骨董屋の独り言

骨董屋九代目の日々を紹介します。

幕末のヒーローッ!?? びいどろ吸毒管さんッ登場ッ!!!

2012-04-26 20:17:03 | Weblog

皆様今晩はッ!!

今宵は久々にッ びいどろさんのお話をばッ 

いたしますでございますれしよッ!!


でさてッ! 

そのッ今宵のびいどろさんとはッ! 

・・・・・・・・・・??????





こちらでッ ごッざいまわぁ~~~~すッ!!!


おぉッ!  こッこれはッ!!!!



あのッ超珍品さんッ! びいどろ弦朝顔盃さんでッ ございますかぁ~~~ッ!!!????

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


とッ 思っちゃうかもッ ・・・  知れないでございますがッ ・・・・・

実はッこちらッ!

酒器さんでもッ食器さんでもッ はたまたッ飾り物さんでもッござんせんッ ・・・・


ななななななんとッ!

そのご正体はッ!!!!

江戸時代のッ医療器具のひとつッ!

びいどろ吸毒管さんでぇーございますッ!!!





えぇぇぇえええーーーーーッ!!????


お医者さんのッ道具だったのぉ~~~ッ!!!!

ドッカァ~~~ンンッ!!!!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


とッ ゆぅーわけでございましてッ ・・・

改めましてッ ご紹介申し上げますッ!

今宵のお方様はッ 

江戸時代後期のお生まれのッ!

びいどろ吸毒管さんでぇーございますッ!!





でッ!

このッ吸毒管さんたぁ~ッいったいどんなお仕事をなさるお方なのかッ ・・・・

てぇ~とッ!

その名のとおりッ! 悪い毒さんをばッ ちゅぅ~~ッと吸い出すッ

皆様のッ つおぉ~~い味方さんでございましてッ!

その使い方はッ こーでございますッ!!!





そぉーッ! 

このよーにッ 傷口やッ悪い奴にッ噛まれた患部にッ

直接ッこの丸い部分を当ててッ ・・・・・



ちゅぅ~~ッ! って吸い出すッ!  てぇーわけッ!!!



ででッ!

しかもッ このクルリッ と捻じれた部分はッ!

決してッ伊達や酔狂などではッござんせんでござんしてッ!!





吸い出した毒がッ 吸い込んだお医者さんのッ

お口の中にッピュッ て入らないようにッ とのッ工夫なんでございますんですよッ!!

いんにゃいんにゃッ! 実に画期的医療器具さんでッございましょッ!!!

しかもッ! 江戸時代に考案されたッお方でございますぞぉ~~ッ!!

いやいやッまっことッ おったまげでございますッ!!

きっとッ 今まで沢山の方々のッ 辛い痛みを和らげてこられたことでございましょうッ!!

正にッ!  幕末のヒーローッ!  ってもんでございますやねッ!!



ヨッシャァーーッ!!!

じゃぁ~~早速ちゃまもッ!

愛するやわちゃんのッ!

悪い毒さんをばッ 吸い出してあげなくちゃッ!!!





・・・・・・・・・・・


えぇぇッ!!???

そんなことしたらッ ちゃまが吸い出されちゃうぞぉ~~ッ!!

ってかぁ~~~ッ!????

じゃぁ~ちゃまはッ まるで悪い毒だッてぇ~~わけぇ~~ッ!!????



ピンポォ~~~ンンッ!!!!


ちょいと見つけたッ 豆籠さんッ!!

2012-04-23 22:59:56 | Weblog

皆様今晩はッ!!

今宵はねぇ~~ッ!

先日ッ京都で見つけてきちゃったッ

可愛らしぃ~~お方様をばッ ご紹介申し上げるでございますよッ!!

ではでは早速ッ!!

こちらでございまわぁ~~すッ!!





へへぇ~~ッ!  どぉ~~おッ!??

ちょいと小振りでッ いい感じでございましょッ!!

でッ! ほらッ!!





こんな感じのッ小箱さんになっててッ 

しかもッ 細部にわたるッ 編みの仕事のッ実に見事なこと見事なことッ!!





してほらッよぉ~~く見てぇッ!!

上と下を繋ぐ部分もほらッ!!





こんなに細い竹ヒゴさんでッ ちゃんと繋げてるんでございますんですよッ!!

恐らくッ本来の用途はッ 煙草入れさんじゃぁーなかろぉーかとッ ・・・???

そしたらッ実にお洒落な煙草入れさんでぇーございますなぁーーッ!!!





でッ!

