映画@インサイド・マン/INSIDE MAN

2006年06月13日 11時51分03秒 | 映画 あ行
白昼のマンハッタン信託銀行で強盗事件が発生
頭脳明晰な犯人グループのリーダー・ダルトンは、
50人の人質全員に自分たちと同じ服を着せる陽動作戦に出る
人質と犯人の見分けがつかない以上、突入は不可能

犯人グループから“型通り”の要求はあったものの、
現場は膠着状態に。。
指揮を執る敏腕捜査官フレイジャーも、全く焦りを見せない
ダルトンの真意をはかりかねていた
そんな中、銀行の会長から“特別”な依頼を受けた
女弁護士が現場に現れる


終盤までは、次々と繰り広げられる展開に
随分引き込まれたなー
人質に犯人と同じジャンプスーツを着せたり
冷静に考えさせないよう、恐怖心をあおったり
その作戦は確かに「おぉ~!!」だったし、
フレイジャー刑事と犯人の駆け引き、やり取りは凄く面白かった
犯人が冷静で、人質を殺さなかったところも良かったな

でもこの映画、完全犯罪のトリックを観るモノだったのかな?
それだけだったのなら、そんなに考える必要なかったし
もっと楽しんで観れば良かったなー
途中から、犯人はいったい誰?誰のイチミ?何故?ばかり
ずっと考えてしまって。。
ラストにはちょっと拍子抜けしてしまった。。

ところで、犯人グループのリーダー、ダルトンはあんな形で
出て来たけど、メンバーたちは、逃げ出した人質たちの中に
いたのかなー?取調べされていた人質の中に、
似たような人がいた気もする。。うーん、いなかった気もするし。。

そしてやっぱり、どうしても犯人像が気になる
銀行の会長を破滅させたがっている者の仕業って事?
そこんとこ、明かして欲しかったよなー
だから消化不良気味なのかなー?何故?が残ってしまってて
まぁでも、出演者がとっても良かったんで

犯人グループのリーダー役、クライブ・オーウェン 
良かったよねー、声が素敵だったわー



そして、刑事役デンゼル・ワシントン
犯人と交渉するシーンは本当に格好良かった!!
でも、セクシーな彼女と映るシーンの、ムーディーな音楽には、
ちょっと笑ってしまいましたわ。。彼女も刑事??



そして、プライド高ーい、依頼料も高ーい弁護士役、
ジョディ・フォスター、出番が少なかったけど、
存在感はかなりのもの!!
これからも、ちょっと嫌な女みたいな役、やって欲しいなー

最後は刑事も弁護士も、出世とか利益とかで動かされてるじゃーん
とか思ってしまったりもして。。
結局、面白かったような、そうでないような、
何かが足りない感じの映画でした。。

しかし、あの中に何日いたんでしょうね?


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