骨董屋の独り言

骨董屋九代目の日々を紹介します。

幻の名工ッ! 土田美雄さんの矢立さん登場ッ!!

2013-02-28 21:03:53 | Weblog

皆様今晩はッ!

先日の矢立さんのお話ではッ 誠にご無礼仕りやしたッ ・・・


なもんでございますからッ 今宵はめぇ~よ挽回ッ!

チョーあッとびっくり金五郎さん的ッ 矢立さんをばご紹介申し上げまするッ!!


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

えぇッ!?   ってなこと言ってッ また墓穴を掘るんじゃないのかってかぁ~~~ッ!??


  むはむはむはむはッ ・・・・・

まったく皆様ッ あッとびっくり金五郎さんをばッ なめたらあきまへんえッ!!


まぁ~まぁ~とにかくッ!  

百聞はッ一見に如かずッ!!

早速ッその金五郎さんッ!??  いやいや矢立さんにッ

御登場願いやしょほほぉ~~~いッ!!!


キンゴロッ!!





どッひゃぁ~~ッでたぁ~~~~ッ!!!

朝焼けの光に中にッ 渋く輝くッいぶしのお姿ッ!!


お待たせいたしやしたぁ~~~ッ!!

今宵ッ めぇ~よ挽回バァ~ジョンッ!

純銀矢立の金五郎さんッ!!  ご登場でッ ごッざいまわぁ~~すッ!!


ほほぉ~~~ッ!!!

気合が入っとりますなぁ~~ちゃまぁ~~ッ ・・・・

んでッ 今宵の矢立さんはッ ちゃんとパカッと蓋が開いてッ

筆さんも仕込んであるんでございましょぉうなぁ~ッ ・・・・???


   ・・・・・・・・・・  むッ ふッふッ ・・・・

何度もゆぅ~でございますがッ 

金五郎さんッ なめたらあかんぜよッ!!!


パキィ~~~~ンンッ!!!





おおぉ~~~ッ!!

パピッと開きぃ~のッ スルッと筆さんが出てきぃ~~のッ!!

きたねぇ~~ッ!! ちゃまぁ~~~ッ!!!


むひゃひゃひゃッ!!

そんなんでびっくらこいてちゃッこまりまんねんでぇ~~ッ!!





ほれッ!

何気に細部に渡ったこのデザインッ!!

ピシッとパピッとキレもよろしくッ!

蓋の裏までッパピパピパピッ!!!





しかもほれッ!

出てきた筆さんまでッ 純銀製ぇ~~~ッ!!!


どぉ~~~でぇ~~~いッ!!!!


はははぁ~~~ッ!

恐れイリヤは麻世の妻でございますぅ~~~~~ッ ・・・・・・・

参りましたッちゃまぁ~~~ッ!!


ツッツッツッ ・・・・・・・・

いんにゃいんにゃッ まだまだ終わっちゃいないでございますぞッ!!

とどめの金五郎さんッ もひとつお控えになっとりまんねんッ!!!


でッ! それはこれじゃぁ~~~~~~ッ!!!

いっちえぇ~~~~~んんッ!!!





どんどこでぇ~~~いッ!!!

これぞ正しくッ! 今宵の金五郎さん真骨頂ッ!!!

チョ~チョ~ミクロのッ 矢立さんだったのだぁ~~~~ッ!!!





先日のッ古銅の矢立さんと比べりゃッ パッピでしょッ!!?


しかもしかもッ!

なんとッ この金五郎さんをばお作りになられた御仁までッ!

実はちゃんと判っているのだぁ~~~~ッ!!!

それぇ~~~いッ!!!


   こちらをばッご覧あれぇ~~いッ!!

今宵の金五郎さん収納してございますッ共箱さんでぇ~ございますッ ・・・


でッ! その作者さんとはッ!!!??





土田美雄さんと申しましてッ!

戦後まもなくッ 40数歳の若さでこの世を去られたというッ

東京のッ 昭和名金工師さんのひとりでございますッ!!!


ただッ 残念ながらッその美雄さんのそれ以上の詳細は不明でございますんですッ ・・・



だけどもッ このチョー神業的お仕事ぶりはッ

パピパピでございましょッ!!!





むはむはむはッ!  どぉ~でどぉ~でどぉぉお~~~でぇ~~~いッ!!!

今宵の金五郎さん物凄さッ!