因みにちゃまはッ ・・・・・

茶箱さんに仕込むッ 茶巾入れさんかッ お菓子入れさんにッ

見立ててみよぉ~~かなぁ~~ッ ・・・・

なぁ~んてッ秘かに思っていたりなんかしてるんでッ!

ございますでございますッ!!!

さてさてッ うまくいくのかどーかッ ・・・・????

ここがッちゃまの腕の見せ所でございますやねッ!!!





おぉーーッ!!


ありゃまッ! 見返りッ?僧侶さんッ!!!

2012-04-21 20:02:11 | Weblog

皆様今晩はッ!!

でッ! 皆様皆様ッ!!

今宵はもぉ~~ッ! これこれ見て見てッ!!!

こりゃぁッ!!!





ねぇへへぇーーーッ!!

いやぁーもぉーこりゃなんといたしやしょほぉ~~~ッ!!!!

このッ 実になんともッしなやかな仕草ッ!!

してこのッ 渋ぅ~~い雰囲気ッ!!

なんじゃもんじゃッ パピッ!! ときちゃったでございましょほほぉ~~~ッ!!!

まぁ~ッいわゆるこちら様はッ 木彫僧侶さん像でッございますがッ!

なんたってッ このポーズが最高でございましょッ!!

そおッ!  坊主のッポーズッ!!   ガハガハガハッ!!

  ・・・・・  おぉッとッ ばちが当たっちゃうやねッ ・・・・

時代は恐らく江戸中期ッ!

いやいやッもうちびっと古そぉーでございますッ ・・・・

がッ! とにもかくにもッ!!

このッすんばらしぃーポーズでッ 彫り上げられたッ職人さんにッ!

それこそッ拍手喝采でございますッ!!!

しかもッほれッ!!!





後ろから見るお姿もッ!

こいつぁー見事なッ 腕前の職人さんでございましょーッ!!!


ただッ ・・・

永年のせいなのでございましょうかッ ・・・

残念ながらッ そのお顔はッのっぺらさんでぇーございますッ ・・・・





でもねでもねッ!

ひょこッと目に留まっちゃったひにゃぁ~~ッ!!

このッさりげない仕草にッ  ハァートヅギュンさんでぇーございますッ!!!

まぁ~しかしッ!

こーしてじッと見つめていたらッ 

何かッお話掛けてきそぉーでございますなぁ~~ッ ・・・・・・・





ちょいとお待ちよッ車屋さぁ~~んッ!!!

ッてな感じかねぇ~~~ッ!!!

えッ!??

僧侶がッそんなことゆぅーわきゃねぇーだろッ!

てかぁ~~ッ!???

僧侶(そーりゃ)そーだッ!!!!





ドッカァ~~~ンンッ!!!!!







近藤芳樹さんッ! 哀愁の砧打画賛ッ!!

2012-04-19 21:09:03 | Weblog

皆様今晩はッ!

今宵はッ 櫻の名残を味わうまもなくッ 

一気にッ初秋へとッ 飛んでいただきやぁ~~すッ!!!


とぉ~~りゃッ!!!




おぉ~~ッ 正にッ名月のもとッ ・・・・

ひとり砧打つッ 女性の後姿ッ ・・・・・



哀愁でんなぁ~~~~~ッ ・・・・・・


んんッ ・・・・   なになにッ・・????

「うつまにも みだれやせまじ 霜をたて 露をぬるなる 秋のころもは 」




・・・・・・・・・ んんッ ・・・・

十分な解釈はッ にんともかんともでございますがッ ・・・・・

正にッ 初秋の何処とない寂しさがッ しみじみと伝わってくるかのよぉーでございますッ ・・・・・


時は明治かッ幕末かッ ・・・・???

周防生まれのッ歌人のひとりッ 近藤芳樹さん筆のッ 

砧打ち画賛さんでぇーございますッ!!


でッ!  その近藤さんとはッ どんなお方でございましょーかッ ・・・????



まずッ 近藤さんはッ 享和元年ッ 周防(山口県)に生まれたッ

旧長州藩士でありッ かのッ 明倫館の教授でもあられたッ

いわゆるッ幕末期の国学者さんでッ ございましたッ!!!


またッ その頃よりッ 歌人としての才も発揮されッ 当時の歌壇にてッ

大活躍をされた方でもッ ございましたんでございますッ!!!


なもんでございますからッ!!

維新後のッ近藤さんはッ 東京へと移りッ

宮中のッ 歌会などをまとめる役職をッ お勤めになりッ 

そしてッ 明治12年ッ その生涯を閉じられたのでございましたッ ・・・・


とッ! まぁ~~そんなわけでございましてッ!

