映画@ステップフォード・ワイフ/THE STEPFORD WIVES

2006年06月23日 10時58分15秒 | 映画 さ行
ニューヨークで敏腕女性TVプロデューサーとして
輝かしいキャリアを築いてきたジョアンナ
しかし、彼女はある事件の責任をとってTV局を辞職する事に
失意のジョアンナを気遣い、夫のウォルターは新たな土地で
再起を図ろうと提案、一家はステップフォードという
コネティカット州の美しい町へとやって来る

さっそくウォルターは、町の中心的組織である紳士クラブから
歓迎され大喜び、一方、女性たちの集会に顔を出したジョアンナは、
全員が作り笑顔とカラフルなワンピースを着ている事に、
違和感と不気味さえも感じてしまう。。
この完璧なまでに美しい女性たちの裏には、
秘密が隠されていたのだ。。

1970年代に作られた作品のリメイクだそう
社会で認められ強くなった妻をコントロールしたい夫たちが集まって
理想の女性を作り上げ、完璧な暮らしをしようと目論む、
が、女性は自立を望む
ストーリー的には少し古いという感じはするけれど、
今風にアレンジしているようなので、違和感はなかったかな
緑と花が溢れる庭に、豪華なセット、衣装も映像もカラフルで
凄~く綺麗♪

括りはサスペンスになっていたけど。。
ハラハラとかドキドキはしないねー、全然
そこそこ面白いけど、特典映像の方が面白かったぞ、
なんて思ったりもして。。
でもなんと言っても、光ってますっ!ニコール・キッドマン!



ショートカットの黒い髪もカッコイイし、
金髪になったらお人形のよう♪見入ってしまったなー
これで、妻としてのビフォア、アフターを演じ分けてるのかー
なるほどね~

ジョアンナの夫役にマシュー・ブロデリック、いい人です、凄く
ご近所さんのゲイの建築家ロジャーにロジャー・バート、
作家のボビーにベット・ミドラー
女性陣を仕切るクレアにグレン・クローズ、
男性陣側の代表はその夫、男性たちの会の会長、理想の男・マイクに
クリストファー・ウォーケンなどなど
出演者が豪華で個性派揃い、この方たちを観るだけでも、本当に楽しめる
そして、奥様を演じる女優さんたちの美しい事!!

ロジャーのゲイ役はやっぱりウケるー!!
(また役名もロジャーなのね)

 大好きです♪

ジョアンナ、ボビー、ロジャー、3人の掛け合いは面白かったー!!
それに、美しい奥様たちとは対象的に夫たちのダサさも可笑しい
奥さんを言いなりロボットにする前に、自分を磨けっつーの

まぁでも、男性は妻の方が仕事も出来て収入も多いときたら、
嫉妬もするだろうし、プライドが許さないのかもしれないねー
劇中ジョアンナが言っていたように、ラッキーな夫だと
思えばいいのかもしれないけど。。
でもこの映画、そう思えない夫が集まった町のおはなし
いや、集められたって事なのかな?
乗り込んでいったジョアンナが、男性たちに囲まれた時は
怖かったわー

この、美しい理想の町ステップフォード、緑が溢れて、
フル・オートメーション化された豪邸、争いの無い住民たち、
実は偽りの街だったんだ。。
そして、女性を差別していたのは、実は完璧を求めた
女性自身でもあった訳で。。
しかし、完璧な奥さんたちしかいない町を作ってどうするのよ?って感じ
外見は本当に綺麗な町だけど、こんなところには住みたくないよねー

でもラストの、ジョアンナ、ロジャー、ボビー、
さすが出来る女たち!!
「転んでもタダじゃ起きないわよっ」ってところがイイ
夫たちがスーパーで買い物するシーンもいいよねー

90分ちょっとと短かめなので、気軽に楽しめたかな


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