パピパピパピッと思い知ったけぇ~~~~ッ!!!!!!



はははぁ~~~~ッ ・・・・・

まっこと完膚なきまでにござりまするぅ~~~~ッ ・・・・

参りやしたぁ~~~ッ ・・・・・・


でッところでッ ・・・・・

いつから矢立が金五郎さんになっちゃったのッ ・・?  ちゃまぁ~~ッ ・・???



      んあッ??   あれぇ~~~~~~ッ ・・・・・・・・・?

                                         





 

 


古銅の矢立さんん~~ッ ・・・・????

2013-02-26 21:18:06 | Weblog

皆様今晩はッ!!

えぇ~~~ッ 今宵のお話はッ 二回に分けましてッ

矢立さんのお話をばッ

いたしたく存じておりますちゃまなんでございますッ!!


まぁ~矢立さんと申しますればッ 

皆様も良くご存知のッ 昔々の筆箱さんみたいなお方でございますッ!


でッさてしてッ 今回ご紹介申し上げます矢立さんはッ

まぁ~もぉ~たぶんねッ

皆様あッとびっくり金四郎さんッ! てな矢立さんでございますからねッ!

とにもかくにもッ ワクワクしながらお待ちくださりませでございますですよッ!!!


ではでは早速ッ!

今宵の矢立さんにッ 御登場願いやしょほほいッ!!!

やぁ~~とぉ~~~~ッ!!!





ぬはははははッ!  どぉ~でございましょぉ~かッ 皆様ッ!!!?

矢立さんは矢立さんでもッ!

恐らくッ江戸後期はゆぅ~にありそぉ~なッ

古銅の矢立さんでぇ~ございますッ!!!


やぁ~まぁ~いつもながらッ

古銅さんの実に柔らかなッ 銅味ッ肌合はッ

サイコォ~~でございますなぁ~~~~~ッ!!!





しかも今宵はッ 矢立さんでございましょぉ~ッ!!

むははははははははッ!!!!!


おおぉッ!!?

おまけにッ緒締さんはッ 

青きッびいどろさんのビーズ玉さんでございますかぁ~~~ッ!!!





むぅ~~ッ! なかなかニクイ取合せでんなぁ~~~ッ!!!


  ・・・・?  んんッ ・・?  

びいどろビーズ玉さんだってぇ~~~ッ ・・・・???

あのッ米粒さんくらい小ぃ~さいあのぉ~~ッ!!?


えぇッ ・・  とッなるとぉ~~ッ ・・・?

えぇッ!!  ってことはぁ~~ッ!

今宵の矢立さんッ!  えええええぇ~~ッ!  

どッ どんだけちぃ~~さいのぉ~~~~~ッ!!???????


どりゃぁ~~~~ッ!!!





ぐわぁ~~~~ッ!  ミニミニィ~~~~~ッ!!

こいつぁ~~まっこと驚きでございまわぁ~~すッ!!


じゃぁ~じゃぁ~さぁ~ッ!

この中にッどんな筆さんが入ってるのぉ~~ッ!!?

んでもってッ 墨を入れるとこもパカッて開くのぉ~~~~ッ!!!??


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





どッ どえらいすんまへんッ ・・・・

実は今宵の古銅矢立さんッ ・・・  形だけが矢立さんでございやしてッ

筆さんも入ってなければッ パカッと蓋が開いたりもしないんでございますッ ・・・・

がっかりさせてッ どえらいすんまへんッ ・・・・    


でもねッ!

古銅でもってッ しかもこんなに小さくて矢立さんの形してッ

しかもほらッ!!





紐を通すところだってッ こんなにパピッと作ってあるんでございますよッ!!


いったいッ 何のために作られたのかッ ・・?

さっぱり不明ではございますけどッ 

こんな古銅さんなんてッ 見たことも聞いたこともないれしょッ!!


ねぇ~~ッだからさぁ~~~皆様ッ!!

そぉ~言った意味ではッ あッとびっくり金四郎さんでございましょぉ~~ッ!!!



たぶんッ おんなじよぉ~な矢立さんに出会おうと思ったらねッ!

だいぶ難儀なこったとッ存じますんでッ!

今宵のところはッどぉ~かひとつッ

ご勘弁の程ッ ・・・・・

お願い申ぉ~~しッ 上げまするぅ~~~~~~ッ ・・・・・・・・・・   



  ごッ ごめんねぇ~~~~~~~ッ!!!!    














