骨董屋の独り言

骨董屋九代目の日々を紹介します。

どがぁーッ!と年越しまでッ!!その3 覗けば あらまッ! のお茶碗さん登場ッ!!!

2009-11-13 23:34:04 | Weblog

 オリァーーッ!!  皆様ッ!!!

毎日ッ! どがぁーーーーッ! とッ!!  頑張ってるでございますかぁーーッ!

今回も ちゃまッ!! 気合十分ッ! 歩いて23分でございますッ!!


えッ!? それってなんか意味があんのかってぇーー ッ ・・???

あぁ ・・ 全然ないでございますよッ!!

     ・・・・・・・・・・・・・・・

さぁッ!!   気を取り直してッ!! 

どがぁーーーッ!と ッ!  第三弾ッ!!

いくでございますでございますよぉーーーッ!!!!  おぉーーッ!!

  さてさてッ!  今回ご紹介いたしますお方様はッ つーとッ・・

「なんよこれぇーー ッ ・・・・・ よく見かける李朝のただのお茶碗じゃぁん ッ ・・」

なぁーーんて がっかりしないでくださりませよッ!!!

確かにッ! 横から見ればッ フツー の李朝のお茶碗さんなんでございますがッ 。

    ・・・・・・・・・・・・・・

  ゆぅーーッ くり ッ ・・・・・・・・・・

  上のほうへと 見て見て ちょッ ・・・・・・・

  ほぉーーれ ッ ・・・・

  どぉーーでございますぅーーーー  ッ?????

  どがぁーーーーーッ!! とッ!!

             きたでございましょッ!!!

             ハァッ!! ハハハァーーーーッ!!!

  ではではッ! 改めてご紹介いたしましょうッ!!!

十八世紀 李氏朝鮮時代ご出身ッ!!

無地刷毛目茶碗さんにッ! ございまわぁーーすッ!!!

まあ本来ッ 無地刷毛目と申しますとッ フツーは、高台部分から少々上のあたりまで以外はッ 白泥釉がかかった手のお茶碗さんのことを言うのでございますがッ

今回のお茶碗さんはッ! 白泥釉が、見込み部分にベチョッと施されただけの手でございますのでッ ・・・・

無地刷毛目というよりはッ ・・・

ちゃま流にッ!!「ナンチャッテ無地刷毛目ッ」 とでも申し上げましょうかねッ!!アハアハアハ ッ ・・・・・

  おぉッとッ! そーでございましたッ!!

まずはッ その無地刷毛目茶碗さんについて少々お話いたしましょうねッ!!

そもそもッ! 無地刷毛目茶碗さんとはッ かの有名な朝鮮の窯 鶏竜山窯にて
作られたといわれておりますッ!!

でッ! 無地刷毛目さんのお仲間にはッ 皆様も良くご存知の 三島手とかッ
刷毛目手とかいったものがございますッ!!

  鼠色の地釉の上から乳白色の白泥釉を 様々に施した手のお茶碗さんたちがッ いわゆる鶏竜山ご出身となるんでございますがッ!

その白泥釉がッ 象眼なり絵付なりで 様々な模様に描かれた手がッ 三島手ッ!

してッ! 白泥釉が、刷毛でパサッパサッて 習字みたいな筆の跡みたいに描かれているのをッ 刷毛目手ッ!

してしてッ! 白泥釉をッ ただドップリと碗全体にかけたのをッ 無地刷毛目ッ!

とッ 申しますッ!!

  だからねッ!!

今回のこのお茶碗さんッ ・・・・  さてッ ・・  どの部類になるのかなッ ???

って思うとッ ・・・・  やっぱッ! 無地刷毛目になるんじゃないかなぁーーッて ・・

でッ! ちょっと変った施しだからッ ・・  

ナンチャッテ無地刷毛目さん ッて 呼んでみたわけなんでございますよッ!!

  いやいやッ!  なんとも長話になっちゃったけどッ!

とにかく このお茶碗さんのベタッ て感じにかけられた白泥釉のお姿ッ!

何とも面白いと思いませんでございませんかッ!!??

そんでもってッ どことなくやんちゃに見えちゃったりしてッ ・・・・

 美味しいお抹茶を点ててッ ・・

飲み干したあと ッ ・・・   「おおぉッ??  なんじゃッ この模様はッ!!」

なぁーんてな サプライズ付きッ!!!

