映画@主人公は僕だった/STRANGER THAN FICTION

2007年05月15日 23時46分29秒 | 映画 さ行
国税庁の会計検査官ハロルド・クリックは、
規則正しく単調な毎日を送る平凡な男。
ところがある朝、彼の頭にナレーションのような女性の声が聞こえる。
それは文学的な表現でハロルドの行動を的確に描写していく。

どこかで自分を主人公にした小説が書かれていると
疑い始めたハロルドは、
“このささいな行為が死を招こうとは、彼は知るよしもなかった”
という信じがたいフレーズを聞いてしまう。
困惑するハロルドは、文学を専門とするヒルバート教授の
協力を得ながら、悲劇的な結末を回避するため奔走するのだが。。


12年間平凡な日々を過ごしてきた男が、予告された死をきっかけに
全く違う人生を歩み始め、初めて生きる喜びを知るワケだ
モノクロだった人生が、一気に色づく
なんかすごーくステキなストーリーだったな~
書き換えられた小説のラストはとっても暖かくて。。

実際、影の声は誰にも聞こえないけれど、自分の人生のシナリオは
自分で書き換えることが出来るって事だよねー!
やってみたいと思っている事は、絶対やってみるべき
殻を破って踏み出せば、今以上に明るい人生が待ってるかもっ!!
そんな事を教えられた気がするねぇ

コメディ色はあまりなくて、ファンタジックかな~?
小説が聞こえてくるなんてありえないもんね
そこに違和感を持たなければ、かなり楽しめるハズ
腕時計がキーになってるっていうところも面白いよねー

ウィル・フェレルのドタバタはあまり見られないけれど
演じたハロルドのまじめ一本槍で不器用な男の姿が「クスっ」と
笑えるし、なんだか切なくて。。それに優しいしね~
ウィル・フェレル以外にいない?!そんなハマリ役だったと思うな
ハロルドと恋に落ちるアナ役のマギー・ギレンホールは可愛いかった~♪
大らかで優しいアナはステキだし、クッキーのエピソードも良かった
そう、試写会のお土産にクッキーを頂いたんでした
美味しかったし、たった一枚だけど暖か~い気持ちになって、
凄くうれしかったな~♪
そして、病んだ感じの小説家カレン役、エマ・トンプソン
さらにダスティン・ホフマンも味があって、見ごたえ十分

期待通り最後まで楽しめたわぁ♪
きっと誰もが共感できると思う
優しい気持ちになれる事間違いなしですっ


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映画@サージェント・ペッパー ぼくの友だち/SERGEANT PEPPER

2007年02月13日 17時49分44秒 | 映画 さ行
6歳のフェリックスは、家でも学校でも
トラの着ぐるみを着ている人間になりたくない
風変わりな男の子。
人間の友だちがいない彼が誕生会に呼ぶ友だちは、
ぬいぐるみとカメだけ。。
そんな我が子を心配する母親に対し、発明家の父親は
“想像力が豊かなだけ”と気にしてない様子。

そんなある日、“サージェント・ペッパー”と出会った。
飼い主が見つかるまでという条件で、ペッパーを預かることに。
初めてちゃんと話し合える友だちが出来て大喜びのフェリックス。
ところが、ペッパーには大きな心配事があった。
実は、飼い主だった伯爵の莫大な遺産を相続したために、
ペッパーは伯爵の子供、姉弟から命を狙われていたのだった。。


いつもトラの着ぐるみを着てるなんてー
変わってるけど、可愛い~
そして、フェリックスと心を通じ合わせるワンちゃんの
表情、しぐさ、これもめっちゃくちゃ可愛い!
とーってもハートウォーミングぅ~♪でいい映画なのだ
が、しかーし、この犬がしゃべり出したのには、
実はちょっとがっかりでしたわ。。
ドイツ版「イヌゴエ」っか
だって~、ペッパーとフェリックス、十分ふたり(?)が
通じ合ってるのが伝わって来てたし。。
意味があるのはわかるけど、ワンちゃんの言葉は字幕だけでも
良かったんじゃないのぉという気がしますがっ

だけど動物&子供モノには弱いね、やっぱり
ストーリーもイイ~♪
人間になりたくないフェリクス、純粋で子供らしい
子供っていいな~
でも、お姉ちゃんは何であんなに習い事してるんだ?
お姉ちゃんは社交的って事?
そして対照的な大人、欲深かな伯爵んちの姉弟!
あの姉のような人間には、なりたくないよねー、ホント

安心して、微笑みながら観ていられる映画でしたっ


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映画@幸せのちから/THE PURSUIT OF HAPPYNESS

