映画@ザ・ロイヤル・テネンバウムズ/THE ROYAL TENENBAUMS

2006年06月17日 12時34分40秒 | 映画 さ行
テネンバウム家の3人の子どもたちは
皆若くして成功した天才児
長男のチャスは10代で不動産売買に精通し、
国際金融にも才能を発揮する
長女マーゴは12歳で劇作家デビュー
次男リッチーもまたテニスのジュニア選手権3連覇で
将来を嘱望されていた。

しかし、父親の過ちと裏切りにより一家は崩壊。。
チャスは飛行機事故で妻を失い、男手ひとつで二人の息子を育て、
マーゴは年上の男と結婚の末無気力な毎日を送り、
次男も突然テニス界を引退、船旅に出てしまう。。
そんな彼らと再び家族の絆を取り戻したいと
突然父親が姿を現した

ジーン・ハックマン、ベン・スティラー、
グウィネス・パルトロウ、ルーク・ウィルソン
ビル・マーレイ
この豪華キャストを観るだけで大満足な作品
これは、コメディか?いやいやヒューマンドラマかも
期待に反して、笑えませんから。。
ちょっとはず気味の「ヘイ・ジュード」をバックに
プロローグが始まる、終始ユル~い感じ。。
なので、かなり眠くなりながら鑑賞

天才だけど、それ程天才とも思えない子供時代
そしてそれぞれの、22年後はなんともショボイ感じに。。
だけど個性だけは強い!!
家族のひとりひとりを凄くうまく描いているんだなー
養女と言われ、12歳から家族にばれずに煙草を吸い続けている、
マーゴ役のグウィネス・パルトロウが凄くイイ!!
目の下が真っ黒の変なメイクが可笑しいし
マーゴが一番リアルかな。。

しかし、テネンバウム家の子供たち、
しょーもないオヤジのせいでトラウマを背負ってる
大人になって、父親が戻って来たところで家族全員が
煙たがっているのだ。。
しかし、憎めないっちゃー憎めない
家族が一応まとまって、子供たちも自分の道を進んで行く
訳だけど、父親の墓石に刻まれた言葉っ!!
結局、自分の為だったのかー、なんて思っちゃった

いまひとつつかみどころの無い映画ながら
キャラをスポーツブランドで区分けたり、小物に音楽にかなり凝ってる
その辺り、見所かもしれないねー
なんだか、不思議な映画でした


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