ハイテンション・エイプリルを迎えておりますッ ちゃまでございますッ!!
本日もッ! ちょいと面白いお方をばッ ご紹介申し上げますでございますッ!
ではでは早速ッ ご登場ねがいますでございまわぁーーーすッ!!!
じゃんじゃがじゃぁあああーーーんん ッ!!!
えぇーーーッ 本日はッ こちらの一枚の象さんの絵にございますッ!!
・・・・・・・・
なんでぇーーい ッ ・・・・ たかが象さん一頭の絵なんてッ さして面白くも何ともないやねッ ・・・・・・・・・
なぁーーんて言わないでくださいませでございますよッ!!!
確かにッ 現代では 象さんの絵なんて珍しくも何ともないしッ 本物の象さん見たけりゃッ 動物園に行けばいつでも見れるしねッ ・・・・・
この先いつでもッ ずぅーーッとずぅーーッとねッ!!
そうッ! ZOOーー ッと ッ ・・・・・ ねッ!?? あはははは ・・・・・
さてッ ・・・ 気を取り直してッ とッ !
えぇーーとッ?? 何のお話だったっけ ッ ????
あッ そーそーッ! 象さんはッ 珍しくないッてことだったけどッ・・・・
これがッ 江戸時代だったらお話はッ 別でございましょッ!!
だいいち 日本に象さんなんてもともといないわけでございますからッ!!
だからッ 当時の象さんの絵ッ つーたらッ 想像の中で描くしかなかったわけでございますよッ!!!
なもんでございますからッ! たまに見かける古い日本の絵の中のッ 象さんって
ちょっと実際の象さんよりもッ だいぶ違うでございましょッ!!!
まぁー というようなことでッ! 江戸時代の象さんの絵ってぇーのはッ それだけでもッ ちょいと珍しい存在なんでございますよッ!!
・・・・・・・・ ?????
とッ!?? 言いたいところでございますんでございますがッ ?????
今回のこちらの象さんッ ・・・・・
想像どころかッ 隅の隅までッ 本物の象さんそのものに描かれているじゃなぁーーいッ !!?????
なッ なぜぇーーーッ ???????
ハハハハハハッ ・・・・・
その答えはッ チョォーーッ 簡単ッ!!!!
つまりッ! 本物の象さんを見ながら描いたッ てわけでございますッ!!
そーなんでございますよッ!!
江戸時代の終わり頃ッ 阿蘭陀との貿易の中ッ 象さんは我日本へと渡ってこられていたんでございますッ!!
その辺の資料もッ 現在ではしっかりとしててッ!
実際にッ 長崎から江戸まで象さんがッ 歩いてやってきたッテ出来事はッ!
今ではッ チョー有名なお話でございますよねッ!!
さてさてッ!
でッ! この象さんを描いたお方なんでございますがッ ・・・・
右隅下のッ 落款・印譜から見ますとッ ・・・・・・・
「宅間楊汀」さんなるお方のようでございますッ!!!
残念ながらッ 今のところッ その楊汀さんなる人物についてはッ 不詳のままなんでございますがッ ・・・・・
幕末に近い頃ッ 長崎絵師の中にッ 楊という字を用いたお方がッ 意外と多ございますッ ・・・・・
恐らくはッ その辺の中のお一人という可能性も無きにしも非ずッ ・・・・・
だとすればッ!!
幕末に近い頃ッ 象さんはッ 長崎にいらっしゃったッ つー仮説がたてられるッてなことになるわけでございますッ!!!
勿論ッ これはッ だとすればの勝手な想像でございますがッ
こうした江戸期の忠実なッ 象さんの絵によってッ 当時の象さんの江戸までの足取りの様子を探る事ができるッてわけでございますよッ!!!
ふむふむッ ・・・・・ どーでございますかッ?? 皆様ッ!!!
江戸時代の絵ッてぇのはッ ・・・ ただ鑑賞するだけじゃなくてッ 遠い歴史の生き証人みたいな部分もあるって事ッ !!!
何となく感じていただけましたでございましょうかッ ???
まぁーとにもかくにもッ!!
いにしえの 皆様はッ!! まっこと面白ろーーございますやねッ!!!