2007年02月08日 12時47分10秒 | 映画 さ行
クリス・ガードナーは高級医療機器のセールスマン
5歳になる息子クリストファーは彼にとって
何より大切な存在。実の父を知らずに育ったクリスは、
我が子には決して同じ思いをさせまいと心に誓っていたのだ。

しかし仕事は思うようにいかず、家賃の支払いもままならない。
ついには愛想を尽かした妻に去られ、自宅からも立ち退くはめに
息子と安モーテルに引っ越したクリスは、
一流証券会社の研修生となり、半年後にたった一人だけ
採用となる正社員への道に最後の望みを託す。
だが、その半年間は無給。
ついにホームレス生活を余儀なくされるのだったが。。


ホームレスから億万長者、まさにアメリカンドリームを掴んだ男
実話ベースのストーリー
ウィル・スミス、カッコ良かったけどちょっと老けてたな~

ラストは成功者となって、めでたしめでたしなおはなしなんだけど
幸せになった感が、なぜかイマイチ伝わって来なかった
気がするんだけどぉ。。
幸せに暮らすシーンが無かったからかなぁ。。

確かにね、愛する子供のために、チャンスを掴もうとする
クリスは凄い、あの必死さには目を見張るよね
採用が決まった時には、本当に嬉しかったし
涙、出そうだった(結果はわかっているんだけどね。。)
だけど。。幸せになるまでが長い~、ちょっと中だるみ気味で
観てしまったかな~。。いろんな意味で、辛いのよ。。
あとどれくらいで、幸せになるのぉ~って感じで
「うまく行き過ぎだろー」って部分もあったりしてね。。
でも、そんな時期、そして親子の愛を観る映画だったっつー
ことなんでしょうね

で、その子供への愛
さすが実の親子、二人の自然な姿が良かったな~
ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスくん(名前、長っ)
すごーく、きれいな顔してるんだよねー
リュックをしょって、小走りで父親についていく姿が
もう、可愛くてね~♪
ウィル・スミスの優しい目も素敵だったわぁ~
やっぱり、ここが見どころなんでしょうねー
それでもって、成功してから母親は戻って来たのかしら。。
そこんとこ、ちょっと気になってたワケで。。

守る家族がいるから、頑張れる
チャンスは自分から掴むモノ
少子化対策だか、ニート応援かなんかの標語かっ、て感じだけど
なかなかいい映画でしたわん


http://www.sonypictures.jp/movies/thepursuitofhappyness/index.html

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映画@世界最速のインディアン/THE WORLD'S FASTEST INDIAN

2007年01月26日 11時49分51秒 | 映画 さ行
ニュージーランド、バート・マンロー、63歳
若くはないし、金もない。。 
しかし彼には愛するバイク“インディアン”と、
誰にも負けない情熱があった

惚れこんだ1台のバイクを40年もかけて独力で改造したバート
彼はライダーの聖地、アメリカ、ボンヌヴィルで開催される
“スピード・ウィーク”をひとり目指すのだ


夢に向かって走り続けた、60歳
ライダーとしての夢を追い続けた実在の人物、バート・マンローを
モデルに作られた、実話なのですね~
このおじ様、やってくれますわー、ホント
何に対しても物怖じしない、自分を貫き前に前に進む
真っ直ぐな姿は、素晴しい!!

夢の実現への旅の途中には、数々のアクシデント。。
さらに持病が悪化してるの。。?
心配で心配でしょうがなかったけど、目的の場所へ向かう
彼にとって、そんな事どうっって事ない事だったんだね。。
気持ちの強さと、愛し続けて来たバイクに自信と誇りを持っていて、
そして周りの人の温かさに支えられていて。
これもまたとっても気持ちのイイ映画でございましたわ

バートにとっての、ステージはあのスピードレースだったけど
人それぞれ、自分にとっての最高のステージに立つ事は出来るワケだ
それは、やっぱり自分から進んでいかなくちゃ、
向こうからはやって来ないって事なのよね~
年齢なんて関係なく「夢はいつか叶う」んだって
この、おじ様バートに、勇気や元気を頂きましたわ♪

今年初めて、試写会での鑑賞♪
日々、何かやりたい、達成したい!!気持ちばかりが前に進んで
なかなか行動に移せない私には、
年の初めにうってつけの映画だったかも

http://www.sonypictures.jp/movies/theworldsfastestindian/index.html


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映画@3人のエンジェル

2006年10月29日 12時24分42秒 | 映画 さ行
ドラッグクイーン・コンテストの予選を勝ち抜き、
ハリウッドでの全国大会に出場する為に
ポンコツのキャデラックを走らせるヴィーダ、
ノグジーマ、そして落ちこぼれのチチ
長い道のり、いつしか3人はそれぞれの
考え方の違いから対立してしまう。。

