映画@クィーン/THE QUEEN

2007年04月26日 21時07分39秒 | 映画 か行
1997年8月31日、チャールズ皇太子との離婚後も
世界中の注目を集め続けたダイアナ元皇太子妃が、
自動車事故に遭い他界する。

悲しみに暮れる英国国民の関心は、かねてから不仲が
取り沙汰されたエリザベス女王へと向けられる。
しかし、すでに王室を離れ一民間人となったダイアナ元妃に対し、
女王は本来コメントを発表する立場にはなかった。
口を閉ざし続ける女王の態度は、国民の目には薄情としか映らず、
女王はたちまち窮地に立たされてしまう。
首相に就任したばかりの若きトニー・ブレアは、
国民と女王の間に立ち、事態の収拾に乗り出す


主演女優賞を総ナメした、エリザベス女王演じる
ヘレン・ミレン、似てるわー!巧い!!
チャールズ皇太子にブレア首相、こちらもビミョ~に似ていて
笑っちゃいそうだったよぉ、このあたりで重くならずに観られるね
故ダイアナ皇太子妃の映像だけは実録で、さすがにそっくりさんは
出て来なかったねー、ダイアナ妃のお顔を見るのは久しぶりだったなー
どこまでが実話なのかはわからないけど、この映画の上映を
許しているイギリスの王室も凄いね
日本じゃ絶対に考えられないでしょう、皇室の暴露的なものはっ
MさまとMさまがうんぬんって、絶対だめでしょっ(知りたいけど)
それに、こんな事件もありえないだろうしねぇ

それにしても、ダイアナ妃が亡くなってもう10年も経つのですねー
あのニュースは本当にショックだった。。
外見の美しさ、地雷被害者やエイズ患者の救済活動を
積極的に行う優しさや強さ、憧れの女性だったよね。。
映画の中で当時の映像が流れたけど、イギリス国民の悲しみの声
花束の数、葬儀に集まる多くの人々を観たら、涙が出そうだった。。

でもあんなに、素晴らしい生き方をした人なのに。。
王室ではやっかいものの嫁だったのね。。
若くしてイギリスの女王になり、1000年(確か)も続く王室を後継し
数々の修羅場を切り抜けたエリザベス女王、そして民間から
やって来た若いダイアナ妃とでは、そりゃ合わないところは
おおいにあるでしょうねぇ、嫁姑問題も世界共通だと思うしぃ
そしてなんと、おばあちゃままでまだご健在で。。
この件で、王室に対してかなりのバッシングがあったようだけど
こちらからは、あまりわからなかったねー

この映画でそんな裏の部分が見えたり、女王の私生活
また人間味ある表情も観られる
王室の威厳、国民やマスコミへの感情の間で悩み、
決断をするエリザベス女王の苦悩が、ヘレン・ミレンによって
とても細かに演じられていた思う
女王に対して悪い印象は持たなかったな
イメージアップになったって事なのかも

王室を守るため、国民の前に現れた女王の姿はステキだった
でも、言われるがままになる女王の姿は少し悲しかった
宮殿の前で女王に挨拶する人々が、みな目を潤ませ、
尊敬の眼差しだったのが嬉しかった
終盤は本当に見入ってしまったなー
いろいろな意味で楽しめる映画でしょうね、面白かったですっ!!


http://queen-movie.jp/


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