菅原文太ぁ~~~~ッ!!???

2013-02-24 01:14:53 | Weblog

皆様今晩はッ!!

ねぇ~ねぇ~ちょっとちょつと聞いて聞いてッ!!

実は先日ッ とっても渋くてカックイイ~お方様とのご縁をばッ

パピッといただいちゃったんでございますぞぉ~~~~ッ!!!!


ええぇッ!?

まさか今度はッ菅原文太じゃないだろぉ~~なッてかぁ~~~ッ!!????


ガハガハッ 何を馬鹿げたこと言ってるでございますかねッ!

とにもかくにもッ まずはともあれッ

パピッと御登場願いやしょほいッ!!!


ぶぅ~~~んたッ!!!





どぉおほほぉ~~~ッ!!!

実に渋くてカックイイでございましょぉ~~~ッ!!!


恐らくんん~~ッ ・・

時代は江戸の中頃くらいはありそぉ~でございますなぁ~~ッ!





でッ!

ご紹介遅れましたでございますがッ!!

今宵のッ この渋きお方様ッ!!

いわゆるッ茶器として見立てられたッ 

時代の小蓋物さんでございましてッ

木の塊さんをッ 轆轤でくり貫いて作られたッ

実に手間隙かけてお生まれになったお方様でございますッ!!





木の材はッ なんなのかちょっとわかんないでございますがッ ・・・





蓋裏とッ 身の底部とッ 高台部のッ

轆轤目がッ 実に時代を帯てッ泣けるれしょッ!!!





おまけにッ 表面の木肌も渋々ッ!!!


してまたッ 蓋部の亀裂がなんとも荒々しくてッ

よござんすやねッ!!!





もしかしたらッ

もともとのお役目はッ お薬を入れる為のッ

薬壺さんだったッて可能性も無きにしも非ずではございますがッ ・・

茶器さんに見立てるにはッ 全く申し分無しッ!!!!


してしてッ 添えられた仕覆さんはッ

なななんとッ 和紙さんッ!!!      (紐がだいぶ痛んじゃってるけどッ ・・・)





勿論ッ だいぶ後でのお仕立てでございましょうけどッ

雰囲気としてはッぴったしさんでぇ~ございましょッ!!!


しかしまぁ~とにかくッ!!

こんなにちゃま感ピッタシのッ 渋い茶器さんに出会える事はッ

そぉ~は滅多にないかもしんないでございますやねッ!!!


あッ!  そぉ~そぉ~~ッ!!

今宵の茶器さんからッ 皆様にひとこと言いたいんだってッ!!


ではではどぉ~~ぞッ!!!!





  ・・・・・・・・・・・・・    時代はパ~~シャルッ!!!!   


    ????????????



あッやっぱしあなたはッ 菅原文太さんだったんだぁ~~~~~ッ ・・・・・・



                                   んなアホなッ ・・・・





 

追伸ッ ・・・・・・


30年程前ッ パーシャルという冷蔵庫のコマーシャルでッ

菅原文太さんがッ でっかい鯛を片手で突き上げて叫んだセリフがッ

「時代はパーシャルッ!!」

だったんでございますッ ・・・・・・


             んなもん誰もしらないよぉ~~~ッ!!!!


                                         やっぱしッ ・・・・  




松笠弘樹さんッ!!???

2013-02-23 00:07:19 | Weblog

皆様今晩はッ!

今宵はッ 昭和40年代ッあの懐かしき東映映画を彷彿とさせるよぉ~なッ

そんなお方様をばッ ご紹介申し上げるでございますッ!!


ではでは早速ッ御登場願いやしょほいッ!!!





でぇ~~~んんッ!!!

おおぉッ!!  こッこの大仏ヘアーッつぅ~かッ 

パンチパーマのよぉ~なッポツポツ頭さんッ!!





してして鋭き眼光ッ!!! (どこがやッ ・・・)


東映の大スターッ 松方弘樹さんではござんせんでござんせんかッ!!!

                  (どッ どこがやッ ・・・・・・)


  あッ ・・・  いやッ ・・・

    自分はッ 松方ではなくてッ   松笠とッ申しやすッ ・・・・・


   


あぁ~~ッ ほんとだぁ~~~ッ!!!

じゃぁ~松笠弘樹さんだぁ~~~ッ!!

カックイイィ~~~ッ! 渋いッすねぇ~~~~~ッ!!!