さらに、車の故障で立ち寄ったアメリカ中部の
さびれた町に3日間滞在するはめに。。
初めは町の人々に反発していた3人だが、
さまざまな出会いを通して心を通わせていく


大好きなドラッグ・クィーンもの~♪
この手の作品は、見かけはあまり美しいとは言い難い
オカマさんの、人情味溢れる物語っつーのが、お約束ね
それにしても、「プリシラ」によく似てるねー
あれも、砂漠でバスが立ち往生したよね、確か
「プリシラ」の方が全然見応えはあるけれど
こちらもなかなかイイ、イイ!!
ハイウェイを走る、キャデラックのオープンカーは
観ていてめっちゃくちゃ気持ちいい♪
レンタカー屋にあった、あれカローラだったっけ?
やっぱりあの車じゃ、全然絵にならない!

心優しき3人が、立ち寄った保守的な町の人々を変え、
自分たちもポジティブな人生を切り開いていくワケだけど
特に町の女性たちの変化が嬉しかったね
心を開いていった女性たちが、ハデハデな古着に身を包んで
店から出て来たシーンは、凄く好き
口をきかないお婆ちゃんが、話し出したのも良かったし
ヴィーダの優しさ、そしてラスト彼女(?)たちを
守った町の人々に感動~♪
もっと、ショーも見たかったけどな。。
でも好き!!軽~い感じで観るにはいいかもね♪


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映画@ステイ/STAY

2006年09月23日 12時56分59秒 | 映画 さ行
ニューヨークの有名な精神科医サムが
新たに受け持つことになった患者は、
ミステリアスな青年ヘンリー
予知めいた能力を持つヘンリーは、3日後の21歳の
誕生日に自殺すると予告する。

一方、自殺未遂経験を持つサムの元患者で恋人のライラは、
自分と同じ自殺願望を持つヘンリーに興味を抱く
誕生日を前についに行方をくらましてしまったヘンリー
彼を救おうと必死で行方を捜すサムだったが、
次第に彼の周りで、現実の世界が奇妙に歪み始める


イリュージョンスリラーってー!!
またあのテの映画か?と思わされたね~
時間を行き来したり、リアルなのか夢なのか。。
ヘンリーは実在しているのか??とか
「ワケ分かんな~い」??なシーンが多くてね
どうしても、謎解きに頭が行ってしまって難解に感じて
しまったけど、観終わった後でよ~く考えると
実はストーリーは意外とシンプルかも
結局、謎解きには何の意味もなくて、
ラストには現実を目の当たりにする訳だ

良く理解できない部分も多々あるけど
頭の中を「グルグル」と動かすことが出来るし、
映像が凄くイイ!!ラストのブルックリン橋なんて本当に綺麗♪
結構嫌いじゃないなー
それに、ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、いいよねー
そして、ヘンリー役のライアン・ゴズリングが見るからに
ナイーブそうで、心に深い傷を負ったヘンリーにぴったり。。
切なかったな。。誰か、彼を助けて!と思ったけれどね。。

この映画、スリラーながら愛がテーマなのかなー
皆「誰かそばにいてあげて!!」と思わせる人々
心が疲れてる、孤独にも見える
でも誰かといることで、皆癒されていて。。
ナオミ・ワッツがとっても素敵だったね♪


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映画@スーパーマン リターンズ/SUPERMAN RETURNS

2006年08月26日 11時01分56秒 | 映画 さ行
地球から忽然と姿を消した
スーパーマンことクラーク・ケント
自分の居場所を求めて宇宙の果てまで旅をしていた
しかしクリプトン星の消滅を確認し、
自分の故郷は地球しかないと悟った彼は、
5年ぶりに“故郷”へ戻ってくる

だが彼を待ち受けていたのは、あまりに厳しい現実
永遠の恋人ロイスは婚約、幼い息子まで産んでいた
宿敵のレックス・ルーサーもまんまと刑務所を抜け出し、
全人類を標的にした破壊計画を着々と進めていたのだ。。


「また会えるかしら・・・」
「いつでも」



かっこいいー!!
私もスーパーマンに助けられたぁ~~い!!
スーパーマン役のブランドン・ラウス
甘いマスクにシャイな表情、なんてステキなんでしょっ!!

