骨董屋の独り言

骨董屋九代目の日々を紹介します。

陶工 真清水藏六さん筆 猫ちゃん画賛幅 御出ましッ!!

2009-01-30 16:01:23 | Weblog

  皆様ッ !   こんばんニャーーーッ!!!

いやぁーー ・・・  毎日寒いでございますねッ ・・・・・ 。

でッ!  寒いとくりゃぁー コタツッ!!

コタツとくりゃぁー 猫ちゃんでございますねッ!!

ッてなわけでッ ・・・

今回のお話は、可愛らしい猫ちゃんの絵のお話でごッざいまわぁーーすッ!!

   ではでは、まずはゆっくりとご覧下さりませッ!!

ねぇーーー ッ ・・・  カワユイでござんしょッ!!

真っ赤な首輪ッてのが、昔からの定番通りで、何とも素直な猫ちゃん図でございますッ!!

でッ!!

この猫ちゃんを描かれたお方は、と申しますればッ!!!

実は、画家さんではなくて陶芸家さんなんでございますよッ!!

 お名前を 『真清水藏六』さんと申しましてッ!

幕末、清水坂を代表いたします陶工さんの一人にございますッ!!

でッ!  その藏六さんとは、京都の庄屋清水家・九代源右衛門の三男として、文政五年(1822)にお生まれになり、天保十四年(1843)五条坂で陶工として開窯。

と、同時に藏六と改名し、その後大変な活躍をされたお方でございますッ!!

また、明治の初年に外国での博覧会にも、その作品を出されたこともあったんでございますよッ!!

結構凄い方でござんしょッ!!   へへへッ ・・・・。

でッ・・  明治十年六月十二日に五十六歳の生涯を閉じられたんでございますッ。

  さてさて、ココでもう一度猫ちゃんの絵にご注目ッ!!

相変わらず、見難い写真でゴメンナサイなんでございますがッ!

何やら、字が書いてあるでございましょッ!!???

でッ ・・  この意味が解読できれば更にこの猫ちゃんの絵が、面白くなってくるんでございますがッ ・・・・・・・・

お恥ずかしいかな、未だ解読できていないんでございますッ ・・・・・・・・・

まぁーー いまんとこ 読めた部分をご紹介いたしますとねッ ・・・・・


「限りありて  想いつづるに  なんやら??  人あらづや?? 」

かなぁーーー ッ????


とにかく、全然ゴロが合わないし、意味不明 ・・・・・・・・

いまひとつの解読が、必要でございますねッ・・・・・・

  まぁー なにはともあれッ!!

とりあえずは、この可愛らしさに癒されつつ、楽しませていただければと存じておりまするッ!  

ハハハハハッ ・・・・・・・・


あぁーーー  情けな ッ  ・・・・・・・・・・・・







 


雪の日限定?? 隅田川焼 雪景図お茶碗さん 登場ッ!!

2009-01-23 22:23:03 | Weblog
 皆様 今晩にゃッ!!!

またまたご無沙汰してしまいましたッ!!

毎日寒いけど、頑張ってるでございますでございますかッ!!??


ついこの前のことなんでございますがッ!                           

こんな寒ーーい日が続く季節に、誠ピッタシの何とも可愛らしいお茶碗さんが、海老屋へとお越しくださいましたんでございますよッ!!

まぁーー なにはともあれ、ご紹介いたしましょーねッ!!


   ジャンガジャァーーーンンッ!!!!!

えぇーー ・・・  隅田川焼 雪景図 お茶碗さんにごっざいまぁーーすッ!!

どぉーーおッ??

如何にも寒い季節に、ピッタシでございましょッ!!!


でッ!   まずは、その隅田川焼について 少々 ・・・・・・・・ 。


隅田川焼とは、現在も残っております墨田区は向島の百花園内で、始められたお江戸の陶窯でございまして、文政二年(1819)初代・佐原氏(本当は名前がちゃんとあるんだけど難しい字でパソコンでは出ないからゴメンネ・・・)によって開窯されたんでございますッ!!

でッ!!

その当時は、実際に隅田川の中州の土を使って、陶器を作っていたんでございますよッ!!

その後、京都や瀬戸あたりから良質の陶土を取り寄せて、本格的茶陶も手がけるようになったんでございますッ!!

時に、かの吉向治兵衛や、白井半七など、著名な陶工さんが手がけた頃もあって、
一時期お江戸の名物窯として、一世を風靡したこともあったようでございますッ!

  さてさてッ ・・・・・・・

今回のお茶碗さんにお話を戻しますでございますがッ!

たいがい、この隅田川焼には窯印が押されているのが殆どなんでございますがッ・

こちらのお茶碗さんには、その窯印が押されていないんでございますッ ・・・・

(たまにあるんだけどねッ ・・・・・)

  しかしながらッ!!!!

この絵のタッチ ッ!  釉薬の様子などから もー間違いなく隅田川焼と見ることが
できるんでございますよッ!!!!

んんーーー・・・・・・

ご説明するのがチコッと難しいんだけど ・・・・・

一番のポイントは、やっぱ絵のタッチでございますかねッ!!

ハハハハッ ・・・・・・・


んでッ!  時代的には、恐らく幕末から明治にかけての三代目あたりと思われますでございますッ!!

   まぁーー とにかくッ!!

この柔らかな雪景色の様子 ッ ・・・・・・・・・・・・・

長閑に思うでございましょッ ・・・・・・・・・・


ここ何年も、東京で雪の積もる風景を見ることがなくなっちゃったけど ・・・・

たまに、 ちらほらと雪が降る夜なんかにねッ ・・・・・・・・


大福餅でも焼きながら、温かいお抹茶なんざ このお茶碗さんで のんでみたいでございますねッ!!

ヘヘヘヘヘッ ・・・・・・・・





  おぉーー おぉーーー  ッ !!

             そーーー そーーーー  ッ !!

こんな感じッ!!!!



ほんだば ちょいとッ!!!


いったらきやぁーーーす  ッ  !!!!!!!