  あッ 有難うございやすッ ・・・・・・





   実は自分ッ 生まれは十二世紀頃のタイ国ッ ・・・

   スワンカロークという村の出なもんでございやすからッ

   こちら(日本)ではッ 宋胡録と呼ばれておりやす渡世ッ ・・  

   いやッ 渡来もんでございやすッ ・・・・・





あいやぁ~~~~渋い渋いッ!!!

そのッドスの効いた声がにくいねぇ~~~ッ!!!!


  へいッ ・・  有難うございやすッ ・・・

   自分ッ生まれたときはッ 単なる雑器の小壷だったんでございやすがッ

   こちら(日本)の親分さんにッ可愛がれッ

   お陰さんでッ 今じゃ振出としてッ なんとか渡世を生き抜いておりやすッ ・・・

   しかもッ 親分さんからッ

   小壷のまんまじゃッしまりがねぇだろッて事でッ

   モロコシ皮とッ 独楽形のシャッポを一つづつ作っていただきやしたッ ・・・





へぇ~~~ッそぉ~だったんだぁ~~~ッ ・・・

んん~~ッ正に男気を感じるお話でございますなぁ~~~ッ!!!

しかしまぁ~ッ 独楽形の振り出しの蓋さんなんざッ誂えるなんてッ

なかなか粋な親分さんだったんでございますねッ!!






  へいッ 有難うございやすッ ・・・

   親分の為ならッ いつでも覚悟はできておりやすッ!


   改めましてッ ・・・・・     

   自分ッ 松笠弘樹でございやすッ ・・・・           



ぐぎゃぁ~~~~~ッ渋ぅ~~~~~~ッ!!!!!!


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ってッ ・・・  今宵はどぉ~してこ~ゆ~流れになっちゃったのかッ ・・・???


  まッ たまにゃぁ~~いいかッ!!!!






  仁義なきッ ちゃまちゃまッ!!!

        近日放映ぃ~~~~~~ッ!!!!!!


                                       するわきゃないやねッ ・・・・・


                    あぁ~~よかったッ ・・・・・    



マルちゃん正麺タイムッ!!

2013-02-21 01:47:47 | Weblog

皆様今晩はッ!!

先日無事ッ ちょい長関西出張をば終わらせて帰ってきた

ちゃまでございましたがッ ・・・・

いやいやッ やり残していったお仕事が山積みになっててッ ・・・・





ほらッ!

全部で15件のッ 荷造りがとりあえずひと段落でございましたがッ ・・・・・





気がつきゃなんとッ午前様ッ ・・・・・・


あぁ~~ッ ・・・  お腹がすいたぁ~~~~ッ ・・・・・

ちゅぅ~~ことでぇ~~~~ッ!!!!

パピィィ~~~~ンンッッ!!!!





マルちゃん正麺ッ塩味ぃ~~~~~ッ!!!!

出張中にッ お土産でいただきやしたぁ~~~~ッ!!!


とッ!

ゆぅ~~ことでぇ~~~ッ!!!





ちゃまの相棒さんッ 長火鉢君で早速調理ッ!!

でねッ ちょいとちゃまの大好物のッ

煮干さんで出汁をばとってッ それでマルちゃん正麺つくりやしたッ!!!





ほれぇ~~いッ!!!

柔らかくなった煮干さんをばッちょいとのせてッ ・・・・・


いっただっきやぁ~~~~すッ!!!!!





あはうまかったぁ~~~~~~ッ!!!!!


次回はッ マルちゃん正麺しょうゆ味にしよッとッ!!!!  

                                
                                 


異色の美人画家ッ 祇園井特さん登場ッ!!

2013-02-20 22:52:20 | Weblog

皆様今晩はッ!

今宵はちょいとッ 謎めいた感じの京美人さんにッ

御登場願いやしょほいッ!!!


トロリンコッ!!





なはははははッ!

ねへへッ! なんとも独特な雰囲気の美人画さんでッ ございましょッ!!


でねッ ・・・・

一応ッ あくまで一応でございますがッ

こー見えましてもッ かのッ圓山派の絵筋をくんだッ

美人画家さんが手掛けられたッ 美人画さんなんでございますんですよッ!!





しかしまぁ~~ッ このパッチリお目目にッふっくらお顔の描き方がッ

実に特徴ありぃ~~の構図でございまsぁ~やねッ!!


でッ!