今宵のこのッ 月夜砧打ちッ とでも申しましたらよろしいかなッ画賛さんッ!!

ただッひたむきに砧を打つッ 女性の後姿とッお月様ッ ・・・・



これがなんともッ ジィ~~ンッ とくるッつぅーかッ まったりッ つぅーかッ ・・・・


季節はまだまだッ 遥か半年も先のことではございますがッ ・・・・

誠にッ 心安らぐ一幅さんでぇーございますですねッ!!



んッ ・・・・・・・

このッひたむきな後姿ッ ・・・・・・・・

なんだかッやわに見えてきちゃったッ!




あはあはあはッ ・・・・・


今宵はッ おのろけちゃまでッ  お別れでございますッ!


バイビィ~~~~ッ!!!


呂宋の壷さんですかッ?? さぁ銅でございましょほぉ~~~ッ???

2012-04-15 18:32:02 | Weblog

皆様今晩はッ!!

ところで皆様ッ 花粉症はッ大丈夫でございましたでございますかッ!??

ちゃまはッ 相変わらずひどくてッ とうとう喘息にまでなっちゃったッ ・・・・・・

なもんでございますからッ 

今宵はッ 全速力でッ! がんばりますッ!!!!

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ってなわけでございましてッ!

早速もってッ 今宵のお方様をばッ ご紹介もうしあげましょほほぉーーいッ!!!


     へへへへッ!  どぉーーおッ!!???

一見ッ 渋い焼物のッ壷さんに見えたでございますですかぁ~~ッ!????


はぁいッ! そー見えちゃった皆様にッ お伝えいたしましょーーッ!!

実はこちらッ ・・・・・

陶器さんじゃぁーなくてッ 銅器さんなんでございますよッ!!!


あははははッ!  ちょっとびっくりしたぁ~~ッ???

まぁ~いわゆるッ とうきさんのッ  がッ濁るとッ うきさんになる ッ! ・・・・・・・・?????


なんてのはッ どうでもよござんすがッ ・・・・・


なかなかうまくッ 鋳物で表現された壷さんでございましょッ!!


  でねッ!  箱書によればッ 

呂宋(ベトナムあたり)の壷さんをッ 写したものらしいんでございますッ!!


まぁ~~とにかくッ

このッ口周りのつくりといいッ!



自然釉のッ 流れといいッ!!

   


更に更にほらッ!!

   ここここッ!!!

ひっつきがッ 剥がれたかなんかした部分までッ 

実に忠実にッ 写してるんでございますんですよッ!!!!


んんーーッだからねぇ~~ッ ・・・  一見陶器さんに見えちゃってもッ

そりゃぁ~しかたがないでございまさぁ~~やねッ!!!


でッ!

この見事なッ 壷さんをッお作りになられた御仁とはッ ・・

いったいどんなおかたでございましょーかッとッ ・・・・????


それはねッ ・・・・

昭和の初期頃ッ! 東京にてッ活躍されたッ!

  金工師のひとりッ!!

高橋凌雲さんとッ 申しますッ!!!


でねッ ・・・・

そのッ 凌雲さんについてのッ 詳しいことってッ

いまひとつッ定かではないんでございますがッ ・・・

とにかくッ 動物さんやッ 生きものさんの表現がッ

とってもリアルでッ デザインもッ なかなかお洒落な作品をッ

残された金工師さんなんでございましたんでございますよッ!!

    


だからねッ!

今宵のッ この呂宋壷さん写しなんてぇ~のはッ!!

とことんッ こだわって作り上げられてるんでございますんですよッ!!!


しかしまぁ~~ッ  

こんだけ面白い銅器さんをッ作られた 動機はッ ・・・???

定かではないもののッ


  こーしてッぽけぇ~~ッと

眺めてるだけでもッ なんともたまんない気分にさせられてしまうッ 

正にッ逸品さんでぇーございまさぁーーやねッ!!!


因みにッ ・・・・・・

こんな感じにッ 植物だけをばッ活けてみてもッ ・・・・・


    くぅ~~ッ たまんないやねぇ~~~ッ!!!

 


ちゃま好みのッ 可愛いお獅子さんのッ 登場でございまわぁ~~すッ!!

2012-04-12 21:58:23 | Weblog

皆様今晩はッ!!

実は先日ッ ・・・・・・ ・

誠にかわいらしぃ~~ッ パピッとしたッ小さなお獅子さん御二方とのッ!

