映画@N.Y.式ハッピー・セラピー/ANGER MANAGEMENT

2006年06月12日 10時51分47秒 | 映画 な行
どんなに理不尽な目にあってもじっと我慢してしまう
デイヴは、気が弱くて優柔不断
幼い頃はいじめっ子の格好の標的で、大人になっても、
人前では恋人リンダにキスもできないほど
それなのに、出張のために乗り合わせた飛行機で、
些細な誤解から暴行罪で訴えられてしまう

裁判の結果、“怒り抑制セラピー”を受けることを命じられ、
セラピストのライデル医師を訪ねる
ところが、そこで待っていたのは、事の起こるきっかけを作った
あのハタ迷惑な男だったのだ!!


あの怖い“笑い顔”で、徹底的にデイヴを追いつめ、
苛つかせ、そして怒りを爆発させることで、
裸の自分をさらけ出させるテクニックを見せる名医(?)役に
ジャック・ニコルソン、そしてセラピーされる
気弱なデイブ役にアダム・サンドラー、この2人のドタバタ劇

さほど期待はしていなかったんですけどねー、
やっぱりイマイチ笑えなかった。。
ドタバタのコメディは好きなんだけどなー
こんなトラブルありえないー、デイブが可愛そう。。
だってどう見たってデイブは怒ってないし、暴力も振るってないし
うさんくさいこの医者!いったい何者ー??
「なんとかしてー!!」と、そんな事ばかりずっと思いながら
観ていたので、だんだんストレス溜まって来た

それに、ジャック・ニコルソン。。
どんなに優しく笑ってもおちゃめにしても、
どうも私苦手なんだなー。。顔が怖くて。。

さてさてこの映画、自分自身をうまく表現できない男と、
それをどうにか克服させようとする男の物語なんだ
デイブは恋人のリンダと結婚まで考えているのに、
人前でキスも出来ない。。会社でも思った事をはっきり言えない。。
リンダは、そんな消極的なデイブの性格を、なんとか変えたいと
彼女が仕組んだ事だった訳
いやいや、デイブと同様、全然気づかなかったよー
最後の最後に、こんなドンデン返しがあったとは

でも、そのラストは良かったなー
デイブの夢だった、ヤンキースタジアムでのプロポーズ♪
NYヤンキースの現役選手まで登場して、大観衆の中で
”君の瞳と唇と、僕のラストネームを持った子供を作ろう!”
なーんてセリフもいいじゃないのー
恋愛も仕事もうまく行って、
セラピーの効果はあったって訳だよねー!!

リンダ役のマリサ・トメイ、キレイだよねー好きだなー
更に、この映画豪華なカメオ出演者が見所
俳優陣以外にも、マッケンローとか、ジュリアーニ元市長とか
メジャーリーガーのデレク・ジーターやらクレメンス。。
ちょっとわかりづらかったけど。。

私の中で、唯一ツボだったのは、
デイブのデスクにいる、デブ猫のミートボールちゃん♪
上司も一緒にカタログに載せてしまった写真が可笑しかったー


キレそうになったら「グースフラバ~!」


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