いったいッ この美人さんをば描かれた御仁とはッ

何方なのかッつぅ~~とッ ・・・・・?


はいはいッ! 改めましてッご紹介申し上げますッ!!!

江戸時代はッ京都におきましてッ ご活躍された異色の美人画家ッ!!!

その名もッ 祇園井特さんとぉ~申しますぅ~~~ッ!!!





でねッ!

実はこの井特さんッ ・・・

その生没年などッ詳しきことは不明でございましてッ

1700年代後半からッ 寛政年間あたり(だいたい1800年の初め頃)までッ

そのッ美人画家としての腕前を振るッておられたそぉ~でございますッ!

がッ!

なんてったってッ この井特さんッ!

実を申さばッ 圓山派の画風を独学で習得なされたといわれておりましてッ

師匠といわれる存在はッ 謎なのだそぉ~でございますッ ・・・

しかもおまけにッ 井特さんのッ本来の生業はッちゅぅ~~とッ ・・・・・


これがまたなんとッ!

京都祇園のッ井筒屋さんちゅう~遊郭のオーナーさんだったんでございますんよッ!!!

ねぇ~ッ! とにかくおったまげでございましょッ!!!





しかもしかもッ とある一説にはッ ・・・・

遊郭というお仕事柄ッ まぁ~あんまり大きな声では申し上げられないでございますけどッ ・・・ 

いわゆるッ 淫薬淫具などのッ商いも手掛けられていたようでございますッ ・・・


いやいやさすがはッ 祇園の遊郭のオーナーさんッ!!

たくましくッ渡世をば生き抜いておられたのでございましょぉ~~なッ!!


いんにゃ実に異色尽くしの御仁でございますッ!!!





でねでねッ!

勿論その画風にしてもッ チョー異色ッ!!


とにかくッ今宵の美人さんをばご覧いただければッ

なんとなくお察しいただけるかとは存じますがッ ・・・・

肉筆によるッ 美人大首絵というッ実に稀なる画法を用いたお方だったんでございますッ!!





いやいやとにかくッ!

なにからなにまでッ まっこと型破りな井特さんでぇ~ございますなぁ~~~ッ!!!


まぁ~たぶん恐らくッ ・・・

遊郭ッちゅぅ~世界に身を投じていらしたお方だけにッ

一種独特のッ 美人さんの捉え方ッちゅぅ~ものをッ

自然と身につけられたのかもしんないでございますやねッ ・・・





さてさてッ!

改めましてッ 今宵の美人さんをばッ

再びゆっくりご覧くださりませッ ・・・・・


まぁ正直残念ながらッ 決して状態のよろしき一枚の絵ではございませんッ ・・・

恐らく本紙の所々はッ やつれて修復されてはおりますですがッ ・・・





ただッ 井特さんとのッご縁となればッ

そぉ~は滅多にあるもんではござんせんもんでッ

ちゃまにとってはッ とっても有難きご縁となりにけりでございますッ ・・・


とにもかくにもッ

ちょいとしばらくはッ 井特さんの美人さんをば眺めながらッ

異色尽くしの醍醐味なんざッ ひたりとぉ~などと存じておりますちゃまでございますッ ・・・・


    むふふふふふふふッ ・・・・・・・・・・・・・・




あらあらッ お鼻の下がッ いよぉ~~に伸びてるんでなぁ~~いッ ・・・

  ちゃまぁ~~~ッ ・・・・・



                     よけぇ~~なお世話でございますよッ 














西山完瑛さん筆ッ! パピッとした鯰さん登場ッ!!

2013-02-17 00:16:04 | Weblog

皆様今晩はッ!


でッ! 今宵はなんとッ!!

今何かと話題問題となっておりますッ かの鰻の蒲焼さんにッ

取って代わろーかとゆ~くらい蒲焼さんにしたらッ

絶妙ぉ~~にうまいッ 鯰さんのご登場でございますぅ~~~ッ!!

とりゃぁ~~~~ッ!!!!





まぁ~~おいしそッ!!!!


なぁ~~んてなことを口にするお方様がッ

いらっしゃるかどぉ~かッ ・・・?

それにいたしましてもッ 実にパピッと写実に描かれた鯰さんでございましょッ!!


してまたその傍にはッ 





何気に蛤さんをばッちょぴっと散らしてッ ・・・・・・


んん~~なかなかどぉ~してッ

構図的にもッ パピッとした一幅さんでぇ~ございますッ!!