ご縁をばッ 頂戴いたしましたんでございますんよッ!!!


それがまぁ~実にッ!

細かきお仕事よろしくッ!  時代もよろしくッ!!

正にッ ちゃま好みのッ素敵な御二方なんでございますんでございますッ!!!


もあ~もぉ~とにかくッ!

早速ッ ご紹介いたしやしょぉーかねッ!!!





パァーーンッ!!

こちらでございますッ!!!

ねぇーねぇーどぉーーおッ!!!????

顔つきもッ スタイルもッ パピッとしててッ!

正にちゃま好みッ!! って感じでございましょッ!!

してしてッ 大きさはッ!

・・・・・・・・・・・・





ほれッ!  こんな感じッ!!!

いやぁ~~~ッ! かわゆいやねぇ~~~~ッ!!!!


でッなわけでッ!!

まずはッそれぞれのッ ご紹介を申し上げますんでございますがッ ・・・・・

まずはッ こちらッ!!





えぇーッ 古銅獅子形文鎮さんでッ! ございますッ!!!


時代は充分ッ 江戸時代後期はッみてもよござんすと存じますがッ!!

なんたってッ この細かきお仕事ッ!!





タテガミッお顔ッ手足の表現までッ!





いんにゃいんにゃッ 実にお見事ッ!!!

おまけにッ こんなに立派な桐箱さんとッ 仕覆さんまで付いちゃってッ!!!





まぁ~もぉ~ッ 目の中に入れてもッきっと痛いでございましょーねッ!!

ガハハハハハハッ!!!!!


でッ!

お次はッこちらのお獅子さんッ!!!





なんとッこちらはッ 備前焼のッ香炉さんなんでございますッ!!!





恐らく時代はッ幕末期ッ!!

でなんたってッ!





このッふっくらまぁ~るいお姿がッ ・・・・

実に何ともいいれしょぉ~~~ッ!!!

んにゃぁ~可愛いでございますッ!!!

しかもッこちらもッ 細かい仕事はッパッチリさんッ!!!





さすがはッ江戸期の備前職人さんのッ 陶彫の技はッ 見るものがございますやねぇ~~ッ!!

ただッちょっと残念なことにッ ・・・・

タテガミの部分にッ ひびがはいっちゃってるのッ ・・・・・

だからッちゃんと直してあげなくっちゃッ!

ッと思っておりますちゃまでございますッ!


でねでねッ!!

実はこのッお二人さんにッ!

誠偶然なんでございますがッ ・・・・・・

とっても素敵なッお家になりそぉ~~なッものをッ!

海老屋の中でッ 見つけちゃったんでございますッ!!!

でねッ ・・・・

ちょいと中に入っていただいたらねッ ・・・・

どーやらだいぶッ 気に入っていただいたみたいでッございましてッ!

でッ!

どんな具合かッちゅぅーとッ ・・・・・・

こんな感じッ!!!






 
あはははははははッ!!!!

古銅のお獅子さんにはッ ちょいと民芸調のッ 朱のお厨子さんッ!!



でッ!

備前のお獅子さんにはッ!



こーりゃッちゃま的お気に入りなんでございますがッ!!

でっかい捏ね鉢さんのッ ど真ん中にッ!

ちょこッ とッ ・・・・・

いいーでしょッ! これぇーーーッ!!!

あはははッ!


いやはやなんともッ!

こんなに楽しくッ 愉快にさせていただいちゃってッ!

もぉ~ちゃまちゃんッ 幸せでございますッ!!!


とにもかくにもッ!

今宵も誠にッ 有難きご縁にッ!

感謝感謝でございますッ!!!!!










犬養木堂さんのッ 長閑な思い出の一幅ッ ・・・・・

2012-04-10 20:44:16 | Weblog

皆様今晩はッ!

今年もッ あツ!とゆーまにッ櫻の季節も過ぎ去ろーとしておりますッ ・・・

さぁ~~いよいよ暖かいッ 春の到来でございますよぉ~~~ッ!!!


とッ ゆ~~わけでございましてッ!!

今宵はなんとッ!

あのッ! 明治・大正・昭和とッ 正に激動の日本の真っ只中にッ 身を投じッ!

日本の行く末のためにッその人生をかけられたッ 

第29代ッ総理大臣ッ!

犬養毅さんッ またの名を木堂さんッ!

にまつわるッ 一幅さんをばッ ご紹介申し上げますでございますッ!!


まぁ~まずはともあれッ 早速御登場ねがいやしょぉーーッ!!


じゃわぁ~~~~んんッ!!!!