冒頭のド迫力の飛行機のシーンに、ドッキドキ!
スーパーマンの逞しさにシビれ
そして夜の空を飛ぶシーンでは、
映像の美しさと音楽に引き込まれ、うっとり♪
愛情たっぷり、切なさや、メッセージありで
もう時間を忘れて観入ってしまいましたわぁ~
自然に微笑んでしまってましたっ(ちょっと怖いかっ。。)

過去のスーパーマンは観ていないけど、良かったなー!!
あのオープニングのテーマ曲には、ワクワク!!
まさに、アメリカンヒーロー
CGも見事で、絶対劇場で観たい映画ねー



さらにさらに、悪役ケビン・スペイシー
オチャメな演技がイイ!!
この悪役グループの悪っぷりに、イマイチパンチがなかったけど、
ヒーローの引き立て役にはこれぐらいが丁度いいのかな?

とにかく、安心して観られる映画だよねー♪
めいっぱい楽しんじゃいましたわー
そして、スーパーマンの、大ファンになってしまいましたー♪
もしかして、次回作もあるのかな?



SUPERMAN RETURNS
http://wwws.warnerbros.co.jp/supermanreturns/


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映画@幸せのポートレート/THE FAMILY STONE

2006年08月14日 10時49分40秒 | 映画 さ行
ニューヨークのマンハッタンで働く
バリバリのキャリアウーマン、メレディス
恋人は、優しくて仕事も出来る理想の男性エヴェレット
クリスマス休暇を前に、メレディスはエヴェレットの実家に
初めて招かれる
年に一度の休暇を一緒に過ごすため、ストーン家には
家族が次々と集まってくる

ところが彼らは一様に自由奔放で何ごとも気軽に話し合う
オープンな性格で、堅物で神経質なメレディスとは何もかも対照的
互いになかなか馴染めず、家の中には気まずい空気が立ち込める
そこで、事態の打開を図ろうと、メレディスは妹のジュリーを
呼び寄せるのだが。。。


笑いあり涙あり、こんな展開になるとはっ!!と
思ったより面白かったかも♪
ただ、キャスティング的にはぴったりだったと思うけど
サラ・ジェシカ・パーカーが。。私、どうもイマイチ。。
そして、演じたメレディスも。。

だってメレディスもさぁ、もうちょっと打ち解けても
いいんじゃないの~って感じ
恋人の家に招かれた、それも相手のご家族全員勢揃いと来たら
それは男女問わず緊張するよね~
特に女性同士って難しいじゃな~い、目が厳しいし
ストーン家の家族の結束も強くて、なかなか輪に入れない。。
メレディスにとってはかなりキツイ状況な事は確か
自分を良く見せようとか、無理をしてしまうよね
でも、あれだけオープンなストーン家、ご家族に甘えちゃえばいいのになー
なんて思ったりもして。。
きっと、メレディスにはそれが出来ない性格なんだろうね。

私もどちらかというと人見知りするから、初対面の人と
なかなか打ち解けられないのも良く分かるし、
メレディスが頑張れば頑張るほど空回りしてしまう、それも
観ていて辛くなってくるぐらい、分かる
でも、自分の良い所を見ていてくれている人、
素直な気持ちで心を開けば、理解してくれる人は必ずいるんだよね
なんだかホッとさせられたな~
さらに、男女の関係だけじゃなくて、普段の人間関係でも
自分が自然でいられる居心地のいい場所を大切にしたいし
偏見なくお互い理解し合えるよう、心を開いていくのは大事だな~
なーんて事が、改めて心に沁みてきた映画でしたわー


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映画@12人のパパ2/CHEAPER BY THE DOZEN 2

2006年07月21日 11時43分48秒 | 映画 さ行
12人の子供を抱えるベーカー家
子供たちが成長するに従い、どこか寂しさを感じるトムは、
久しぶりに家族全員で旅行に出ようと提案!
しかしそこで永遠のライバル・ジミー一家に遭遇する
子供たちは、すぐに打ち解け仲良くなるものの
トムとジミー、2人の大人気ない戦いが始まるのだ!!


スティーブ・マーティン主演の「12人のパパ」の続編
前作は観ていないけど、目に浮かぶね、この子たちと父親の
ドタバタっぷりが!!
12人も子供がいたら、普通に毎日がドタバタコメディでしょう
間違いなく

で、この続編は、
『大家族スペシャル・ベーカー家 7男5女~巣立ちの時~』
みたいな感じかな~
子供たちはみんな、親離れして行く。。
それを受け入れるママ、でもパパはたまらない気持ちでいっぱい
なんだか、どこの家庭にもありそうよねー
意外にもホロリとさせられたりして、面白かったなー

可笑しいのは、やっぱりスティーブ・マーティン演じるトムの
おっちょこちょいっぷりっ!いいなー
陽気なパパだよねー!!
トムのライバル、ジミーを演じるユージン・レヴィも
ちょっとコワモテ風だけど、とぼけた演技が面白い♪