  実にッ! ちゃま好みのお茶碗さんでございますねッ!!


因みにッ ・・・  前に御所藏されていらしたお方はッ ・・・・

このお茶碗さんにッ!  「残雪」!!   と銘をお付けになられていたようでございますッ・・・・!

なぁーーるほど ッ ・・・・・   いかにもッ!!!!



ならばッ!!!   この ちゃまもッ!!!!


命名 ッ!!!!

  「 アッカンベェーーーッ 」

でッ! ございまぁーーーーすッ!!!!

どッ ・・・  どがぁーーーーーッ!!!!

  ・・・・・・・・・・・・・・・・



絶対に やめとけ ッ てぇーー ッ ・・・・・・


ごもっともで ございますぅーーー ・・・・・・・・・  ッ 















どがぁーッ!と年越しまでッ!!その2 渡りの角瓶さん登場ッ!!!

2009-11-11 22:16:36 | Weblog

  オォッシッ!!!  皆様ッ!!!

年越しまでのッ! どがぁーーッ!とッ!!

第二弾ッ!!!  有無も言わさずスタートいたしまっせぇーーーーッ!!!


さてさて皆様ッ! ひと昔の昭和30年から40年代ッ・・・・・・・

当時のサントリーウイスキーのREDだの、角瓶だのッて あの渋いヤツ、覚えていらっしゃいますぅーー ッ???

あの頃、テレビのコマーシャルに映し出された、何とも言えぬ無骨なシルエットはッ、
当時の男たちを哀愁へと誘うかの如きッ ・・・・  カッコイイ存在でございましたッ!

そんときは、まだちゃまは子供だったけどッ ・・・  あの渋い演出は、よーくよーく
覚えているでございますッ!!


  でッ!!  

今回ッ! ご紹介いたしますお方はと申しますればッ!!!

そのREDだの角瓶だののッ! これぞ正しく元祖ッ!!  と言えるッ!!!

ギヤマン角瓶さんッ! お二方でございますッ!!!

  おおぉぉーーーーーッ!!!!

きたきたきたぁーーーーー ッ!!!!

どがぁーーーーッ! とッ!!!   

きたぁーーーッ!!  みなみぃーーーーッ!!!!  ??????

でッ! ございまぁーーーーすッ!!!!!


ははははは ッ ・・・・・・・

  さてさてッ ・・・   どーでございましょーかッ!!!

誠 シンプルで渋いッしょッ!!!

恐らくは、19世紀初頭の阿蘭陀生まれッ!!!

  ご覧の箱いきから察しますればッ ・・・・

江戸時代、長崎出島を通じてのッ! いわゆる渡りのギヤマンさんの一つかとぞんじますッ!!

  まあ もうッ!   なにはともあれッ!!

  このスタイルはッ!!

             永久保存版ッ!!  でございますッ!!!!

恐らく ッ ・・・・  当時のギヤマン職人さんたちがッ!  安定感や収納の事などッ
様々な試行錯誤を重ねた末のスタイルなのでございましょうッ!!

してッ! またッ! その素朴なお姿がッ ・・・・・

酒好き骨董好きの面々のッ ロマンチックな心をくすぐるのでございましょうなッ ・・・

ホホホホホホッ ・・・・・・・

  あまり お酒の得意でない このちゃまでさえもッ!

この角瓶さんにッ ウイスキィーなんざ 注いでみればッ ・・・・

ちびりちびり ッ ・・・  と すすんでしまいそうでございます ッ ・・・・・


   おおぉぉぉーーーーーッ!!!

正にッ!  こんな感じッ!!!!

実に いいでございますねぇーーーーッ!!!


んーんーッ!!  ほんだば今宵はッ!

香ばしきナッツとッ! 大好きな干しフルーツをおつまみにッ!!!

ちびりちびりと ッ ・・・・  骨董夜話と しゃれこむでございますかねッ ・・・・


ではでは 皆様 ッ ・・・  

グッドナイト で ございます ッ ・・・・・・・・・




 


どがぁーッ!と年越しまでッ!!その1 加茂人形大津絵九人衆さん登場ッ!!!

2009-11-07 23:15:55 | Weblog
  やっほぉーーーッ!!  皆様ッ!!!

またまたご無沙汰してしまいましたでございますッ ・・・・

お元気でいらっしゃいましたでございますかッ!??