でッ!

今宵のこの鯰さんをばッ 描いた御仁とはッ ・・?

幕末~明治にッ 勿論日本画家さんとしてご活躍されたお方ではございますけどッ!

その一方でッ 当時の藩政にも携わった人物さんなんでございますんよッ!!


ででッ!

その御仁とはッ!!?





西山完瑛さんとッ 申しますぅ~~~~~ッ!!!


でででッ!

そのッ完瑛さんとはッ!

江戸後期ッ 天保五年にッ 浪花四条派を代表する日本画家ッ

西山芳園さんのッ 息子さんとしてお生まれになりッ

四条派画家としての手ほどきをッ お父さんの芳園さん直々に受けッ

してまた更にはッ 儒学を後藤松陰さんに学びッ!

幕末~明治という時代をッ

播州の明石侯に仕えた人物でございましたッ!!

   してして明治三十年ッ 六十四歳でその人生の幕を閉じるまでッ

四条派というッ 伝統的画風を堅実に守りながらッ

数々の作品を世に残されたッ 

実にパピッとした御仁でございましたんでございますんよッ!!!


でさてしてッ 

今宵の鯰さんに再び戻りますでございますがッ ・・・・・・





如何にもッ 堅実な四条派画風の元ッ

パピパピッと描かれた鯰さんッ! ってところはご納得いただけるかとは存じますがッ ・・・

なんたってかんたってッ

画題が鯰さんでございますからねッ なぁ~まぁ~ずッ!!!


まぁ~恐らくッ 時代は明治に入ってからの

鯰さんの絵でございましょうけどッ





鯰さんを主役にされた日本画ッ てぇ~のはッ

幕末~明治にかけてとなるとッ

誠に少のぉ~ございます画題でございますんですよッ 皆様ッ!!


でッもしもこれが江戸期のものだったらッ 

尚更でございまさぁ~~やねッ!  うんうんッ!!!





しかしまぁ~なしてッ 鯰さんをば画題にされたのかッ ・・・?

そのわけはッ 勿論定かではございませんけどッ ・・

これは実に誠にッ 珍な一幅さんとッ

言えるもんではなかろぉ~~かとッ!


しかもほれほれッ!!





こんな感じのコンパクトサイズッ!!

こいつぁ~~正にッ 現代の空間にもピッタシマッチのッ

珍な一幅さんッ てぇ~とこでございまさぁ~やねッ!!!


まぁ~図柄的にはッ 

夏に掛ける一幅さんではございましょうけどッ

鯰好きのお方様にゃぁ~ッ まっことたまらんもんかもしんないでございますやねッ!!!



ああッ!!

そぉ~言えば一人ッ!!!





チョォー鯰好きのッ チョォー有名なお方様ッ!!

確かにいらっしゃいましたでございますやねッ!!!

あのッ 髭を蓄えられたッ あのッ!! 


           ・・・・・・・・・・    



いやいやちゃまちゃまッ

 それはメッチャ天のお方様でございますからねッ

あきらめなさいってッ ・・・・・


   

                          あッ まぁ~そぉ~だねッ ・・・・・   














  










 


どつぼッ? いやいや坩堝さんッパートⅡッ!!

2013-02-15 00:52:28 | Weblog

皆様今晩はッ!!

ずぅ~~ッと前ッ ・・・・ んん~~ッ ・・・・

三年くらい前でございましょうかッ ・・・??

江戸後期からッ 明治にかけてッ 当時のびいどろ職人さんがッ

大切にお使いになってたッ 

いわゆるッめっちゃくちゃ熱くして溶かしたガラス種さんを入れる壷ッ!

坩堝(るつぼ)さんをご紹介したのッ 覚えていらっしゃいますでございますかぁ~~~ッ ・・・???





そぉ~そぉ~こちらぁ~~~ッ!!!


でねッ!

その坩堝さんッてお方ッ 

まぁ~使い捨てとまでは言わないもののッ

明治以降にガラス製造の技術がッ ガラッと一挙に変わってからッ

その必要性が無くなってしまってッ

あっとゆぅ~間にその姿をばッ 消してしまったお方でございますもんでございますからッ

現存する坩堝さんはッ とっても少ないといわれておりまするッ ・・・


ゆえにッ!

こん前のッ坩堝さんとの出会いはッ

ちゃまにとってッ 強烈なご縁だったんでございますんですがッ ・・・・


実は今宵ッ!