この筋金入りのコメディアン2人の掛け合いには笑ったー!
トムの妻役、ボニー・ハントも良かったし
でも、もう少しハチャメチャな笑いを期待してたんだけどな。。
イマイチもの足りない感じもあるけど、結構楽しめたわぁ


ラストには、ちょっと感動~!
しかし、ウルウルしてたところに、あのエンディング!!
ここが一番笑えたわ!!
風邪も混じって鼻水グジュグジュ
そんな、笑って泣ける、心温まるストーリーでしたっ♪


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映画@サイダーハウス・ルール/THE CIDER HOUSE RULES

2006年07月15日 12時04分06秒 | 映画 さ行
メイン州ニュー・イングランド
ホーマー・ウェルズはセント・クラウスの孤児院で生まれ育った
ラーチ院長の「人の役に立つ存在になれ」という
言い付けを守りつづけて成長した彼は、
院長の仕事、助産と当時禁止されていた堕胎を手伝うようになる
成長するにつれ自分の未来に疑問を持ち始めた彼は、
ある日手術に訪れたキャンディ・ケンドールと
その恋人ウォリー・ワージントンと共に孤児院を飛び出した

初めて見た海、ドライヴイン・シアター、ロブスター、
そして初めての恋。。
ウォリーの誘いで、彼の母が経営するリンゴ農園で働き、
収穫人たちの宿舎“サイダーハウス”で暮すことになったホーマー
新しい生活と人々との出会いの中で彼は何を見出していくのか。。

家を離れ、外の世界に触れ、愛にも出会い、
自分の本当の居場所を見つけ出す、ホーマー
これは泣けましたわぁ。。
ただ、美しく描きすぎているという感じも。。
激しい怒りもないし、逆に大喜びなーんてする事もない
見るモノ全てが新鮮なのに、すごく淡々と過ごしている。。
そういう静かな子なのかなぁ?神童的よねー
あまり痛い目に遭わず良かったって事なのかな?
そのホーマーを演じるトビー・マグワイア、純粋な瞳がステキ♪
やさしくて明るいキャンディ演じる、シャーリーズ・セロン
漁師の娘にしては、美しすぎるぅー!!

ホーマーを育てた、ラーチ先生の愛の深さには、もう感動!!
ホーマーに対しては特別な思いがあったけど、孤児たち全員に、
そして、何らかの理由があって子供を生めない女性たちにも!
どんな事があっても、きっとラーチ先生なら助けてくれる
そんな、信頼できる素晴らしい人

でも、ホーマーは手術をしにやって来た若い2人と共に
孤児院を出て行ってしまう。。
ホーマーだけじゃなくて、他の孤児たちもみんな新しい家庭に
行く事を夢みているんだよね。。
子供を貰いに来た夫婦に、可愛い笑顔を見せたり
貰われた子を見送る子供たちには、ホロりとさせられる。。

新天地を見つけたホーマーが、ラーチ先生の言葉、
思いをしっかりと心に残していたんだよね。。
周りの人の役に立てて、嬉しかったけど
きっとホーマーは孤児院に戻るんだろうと思えたな。。
彼のやるべき事は、やっぱりラーチ先生の後を継ぐ事だよ~!!

サイダーハウスのルールとは結局あっても無くても
良かったようなもの
この映画のタイトルと、映画の中のそのルールについてのこだわりは
イマイチ良くわからなかったけど
自分の人生は自分で決める、ルールは自分たちで決めるもの
なんだって事かなー
ホーマー自身の選んだ道、子供たちの喜ぶ姿に
もう涙がいっぱいになっちゃいましたわー
心温まる、ステキな映画でしたっ♪


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映画@親密すぎるうちあけ話/CONFIDENCES TROP INTIMES

2006年06月27日 12時18分56秒 | 映画 さ行
あなたも心の扉がノックされるのを待っている?
それを叩くのが見知らぬ誰かだとしても・・・

パリのとあるビルの一室にオフィスを構える税理士ウィリアム
ある日、そのドアを美しい女性アンナがノックする
戸惑いながらも彼女を部屋へ招き入れる
するとアンナはおもむろに結婚生活の悩みを打ち明け始めた
彼女は同じフロアにある、精神科医モニエ医師の診療室と間違えて
入ってきてしまったのだ。。。
しかし、ウィリアムはそのことを言い出せぬまま、
彼女のカウンセリングを重ねてしまうのだった