あッはッはッはッ ・・・・・

なんやらッ滑稽なッ ・・・???  どこかのご老体ッお二方のッ

今正にッ お風呂に入らんとするッ 後姿ッ ・・・・?????


いったいッ この一幅さんはッ なんじゃらほいでッございましょぉ~~かッ ・・・・?????


あははははッ! いきなり豪快な出だしだったもんでございますからッ!

皆様ッ拍子抜けしちゃったでしょぉ~~ッ!!



いやいや実はッ この一幅さんッ!

去るッ 大正11年の8月ッ!

そのッ 犬養毅さんがッ 一時期ッ政界から身を引かれッ

信州の富士見村に引き込んでッゆっくりされてた頃ッ

親しき方々とッ のんびりお風呂に浸かったときの様子をッ

絵にしッ またッ書き留めた一幅さんなんでございますッ!!!


でッ!

そのッ長閑な集まりにッご参加された御仁とはッ!!

大観翁さんとッ 榊原鉄硯さんご夫妻とッ 鷲尾義直さんとッ そしてッ犬養さんッ!!!

とッ ゆー面々でございますッ!!!



因みにッ 鉄硯さんとはッ 1855年(安政2)お生まれのッ 旧岸和田藩士でございましてッ

明治に入って後ッ かのッ福沢諭吉さんのもとッ アメリカに渡って鉄道を研究されッ

あのッ 上野の岩倉鉄道学校の幹事を務められたお方でございますッ!!

でッ その奥様はッ明治の超有名歌人ッ!間島冬道さんのッ 娘さんでございますッ!!

すッごぉ~~~ッ!!!!


してッ! もう一人のッ 鷲尾義直さんはッ 号をッ 温軒さんといいましてッ

明治20年生まれのッ 簡単に言えばッ!

犬養さんのッ 一番弟子さんみたいなお方でございますッ!!

でッ 犬養さんがッ総理大臣のときはッ なんとッ総理秘書を務めてたんでございますッ!!

こりゃまたッすッごぉ~~~ッ!!!


してしてッ! もう一人のッ 大観翁さんについてでございますがッ ・・・・・

これがちょいとッ 未だに不詳なんでございますッ ・・・・   とほほほほほッ ・・・・


まぁ^まぁ~それはそれでッ!

この一幅さんについてッ 少々ッ!!

まずッ 右のおじいちゃんはッ 大観翁さんでッ 描かれたのはッ鉄硯さんッ!!





ででッ!

隣のおじいちゃんがッ 鉄硯さんでッ 描かれたのがッ その奥様ッ!!!





でででッ!

その経緯とッ 様子をッ説明してるのがッ 犬養さんてぇーわけッ!!!





まぁーッ 書の内容やッ 箱書きの内容からしてッ

大観翁さんとッ 鉄硯ご夫妻がッ お客様でッ

それをお迎えしたのがッ犬養さんでッ そのお手伝いをッ鷲尾さんがされたッ

ちゅぅー感じでございましょうかねッ!!  ふむふむッ ・・・・





それにいたしましてもッ ほんに長閑な場面でございますッ ・・・・


まぁ~とにもかくにもッ その日までッ犬養さんはッ 様々な大臣を歴任されッ

激動の政界においてッ 無茶苦茶気合の入った人生をばッ送っておられましたッ!



御歳67歳くらいだったのでございましょうかッ ・・・・

色々なこともありッ 限界を感じて身を引かれた後のッ

穏やかなッひとときの様子でございますッ ・・・・


まさかその後ッ 再び政界に呼び戻されッ 総理大臣としてッ更なる激動の日々を迎えることになるとはッ ・・

思ってもいなかったことでございましょうッ ・・・・


そしてッその数年後ッ ・・・・

昭和7年5月15日ッ!

いわゆるッ 五・一五事件でッ 犬養さんはッ 軍の凶弾に倒れてしまうのでございましたッ ・・・・


正義に満ちッ こよなく日本を愛しながらもッ

時代のうねりに呑み込まれてしまったッ犬養さんッ ・・・・

彼の死はッ その後の日本にッ大きな影響を与えてしまったことはッ

確かだったのではないでございましょうかッ ・・・・???


大正11年の8月ッ ・・・・・

それはきっとッ 犬養さんにとってッ

忘れられないッ 長閑な思い出のひとときだったのでございましょうねッ ・・・・・




因みにッ 大正11年8月はッ 鷲尾さんがッ 犬養さんからッ

「温軒」の号を賜ったときでもあったようでございますッ ・・・・

鷲尾さんはッ 犬養さんの最期の最期までッ そのそばにいてッ

死に水を飲ませたといわれておりますッ ・・・

正にッ 男が男に惚れるッ!