その坩堝さんとのッご縁をばッ

また再び戴いちゃったもんでございますからッ!!!

こりゃもぉ~早速ご紹介とまいりますでございますッ!!!


そりやぁ~~~~~~~ッ!!!!!


   


むがはははははッ!!!!

いかがでございましょぉ~~かッ 皆様ッ!!!!!


パッと見はッ これ見よがしにッ灰釉をばぶっかけてッ

わざと焼き上げたよ~なッ 

如何にもいやらしそぉ~な焼き〆の壷さんに見えちゃいますですがッ ・・・





このッ 派手に流れる正体はッ ・・・・・・・

この壷さんの中に入ってたッ ガラス種さんがッ

使われるたびにッペタペタ引っ付いた跡なんでございますんよッ!!!


それにいたしましてもッ

この見事なまでにおびただしきかなッガラス種さんの跡はッ

正にッ圧巻でございますッ!!!





だから口の周りもッ ベッチャベチャッ ・・・・・


してしてなによりッ!

坩堝さんとしてのッ 決定的証しッ!!!

そのッ内側はッ 全面びいどろさんがッべっちゃべちゃッ!!!!





ほらッ!!!!!


恐らく時代はッ 明治の前期ッ 





常滑あたりのお生まれではなかろぉ~かと存じますッ ・・・・・


それにいたしましてもッ

たぶん滅多にお目にかかる事などッ

叶わなそぉ~なッ この坩堝さんにッ

また再びお目にかかれるたぁ~~ッ

   こいつぁ~~春から縁起がよろしゅぅ~ございますでございますなぁ~~~ッ!!


ってッ で今回はちなみにッ!!!

思い切ってッ この坩堝さんにッ

お花などをばッ 活けてみたんでございますんよッ!!!

ちょいとなッ!!!





にゃははッ どぉ~~でございましょぉ~かッ ・・・・・???


あくまでッ 資料的存在の坩堝さんではございますがッ

たまにゃぁ~こんな楽しみ方もッ

こりゃまたッ 一考でございまさぁ~~やねッ!!!    


                                  


へたり唐津五人衆ッ!!

2013-02-09 00:51:51 | Weblog

皆様今晩はッ!!


ある日ッある時ッある所にッ ・・・・・

それはそれはッ気の優しくて力持ちのッ

まっこと渋いッ 五人衆がおったそぉ~~なッ ・・・


してしてその名はッ





唐右衛門ッ!!





唐左衛門ッ!!





唐兵衛ッ!!





唐武郎ッ!!





唐ッ八ッ !!


とッ!!

申ォ~~シマスゥ~~~~~~ッ!!!!!!


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?


なはぁ~~んちゃってッ 

わけのわかんない出だしにてッ ご無礼仕りまするッ!!!


改めましてッ!

皆様今晩はッ!!!

土曜にッ童謡をッ動揺しながらお話しするッ   ちゃまッ! でございますッ!!!!

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さてさてッ 先ほどいきなり御登場いただきましたがッ

今宵のお話はッ そのへたった唐津の向付の皆様のお話でございますッ!!!





いやいやしかしまぁ~~ねぇ~~ッ 皆様ッ!!

今宵のこの唐津の皆様ッ ・・・・

実に見事なッへたり具合でございましょッ!!!


恐らくはッ 唐津の窯跡を発掘された際にッ 

再び日の目を浴びられた皆様かと存じますんでございますがッ


  

絵唐津さんにッ



無地唐津さんッ



黒唐津さんにッ



皮鯨さんとッ!

まぁ~まぁ~何ともバラエテェ~~~~ッ!!!





勿論ッ おんなじ窯跡からのご出土ではないでございましょぉ~からッ

この五人衆さんをばッ 集められた御仁はッ

なかなかのへたりファンとッ 御見受け申し上げますでございますなぁ~~~ッ!!


時代もッ 桃山~江戸初期にかけてのッ

真面目な面々でございますしッ

これはこれはちょいとッ!

稀にみるッ 面白コレクションでございますッ!!!

    


ただねぇ~~~ッ しかしぃ~~~~ッ ・・・・・・


こんだけへたった皆様をばッ どぉ~使いこなすかッちゅぅ~とッ ・・・

ちょいと難儀かもしんないでございますッ ・・・・・


    だがしかしでございますッ!!!