アンナのうちあけ話は、親密すぎでしたわー
いきなりこんな事話しちゃうの?この人何が言いたいんだろう。。
って感じで。。神経質そうで、初めは凄く暗い。。
でも、ウィリアムに悩みをうちあけているうちに、
本来の魅力を取り戻し、美しく、快活な女性に変わって行く
一方、孤独な税理士ウィリアムは、退屈な日々が
思いがけない女性の登場によって、刺激に満ちたものへと一変する
"聞き役"に徹していながらも心魅かれて行ってしまうのねー



アンナはウィリアムが精神科医ではないことを知り、
予約をドタキャンするのだけど、またやってくる
本物の精神科医のモニエ医師が言っていたように、
聞いてもらえるなら誰でも良かったのかもしれないし、
もしかすると故意に彼のオフィスを訪ねたのかも。。。

彼女もだんだん、ウィリアムに惹かれていったのか、
それとも病んだ夫を取り戻したいだけなのか。。真意はわからない。。
ウィリアムの気持ちを知ってか知らずか、
計算しているのか、していないのか。。。
掛け引きをしているようなアンナのきわどいセリフ、
挑発しているようなしぐさ、ウィリアムの表情を
楽しんでいるようにも思えるし
プラトニックな関係でいながら、プラトニックじゃない2人の会話は、
見ているこちらまでドキドキさせられる

さらにアンナの夫の登場で、彼女の話しは作り話にも聞こえてくる
彼女の本当の気持ちは、最後までよくわからない。。
でも、夫から開放された事には違いない、夫もアンナもウィリアムも
本当の自分を取り戻したってところから見れば、この映画、
微妙にハッピーエンドな作品

アンナが訪れるようになって、日々の生活に少し光が差したウィリアム
彼女のうちあけ話に戸惑いながらも、心魅かれていく
心の扉もノックされちゃったって訳だ
ウィリアムの中の少年のような部分が目覚めたという感じもある

そして、オフィスにいる時とは別人のようだった、
ひとり部屋で踊るシーン
そのうしろ姿に、凄い色気を感じたなー♪そのファブリス・ルキーニ
決してイイ男だとは思えないんだけど、魅力がある
このシーン好きだなー

2人きりの部屋で、あくまで精神科医風に話しを聞いていたけど、
がばーっ!と行っちゃいたかったんじゃないでしょうかねぇ、本当は
でも、彼女が拒否したら。。
そうなってしまっては、今の関係が壊れてしまう。。
そんな不安も持っていたのかも?なんて思ったり、
そこまでする気は無いのかな?とか、なんかじれったい
まぁ、いろいろ想像させられてしまいましたわ

それに「クスっ」と笑えるシーンもあちこちにある、
モニエ医師のユーモアのたっぷりのセリフは、センスがいいし
ウィリアムの父親がオフィスに居た頃から秘書をしているという女性の
間がすごくイイんだよねー

そして、アンナ役のサンドリーヌ・ボネール、きれいだったーー!!
時が経つにつれ、みるみる表情が明るくなる
笑顔が本当に美しくて、素敵な方♪
彼女ばっかり見入ってしまいましたわー
本人もバレエをやっているのかなー?スタイルも抜群!!


微妙な関係、秘めた情熱を描いている大人のドラマ
ラブシーンで盛り上げて終わる、なんてしないところが
なんとも素敵な作品
それだけに、配役や演じる俳優さんも難しい映画だと思う

終始淡々としてはいるけれど、ウィリアムと一緒にアンナの話に
聞き入ってしまう、次はどんな話しをしに来るのだろうかと

聞き上手な男性って素敵だねー♪
とってもいい時間を過ごせた映画でした!!


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映画@ステップフォード・ワイフ/THE STEPFORD WIVES

2006年06月23日 10時58分15秒 | 映画 さ行
ニューヨークで敏腕女性TVプロデューサーとして
輝かしいキャリアを築いてきたジョアンナ
しかし、彼女はある事件の責任をとってTV局を辞職する事に
失意のジョアンナを気遣い、夫のウォルターは新たな土地で
再起を図ろうと提案、一家はステップフォードという
コネティカット州の美しい町へとやって来る

さっそくウォルターは、町の中心的組織である紳士クラブから
歓迎され大喜び、一方、女性たちの集会に顔を出したジョアンナは、
全員が作り笑顔とカラフルなワンピースを着ている事に、
違和感と不気味さえも感じてしまう。。
この完璧なまでに美しい女性たちの裏には、
秘密が隠されていたのだ。。

1970年代に作られた作品のリメイクだそう
社会で認められ強くなった妻をコントロールしたい夫たちが集まって
理想の女性を作り上げ、完璧な暮らしをしようと目論む、
が、女性は自立を望む
ストーリー的には少し古いという感じはするけれど、
今風にアレンジしているようなので、違和感はなかったかな
緑と花が溢れる庭に、豪華なセット、衣装も映像もカラフルで
凄~く綺麗♪

括りはサスペンスになっていたけど。。
ハラハラとかドキドキはしないねー、全然
そこそこ面白いけど、特典映像の方が面白かったぞ、
なんて思ったりもして。。
でもなんと言っても、光ってますっ!ニコール・キッドマン!