昭和の男の生き様でございますでございますッ!!


んんんーーーッ ・・・・・

この一幅さんにはッ 男のロマンが込められてるようでございますなぁ~~~ッ ・・・・




あッ!  そーそーッ!!

おまけの余談ではございますがッ ・・・・

大正11年8月てねッ!

実はッちゃまのお父さんッ 海老屋八代目がッ

この世に生を受けたッ 正にその年その月だったんでございますですよッ!!


こいつあぁ~~~不思議なご縁でございますッ!!!


いえぇ~~~~いッ!!! 




 


櫻蒔絵の茶箱さんッ 最終章ッ!!!

2012-04-08 21:42:43 | Weblog

皆様今晩はッ!!

いやいや連日ッ ちゃまの身勝手にッお付き合いくださりましてッ

誠恐縮に存じますでございますッ ・・・・・


でッ 今宵こそはッ櫻蒔絵の茶箱さんのッ 全てをばッ

お見せいたしますでございますですよッ!!!


ではでは早速ッ!

茶箱さんの中のッ 皆様に御登場いただきやしょほぉーーッ!!!





でぇーーんッ!!!

あははははッ ・・・・・・  こんな感じなんでございますッ ・・・・


まぁー正直なところッ この頃はまだッ思い切った見立てが思いつかなくてッ ・・・

比較的ッ無難にまとまった感じなんでございますがッ ・・・


とにもかくにもッ!

それぞれのお方様をばッ ご紹介いたしますでございますッ!!!


でッ!  まずはッメインのお茶碗さんッ!!





主茶碗さんがッ 江戸後期のッ八代焼さんッ!

でッ 替がッ 欧州産のッティーボールさんッ!!!

あッそーそーッ つい先月だったっけッ ・・・・

絵変りのッ五つ碗さんをッ ご紹介いたしましたけどッ

あの皆様とッ おんなじッ!  でもッ 柄は違うけどねッ!!


してッ! 茶器さんはッ!

独楽の棗さんッ!!   江戸の後期はッ十分あるでございましょーねぇーッ!!


してしてッ茶杓さんはッ!

象牙の芋形ッ!  しかしいい色になってるでございましょッ!!!


さてさてッ! 続きましてはッこちらの皆様ッ!!





いわゆるッ 茶箱さんならではのッ アイテムさん達でございますッ!!


でッ! まずはッ茶筅筒さんッ!

こちらはッ唐木製ッ  たぶんッ昭和に入ってからのお方でございましょうッ!


でッ! お次はッ茶巾筒さんッ!!

こちらはッご覧のとおりのッ ギヤマンリキュゥールグラスさんッ!!

20世紀初頭のッフランス製でッ ございますッ!!

とにかくッ何かひとつはッ ガラスを仕込みたかったんでございますッ!!

    してしてその次がッ 振出さんッ!!

こいつぁーちょいと人気のッ 李朝白磁のッ小壷さんッ!!!

18世紀頃でッ ございましょうッ!!


でッ! 止めがッこちらのお二方ッ!!





建水さんとッ 香合さんッ!!!


まぁーッ建水さんはッ ちょいと小振なッ砂張さんッ!

でッ! 香合さんがねぇ~~~ッ ・・・・・

これがッちょいと可愛らし~~ッ 渋一のッ空豆さん形でぇーございますッ!!!

なんたってッ 空豆さんと来りゃぁ~~ッ!

春でございましょッ!!

だから入れたんだぁ~~~~ッ ・・・・・・


とッ!  ゆぅーーわけでぇ~~ッ ・・・・

  茶箱さんのッ 中の皆様たぁーッ こんな感じのッラインナップでッ!

ござんしたッ!!!!


まぁーッ 茶箱さんとッ仕覆さんでッ 櫻の感じをッドォ~~ンと表した分ッ!

  

あえてッ 櫻にかけたお方はッ入れなかったんでございますがッ ・・・・

何処となくッ お花見の気分ッてなお道具揃いになってると思わなぁ~~いッ ・・・????


   華やかではないけどッ  ちょいとキラリッとしててッ ・・・

渋すぎないてーどにッ 落ち着いててッ ・・・・


正にッ 櫻の奥ゆかしさッ て感じでございましょッ!!  カッカッカッ!


まぁーあくまでッちゃまのッ 独りよがりではございますけどねッ!!   あはははッ ・・・・



ってなわけでございましてッ!!