いやぁーー ッ 今年も残すところ、後二月弱 ッ ・・・・・・・・

早いもんでございます ッ ・・・・・


ならばッ! 残るこの日々ッ!!

どがぁーーッ!と 面白い皆様にご登場いただきましてッ!

良き年越しへと、まっしぐらッ てな感じでいきやしょうかねッ!!!


だばッ! 早速ッ!  どがぁーーッ!と シリーズ 第一弾ッ!!!

まいるでございますぞぉぉーーーーーッ!!!!!

  ジャジャァーーーン ッ!!!

豆板醤じゃぁーーーん ッ!! ?????

ハッハッハッ !   どーでございますぅーーー ッ!!???

  どがぁーーッ!と きたでしょッ!!

はぁーーいッ! まんずご紹介いたしやしょうッ!!

こちらの皆様はッ!  昔々の京都ご出身ッ!!

加茂人形 大津絵九人衆さんにござぁーーーい ッ!!!!

  へへへぇーーッ!!  かわいいでしょ ッ!!

  まん丸お顔と、ふっくらお姿ッ!

してまたッ この小ささ ッ!!  なんとッ! 手のひらすっぽりサイズでございますッ!!!

でもねッ! 実際にこの加茂人形さんには、もっと小さいお方だって、存在するんでございますよッ!! 

ハッハッハッ! すごいでしょッ!!!

  さてさてッ! まずは、この加茂人形さんとはッ??

一体どんなお方なのかッ!?  少々お話いたしましょうねッ!!


そもそも加茂人形さんの始まりは、今を遡る事約300年ッ!

京都賀茂神社の雑掌・高橋忠重が、柳箱を作ったときの残りの柳とッ 神職用装束の残裂を用いて 木目込み式のお人形さんを作ったのが、その始まりのようでございますッ!!

  その後ッ 忠重の孫 大八によって更にッ この加茂人形さんが世に流行っていったのだそうでございますッ!!

してッ! その大八さんが手がけた人形さんは、大八人形と呼ばれッ!

加茂人形さんの中でも、特に珍重されたようでございますッ!!!

  さてしてッ!!!

今回の加茂人形さんたちッ!!  時代的にはッ! だいたい江戸後期ッ!

勿論ッ 大八さんの手のものではございませんがッ ・・・・・・

  題材がッ! 大津絵ッてところにご注目くださりませッ!!

確かに、加茂人形さんの題材には、七福神や福助・獅子舞ッ お雛様や大名行列などなどッ!!  

風俗的な題材が多いんでございますがッ ・・・・・・

当時、それ程著名度としては、決して高くなかった大津絵を取り上げたッ つーところがッ!

ちゃまとしては、ちょいと興味深い部分なんでございますッ!????
 今でこそッ その存在は、世間に知られてはいるもののッ ・・・

江戸の終わりごろッ ・・・・・  果たしてどれだけの人々が、大津絵の存在を知っていたのだろうかッ ?????

  って思うとッ ・・・ だいぶマイナーな題材だったんではなかろーかッ ・・・  

もっともッ 京都と大津ッ お隣さんみたいなものゆえにッ 取り上げたんだとは、思うでございますけどねッ ・・・・・

 でもッ ・・ 大津絵を題材にした加茂人形さんって  ッ

たぶん だいぶ少なかったんじゃないでございましょうかッ ?????

  んんッ!????

とッ! 言う事はッ!!??????

加茂人形さんの中でもッ ・・・・   もしかしたら ッ ????

  珍品中の珍品 ッ!!! ??????

おぉーーおぉーー ッ!!  皆様ッ!!!!

どがぁーーッ!と きたんじゃぁなぁーーいッ!!

  まぁ 第一弾としては、申し分ないでござんしょッ!!

さぁーさぁー この先ッ!  この大津絵九人衆さんッ!!

どーなっていくのでございましょうかッ!!???

事の成り行きはッ!   このちゃまッ!!   じっくりと見届けてまいりたいと存じておりまするッ!!!


面白い結果になるといいんでございますけどねっ!!

ちょいと楽しみなご縁でございましたッ!!!


さぁーさぁーッ! 加茂人形ファンの皆様ッ!!!

カモォーーン ッ!! カモォーーーン ッ!!!

でッ ございますよッ!!!

カッカッカッ!!  ・・・・・・・・・・

  ぁぁぁーーー ・・・  さぶぅーーーー ッ ・・・・・