このッちゃまにとっちゃぁ~~ッ!!!  そんな難儀こそがッ!!!!!

醍醐味ッてぇ~もんでございますからねッ!!!


   パピッ!!!

っと決めてみましたでございますぞぉ~~~~~ッ!!!!!!





どぉ~~~でぇ~~~~~いッ!!!!


独り寂しきッ 夜寒の晩酌ッ ・・・・・・・・・・・

    へたり唐津五人衆とのッ 

             渋き語らいのッ

                一幕でッ ごッざいまわぁ~~~~~すッ ・・・・・・


  どぉ~~でぇ~~~いッ!!!




       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



最近ちっとッ 根暗じゃなぁ~~いッ ・・・  ちゃまぁ~ッ ・・・?



            あッ やっぱそぉ~思うぅッ・・・・・

























ちゃま流ッ 祭器さんの楽しみ方ッ!!

2013-02-07 19:00:09 | Weblog

皆様今晩はッ!!

早速なんでございますがッ!

今宵御登場いただきますお方様はッ

皆様も良くご存知のッ 李朝堅手の祭器さんでぇ~~ございますッ!


ポンッ!!!





時代は恐らくッ 十八世紀はございましょぉ~かッ

いわゆる典型的なッ 祭器さんではございますがッ ・・・・


なぜッ!

ちゃまが今宵の祭器さんをばお連れしたかと申ぉ~しますればッ!!!


大概ッこの手の祭器さんとゆぅ~たらねッ

釉薬のかかり方はスカッとしててッ 形も整っててッ

ちょいとッドシッとした感じがするお方様がッ 主流でございますけどッ ・・・


今宵の祭器さんをばッ見てみるとッ ・・・・・





グサッとやまきずありぃ~~のッ

釉薬さんはッ斑がありぃ~~のッ

全体的にッ 落ち着きのなさそぉ~~な仕上がりになってございますッ ・・・・





だけどねッ 皆様ッ ・・・・・・

このやけに野生的なお姿こそがッ

変わり者と言われ続けるッ ちゃまの心を鷲摑みにしちゃったんでございますんですよッ!!!





しかもねッ皆様ッ!

今宵のこの祭器さんッ ・・・・

手に持ったときのッ 何ともいえぬ心地よさとッ 口周りの薄く仕上がったところがッ

なんともッいいんでございますんでございますんよッ!!





  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


とッ ゆぅ~~ことはぁ~~~~~ッ ・・・・・・・・・?


ちゃまッ! 跳んでも8分ッ 逆立ち3秒みたいなッ

チョー馬鹿げたことをばッ 思いついちゃったんでございますッ!!!!


そぉーッ!

それはつまりッ!!

ちゃまの大好きなッ お茶碗さんに見立てるッてわけなんでございますですよぉ~~~ッ!!

ぎゃはははははははッ!!!!!!


   まぁ~~しかしねぇ~~ッ ・・・

確かにッ李朝の祭器さんをッ お茶碗さんに見立てるなんざッ

愚の骨頂かもしんないでございますけどッ ・・・・・

今宵の祭器さんにはッ 何とも不思議な感覚があったんでございますんよッ!!


でッ!

実際にッ こーしてお抹茶をたっぷりめに点ててッ





デカめの大福さんなんざッ 頬張りながらッ ・・・・・

ぐびッとお抹茶すすったときッ ・・・・・・・・


この何ともいえぬ感動はッ 説明するのがむつかしぃ~くらいでございましたッ ・・・・


   これはねぇ~~ッ ・・・

とにかく一度ッ 体験していただかなければッ にんともかんともでございますッ ・・・

そぉ~すりゃッもしかしたらッ

今宵の祭器さんがッ ちぃ~と今までの祭器さんとはッ

ちぃ~と違うところがッ もしかしたら共感していただけるかもしんないかもッ ・・・・・





とにもかくにもッ!!

今宵の祭器さんはッ!!!

サイキョォ~~~~~(最強) でッ  ございますなぁ~~~~~~ッ!!!!

   ガハガハガハッ!!


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




ええッ!?

せっかく感動してたのにッ つまらん駄洒落で一挙に冷めちゃったッてかぁ~~~~ッ!???

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




ええええええぇーーーーーッ!!!??

そぉ~だったのぉ~~~~ッ!!!!!


                 あちゃぁ~~~~~~ッ  ・・・・・・・・・・・・・・