ちゃまにとってのッ 思い出の一品さんはッ!

  このッ 海老屋流茶箱第一号さんでぇーございましたッ!!


でねッ!

実はッ その海老屋流茶箱でございますがッ ・・・・

いよいよッぼちぼちッ 開催の日程がッ 決まりつつあるんでございますんでございますッ!!!


でッ!  その日はいつかと申しますればッ ・・・・


恐らくたぶんッ ・・・・

平成26年のッ 4月をッ予定いたしておりまするッ!!!


でッ言っておきますでございますがッ ・・・・

    

今宵のッ第一号さんはッ ほんの序の口にッすぎませんッ ・・・・


「なんじゃこりゃいったいッ!!  ・・・・・・・」

ってな茶箱さんがッ 40組ッ!!!

準備はッ着々と進んでおりまするッ!!


まだまだ先のッお話ではございますがッ!

楽しみにッ待っててくださりませでございますよッ!!!



ではでは皆様ッ!

今宵はこんなところでッご無礼いたしますッ!!

そしてッ 本年度もッ 

どぉーぞよろしくッ お付き合いのほどッ!!!

心よりッお願い申し上げまするぅ~~~~ッ!!!!











 


茶箱さんのッ 蓋をばッ開けまするッ!!!

2012-04-07 21:56:16 | Weblog

皆様今晩はッ!

ではでは早速ッ! 昨日の続きとまいりやしょほほいッ!!

でッ!

今宵はいよいよッ 櫻蒔絵の茶箱さんのッ!

蓋をばッ 御開帳いたしやぁーーすッ!!!





えいッやわッとぉ~~うッ!!!





ほッほッほぉ~~うッ!!

櫻蒔絵の茶箱さんのッ 中身はやっぱッ 櫻でございましたでございますッ!!


とッ! ゆーわけでございましてッ!

ちゃまの思い描いた古裂さんとはッ ・・・・・

満開の櫻のようなッ 古裂さんだったんでぇーございますッ!!





やぁ~まぁ~ほんとにねぇ~ッ ・・・・

このご縁にたどり着くまでにッ 西へ東へッあーでもねぇ~こーでもね~とッ

探し回ったんでございますでございますッ ・・・・・


でッ! ついにッ京都のとあるお店でッ巡り会ったッてぇーわけッ!!





時代はッ20世紀初頭頃のッ欧州産ッ!

しかしまぁ~ッこの何ともしつこくなくてッ 淡すぎないッ ・・・・・

如何にも櫻さんのような色でッ しかもこの柄ッ!!

いんにゃぁ~~もうパッチリッ!!!





そんでもってッ!

紐だってッちゃんと櫻色ッ!!

組紐屋さんにッ無理言ってッ 染めてもらったんだッ!!






んでもってッ 最後の仕上げにッ!

木目調のッ 和更紗さんをッ 墨でじっくり染めたのをッ 

まるでッ 櫻さんの幹に見立ててデザインしてもらったんでございますッ!!!


だからほれッ!!





こないして並べりゃさぁ~~ッ!!!

あたかもッ 櫻並木を散歩してるみたいでございましょッ!!!


でッ!

このッ超ワガママデザイン仕覆さんをッ 笑顔ひとつでッ見事に叶えてくださったッ

仕覆師さんとはッ!

中村先生とおっしゃってッ 今は九州にいらっしゃるんでございますがッ

またその先生がッ 実にバイタリチィーな先生でございましてッ!

どんなデザインだろぉーがッどんな古裂だろぉーがッ

「出来ませんッ・・ なんてことはッ私は言いませんッ!!」

ってッ ドンッと胸を叩くくらいッ 頼もしい先生なんでございますッ!!

  もしッ 中村先生に出会ってなかったらッ ・・・

この櫻蒔絵の茶箱さんどころかッ 海老屋流茶箱自体ッ 考えることなどッ出来なかったでございますッ ・・・

うんッ ・・・・

ほんとに先生ッ! 有難うございましたッ!!!


とッ!

まぁ~そんなわけでございましてッ!

海老屋流茶箱ッ第一号さんのッ 仕覆さんはッ

まるでッお花見気分になれるようにッ そんな思いで仕立てていただいたッ

仕覆さんだったんでございますッ!!!





だからねッ ・・・・

出来上がるまでにッ 数年もかかっちゃったわけッ 

ご理解いただけましたでございましょうかねッ!!!


さてさてッ 

すっかりお仕覆さんのお話にッ 夢中になっちゃったもんでございますからッ!

