骨董屋の独り言

骨董屋九代目の日々を紹介します。

飯田勝美さんのッ! 純銀の福助さんッ!!

2012-02-16 20:24:43 | Weblog

今晩はッ! 皆様ッ!!

えぇーーッ 今宵のお話はッ と申しますとッでございますがッ ・・・・

江戸時代後期の刀装金工に始まりッ 幕末明治にッ 新たな金工の世界を築かれたッ

そんなッ物凄い金工師さん達のッ息吹を引き継がれたッ 

ひとりの金工師さんのッ 手がけられたッ まことに小さなお方をばッ ご紹介申し上げるでございますでございますッ ・・・・


ちぃ~とややこしい出だしではございましたがッ ・・・・・

ではではッ ご登場願いましょーでございますでございますよッ!!!





とりゃぁッ!!!

どぉ~~でございましょぉーかッ!!???

いわゆるッ商人のお手本みたいなお方ッ! 福助さんにッございますッ!!!

しかもしかもッ!!  

全身純銀のッ チョォー豪華版さんでぇーございますぞぉ~~~ッ!!!


しかもかもしかかもしかしかもッ!!!!!

はじめのほぉーでもッ お話いたしましたけどッ ・・・・・





こぉ~~んなにッ ちぃ~~ちゃいのぉ~~ッ!!!!

あッはッはぁ~~ッ!!!


でもッて皆様ッ! こんなにちぃ~さいのにッ これでもかッ ちゅぅ~くらいのッ仕事の細かさッ!!





このッ福助さんのお顔もそぉーでございますがッ!


ホレッ ・・・・・・・・


  


お背中やッ 袖の福の字紋までッ ちゃぁ~~んとッパッシリ入れちゃってるんでございますでございますんよッ!!!


いんにゃいんにゃッ 実に見事なお仕事でございますッ!!!


おッ!  そぉーでございましたでございますよねッ!!

そろそろッ この福助さんをばッ 手がけられたお方様ッ!  ご紹介しなくっちゃねッ!!!


でッ!

そのお方様とはッ!!????





20世紀初頭の金工師のひとりッ!  飯田勝美(かつよし)さんとッ 申しまわぁ~~すッ!!!!

勝美さんはッ 明治の後期ッ 大阪にお生まれになりッ 現在の東京藝術大学にてッ かのッ名金工師ッ 加納夏雄さんの弟子となりッ

その腕をばッ 磨かれたんでぇーございますッ!!





でッ その勝美さんッ またの名をッ 「仁三郎」さんとも申しましてッ

明治・大正・昭和とッ 時代を駆け抜けていったッ 名工さんでッございましたッ!!!


とにかくッ 勝美さんはッ 江戸時代の刀装金工の流れを汲むッ 夏雄さんの技をッ しっかりと受け継ぎッ 

その人生を全うするまでッ 数々の名品をッ残された立派な金工師さんだったんでございますッ!!!


  だもんでございますからッ 

今宵のッ この福助さんもッ そんな勝美さんの思いがいっぱい詰まったッ福助さんなんでぇーございますねッ! きっとッ!!!


時代とともにッ ここまでパピッとした仕事をこなすッ 名工さんがッ 姿を消してしまった現代ッ ・・・・・・・

いつの日かッ また再びッ あッと驚くタメゴロ~さんの様な名工さんがッ 現れますことをッ

心よりッ 願うばかりのちゃまでございますッ ・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・




まはぁ~~ッ 最近のちゃまはッ ちょいとシックだねぇ~~ッ ・・・・・・


ったくッ ・・・  せっかく渋くきめたのにぃ~ッ ・・・

ちゃかさないでくださいでございますよッ!!  ぷんぷんッ!  



えぇッ!?  でも似合わないからッやめろッてかぁ~~ッ!! ・・・・・


やっぱしッ ・・・・・・・