ショートカットの黒い髪もカッコイイし、
金髪になったらお人形のよう♪見入ってしまったなー
これで、妻としてのビフォア、アフターを演じ分けてるのかー
なるほどね~

ジョアンナの夫役にマシュー・ブロデリック、いい人です、凄く
ご近所さんのゲイの建築家ロジャーにロジャー・バート、
作家のボビーにベット・ミドラー
女性陣を仕切るクレアにグレン・クローズ、
男性陣側の代表はその夫、男性たちの会の会長、理想の男・マイクに
クリストファー・ウォーケンなどなど
出演者が豪華で個性派揃い、この方たちを観るだけでも、本当に楽しめる
そして、奥様を演じる女優さんたちの美しい事!!

ロジャーのゲイ役はやっぱりウケるー!!
(また役名もロジャーなのね)

 大好きです♪

ジョアンナ、ボビー、ロジャー、3人の掛け合いは面白かったー!!
それに、美しい奥様たちとは対象的に夫たちのダサさも可笑しい
奥さんを言いなりロボットにする前に、自分を磨けっつーの

まぁでも、男性は妻の方が仕事も出来て収入も多いときたら、
嫉妬もするだろうし、プライドが許さないのかもしれないねー
劇中ジョアンナが言っていたように、ラッキーな夫だと
思えばいいのかもしれないけど。。
でもこの映画、そう思えない夫が集まった町のおはなし
いや、集められたって事なのかな?
乗り込んでいったジョアンナが、男性たちに囲まれた時は
怖かったわー

この、美しい理想の町ステップフォード、緑が溢れて、
フル・オートメーション化された豪邸、争いの無い住民たち、
実は偽りの街だったんだ。。
そして、女性を差別していたのは、実は完璧を求めた
女性自身でもあった訳で。。
しかし、完璧な奥さんたちしかいない町を作ってどうするのよ?って感じ
外見は本当に綺麗な町だけど、こんなところには住みたくないよねー

でもラストの、ジョアンナ、ロジャー、ボビー、
さすが出来る女たち!!
「転んでもタダじゃ起きないわよっ」ってところがイイ
夫たちがスーパーで買い物するシーンもいいよねー

90分ちょっとと短かめなので、気軽に楽しめたかな


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映画@ザ・ロイヤル・テネンバウムズ/THE ROYAL TENENBAUMS

2006年06月17日 12時34分40秒 | 映画 さ行
テネンバウム家の3人の子どもたちは
皆若くして成功した天才児
長男のチャスは10代で不動産売買に精通し、
国際金融にも才能を発揮する
長女マーゴは12歳で劇作家デビュー
次男リッチーもまたテニスのジュニア選手権3連覇で
将来を嘱望されていた。

しかし、父親の過ちと裏切りにより一家は崩壊。。
チャスは飛行機事故で妻を失い、男手ひとつで二人の息子を育て、
マーゴは年上の男と結婚の末無気力な毎日を送り、
次男も突然テニス界を引退、船旅に出てしまう。。
そんな彼らと再び家族の絆を取り戻したいと
突然父親が姿を現した

ジーン・ハックマン、ベン・スティラー、
グウィネス・パルトロウ、ルーク・ウィルソン
ビル・マーレイ
この豪華キャストを観るだけで大満足な作品
これは、コメディか?いやいやヒューマンドラマかも
期待に反して、笑えませんから。。
ちょっとはず気味の「ヘイ・ジュード」をバックに
プロローグが始まる、終始ユル~い感じ。。
なので、かなり眠くなりながら鑑賞

天才だけど、それ程天才とも思えない子供時代
そしてそれぞれの、22年後はなんともショボイ感じに。。
だけど個性だけは強い!!
家族のひとりひとりを凄くうまく描いているんだなー
養女と言われ、12歳から家族にばれずに煙草を吸い続けている、
マーゴ役のグウィネス・パルトロウが凄くイイ!!
目の下が真っ黒の変なメイクが可笑しいし
マーゴが一番リアルかな。。