お次のッ肝心な中身の皆様のご紹介はッ ・・・・・


また後日ッ!  つぅ~~~ことでぇ~~~ッ ・・・・・・


今宵はこれにてッ 

ハイジャラバァ~~~イッ!!   でございますッ!!!!


ごッ ごめんねぇ~~~~~~ッ!!!!






ちゃまッ!50歳到達記念ッ!思い出の一品ッ!!!

2012-04-06 21:52:14 | Weblog

皆様今晩はッ!

四月をッ! そして新年度を迎えましてからッ

すっかりご無沙汰してしまいましたッ ・・・・・・・

ごめんなさいでございますッ ・・・・・


まぁ~~ちょいと花粉症やらッなんやらでッ すっかりへばってしまったもんでございますからッ ・・・

ついつい怠けてしまいやしたッ ・・・・・・


でッ!!

実はッ先日の四月二日にッ!!!

不肖このちゃまッ!!!  めでたくッ ちゅぅーかなんちゅぅーかッ!!!????

50歳にッ 到達いたしやしたッ!!!!





んなもんでございますからッ!

今宵はッ それを記念致しましてッ ちゃまにとってッ 思い出のッそして大切な一品さんをばッ

ご紹介させていただきとぉー存じますんでございますッ!!!!


でッ ・・・・   あのぉ~~ッ 皆様ッ ・・・・・

海老屋のホームページのお知らせんとこにねッ!

いつかッ海老屋流茶箱展をッ いたしまぁ~~すッ!!

なんてな記事を載せてるのッご存知でございましたでしょぉーかッ!?????


実はッ 今宵ご紹介いたします一品さんとはッ ・・・・・

その茶箱展をッ やるッきゃないどぉ~~ッ!!

とッ 決意したきっかけになったお方様なんでございますッ!!


ではでは早速ッ 御登場願いやしょほほぉ~~ッ!!


でッ!  こちらでございますッ!!!





いやぁ~~まぁ~~ッ! 如何にもッこの季節らしきッ!!

櫻蒔絵の茶箱さんでぇーございますッ!!!


時代は恐らくッ明治時代ッ!!

ご縁をいただきましたのはッ ちゃまがッ大阪から帰ってきてッ 数年後のことでございましたッ!!


ずっとお世話になりました大阪のお店のッ大番頭さんがッ

櫻好きのちゃまのためにッ 探してきてくださった茶箱さんだったんでございますよッ!!





そりゃもぉ~嬉しくってねッ!!

ちょうどその頃ッ ちゃま独自でッ茶箱の見立てを出来ないものかとッ

あーでもないこーでもないッてな感じでッ 頭を悩ませてた頃だったもんでございますからッ

この櫻蒔絵の茶箱さんとのッご縁をいただいたのをきっかけにッ!

ちゃま自身がッ どんなふーなッ茶箱さんを目指したかったのかッ つぅー答えがッ!!

パキッ! とッ見えてきたんでございますッ!!!





その後ッ お茶碗さんだのなんだのをッ 茶箱さんの中にッ仕込んでは崩しッ また仕込んでは崩しッ ・・・

他愛も無い葛藤の末ッ!!!

なんとかさッ組み上げてッ!  記念すべきッ海老屋流茶箱さんッ 第一号とッ!

なったわけでございますッ!!!





ただねぇ~~ッ ・・・・

肝心のッ仕覆さんの完成にはッ それから数年の時をッ要したんでございますよッ ・・・・


なんたってッ 折角組み上げた第一号さんッ!

ちゃまのイメージに合った古裂さんをばッ 見つけなくっちゃねぇーーッ!!!


でもねッ!

果報は寝て待てッとはよく言ったもんでございましてッ!

ちゃんとッ ちゃまのイメージ通りのッ すんばらしぃーー古裂さんにッ

巡り会うことができたんでございますんでございますよッ!!





さぁ~~てさてッ!

それはどんな古裂さんだったのでございましょーかッ!!????

してまたッ 仕覆さんの仕上がり具合はッどんなだったのかッ!!!!?????

してしてまたまたッ!!

中に仕込んだッ見立てのお道具さんたぁ~如何なる皆様なのかッ!!!??????


この続きはッまたまた後日ッ!!!!!



くぅ~~~~ッ ・・・・・・

またちゃまのじらしかよぉ~~~ッ ・・・・・・

もしも大したことなかったらッ どないすんねんッ!!!!  



  ・・・・・・・・・・・・・・・・    やばッ ・・・・・