ちょいとッ こちらの透明の薬瓶さんたちにご注目くださりませッ ・・・・・・・

実はこれ皆ッ 江戸ガラスさんなんでございますッ!!!!
 つまりッ! 江戸時代の国産ッ 江戸切子の一種ってわけッ!!!

  さすがにッ 下の緑色の瓶はッ欧州産でございますがッ ・・・・

金唐革の薬箱さんとッ 江戸ガラスさんのコラボレェーションってなぁーーッこれまた稀なパタァーンなわけでございますッ!!!

ねぇーーッ! 皆様ッ!!

ちょいと驚きでございましょッ!!!


  それこそッ! 珍品中の珍品ッ!!

なぁーーんちゃってねッ!!!!


まぁッ 久し振りに出したッてことでもあるしッ   

暫くの間ッ 海老屋に飾っておこぉーかなぁーーッ ・・・・・・・

ははははははッ ・・・・・


よかったらッ 皆様ッ 是非是非覗いてみてくださりませねッ!!!!


またまた伊万里さんッ! 今度は猫ちゃまだぁーーッ!!

2010-11-02 22:34:08 | Weblog
あはははッ !!  皆様ッ!!!

先日ッ またまた伊万里の小皿さんをッ 海老屋までお連れしちゃいましたでございますッ!!

でねッ! 今回のはッ 前回とは違って とっても可愛いお方なんでございますよッ!!

ほんだばッ早速ご紹介申し上げるでございますよッ!!!!

  にゃはははははッ ・・・・・・

どぉーーおぉーーーッ ・・・・・ ??????

かわいいれしょぉーーーー ッ!!!!!

そうッ!!  猫ちゃんなんでございますぅーーーーッ!!!!

  しかもッ 五枚ちゃんと揃ってねッ!

ホホホホホホホッ ・・・・・・・・・・・・

まぁ 時代的にはッ 高台のつくりやッ 金彩の施し方からみるとッ 1800年代の初め頃でございましょうかッ ・・・・・ ???

   それにしてもッ この猫ちゃんの絵ッ
てえのがッ 実にいいやねぇーーーッ!!!


 その当時の伊万里の小皿ッーたらッ

それこそッ いろんな図柄が生まれた時代でもあったでございましょうけどッ ・・・・・

猫ちゃんの絵ッ つーのはッ 少なかったんじゃないでございますかねッ!! うんッ ・・・・・

しかもッ!!   手まり付きッ てぇーーのがッ たまんないやねッ!!!

  更に更にッ ・・・・・・・・・

このッ ・・・   後ろ向きッ てぇーーのがッ これまたたまんないやねぇーーーーッ!!!

いったい何を見つめてんでございましょうかッ ・・・・・・??????

ほんとにカワイイッ たらありゃしないでございまさぁーやねッ!!!


んんーーッ もーーッ こーなったらッ!!

やっぱりお名前なんざッ つけてあげなきゃぁーねえぇーーッ!!!!

  ・・・・・・・・・・・・・・・・

えッ!??      

またッ 中日だの ドラゴンズだのッ てぇーーんじゃねぇーのかってぇーーーッ!????


ハッハッハッ ・・・・・・   ちゃまはそんなに野暮じゃぁーござんせんでございますよッ!!

うぉッほんッ!!!

  ほんだばッまいりやすッ!!!

カワイイカワイイッ 猫ちゃん五匹でございますからッ!!!!

やんちゃなッ どら猫ッ!!!!


                 ドラちゃんズッ!!!!! 

                 イイェーーーーイッ!!!!!


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       

  いっしょじゃねぇーーかよ ッ ・・・・・・・・・



                  ドッカァーーーーーンンッ!!!!!!!!