しかし、テネンバウム家の子供たち、
しょーもないオヤジのせいでトラウマを背負ってる
大人になって、父親が戻って来たところで家族全員が
煙たがっているのだ。。
しかし、憎めないっちゃー憎めない
家族が一応まとまって、子供たちも自分の道を進んで行く
訳だけど、父親の墓石に刻まれた言葉っ!!
結局、自分の為だったのかー、なんて思っちゃった

いまひとつつかみどころの無い映画ながら
キャラをスポーツブランドで区分けたり、小物に音楽にかなり凝ってる
その辺り、見所かもしれないねー
なんだか、不思議な映画でした


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映画@最狂絶叫計画/SCARY MOVIE3

2006年06月03日 11時21分46秒 | 映画 さ行
ワシントンから30キロ程のトムの農場に、
ミステリーサークルが出現した
その謎を追うTVリポーターのシンディは、
トムの弟、白人ラッパーのジョージに一目惚れ
彼が出場するラップ・バトルに親友ブレンダと応援に行った

しかしその晩、ブレンダが謎の死を遂げる
ブレンダは1週間前に奇妙なビデオを見ていたのだ。。
残されたビデオを持ち帰り再生するシンディ。。
その時、突然電話が鳴り出した!
「7日後にお前は死ぬ。祝日も関係なし」。
助言を求めに預言者オラクルを訪ねたシンディは、
選ばれし者=“救世主”であることを告げられたのだが


さてさて、懲りずに絶叫シリーズ3本目!!
前の2作と随分タッチが変わったなーと思ったら、やっぱり
監督さんが変わっていたし、時間とお金掛けてるなーという感じ
ギャク満載!!面白かったー!

「サイン」「ザ・リング」「8Mile」「マトリックス」などなど
またしても、お馴染み映画の爆笑パロディ連発!
ベースはサインなのでしょうか、かなりオチョクリまくってますっ!!
エイリアンに貞子にマイケルまで、まー、笑える笑える

「最終」、「最新」から続けて出演している、シンディ
今回登場した、シンディの甥っ子コーディくん
イイよね~!!あの顔がイイんだよね~
トム役チャーリー・シーンのおトボケも可笑しいし
トムの弟ジョージの、どうしようもないおバカっぷりがまた笑える

「あの映画のあのシーンだよ~!!」なんて言い当てられるほど
映画通ではない私ですが。。かなり楽しめたな~
でも、「これは絶叫シリーズあったあのシーンだよ~!!」
って事になるかもしれないねー、それも楽しみ♪

そしてこのDVD、嬉しかったのは特典映像!!
今まで無かったんだよねー
カットされた未公開シーンだって充分面白いのにぃ~
出演者のインタビューも面白い!!

それにしても、こんなのいいのー?ってシーンも確かにあって。。
不謹慎かな~?マザーテレサの首フリ人形が欲しい~!!


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映画@最新絶叫計画/SCARY MOVIE2

2006年06月02日 11時26分14秒 | 映画 さ行
殺人事件で生き残った大学生のシンディとショーティたちは、
単位を目当てにオールドマン教授が率いる
「ヘルハウス」の調査に参加することに
この屋敷には不思議な超常現象が起こるといわれ、
早速足を踏み入れた途端、彼らは霊の歓待を受けることに。。

次々と襲い来る欲求不満の霊たちに、
ついにシンディたちがアタックを開始した!


やっぱりねー、“2”だからねー
あー、やっちゃった、やっちゃった、全然笑えなーい
今回はお下劣すぎ~!!下ネタは許せるモノの
食事中に観たくなーいシーン多し
って言うのも、食事しながら観てしまった私、
笑いどころだなんだろうと思いながら、うゎぁぁ~、引いたー
まっ、でもそんな事気にしてる映画じゃないし

今回はホラー映画「ホーンティング」がベースで
「エクソシスト」「エルム街の悪夢」のホラーシーンから、
「M:I-2」「チャーリーズ・エンジェル」のアクションまで、
モチロンまたまたパロディ作品
初っ端から、ベッドで恐ろしい顔の少女の首がグルグル回ったり
するんだけど、爆笑というよりも、マジで見入っちゃった。。

障害者に対する配慮を欠くと判断されたシーンが20分近くも
カットされてたそうで、上映時間約70分と短いし
(それぐらいで充分だった気もしたけど)確かにストーリーが
良く分からなかったなー
中に車椅子の青年がいるんだけど、そちらは問題なかったんだね

その、車椅子の青年は可笑しかったなー
ヘアスタイルにボケに
そして、生き残って、前回から続けて出演している
シンディ=アンナ・ファリス、彼女が可愛いんだよねー
あんな可愛い顔して、よくここまでやるよなーって感じ

それにしても、盛り上がれなかったこの映画
一番ウケたのは、ブラックなインコかなー


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