映画@世界最速のインディアン/THE WORLD'S FASTEST INDIAN

2007年01月26日 11時49分51秒 | 映画 さ行
ニュージーランド、バート・マンロー、63歳
若くはないし、金もない。。 
しかし彼には愛するバイク“インディアン”と、
誰にも負けない情熱があった

惚れこんだ1台のバイクを40年もかけて独力で改造したバート
彼はライダーの聖地、アメリカ、ボンヌヴィルで開催される
“スピード・ウィーク”をひとり目指すのだ


夢に向かって走り続けた、60歳
ライダーとしての夢を追い続けた実在の人物、バート・マンローを
モデルに作られた、実話なのですね~
このおじ様、やってくれますわー、ホント
何に対しても物怖じしない、自分を貫き前に前に進む
真っ直ぐな姿は、素晴しい!!

夢の実現への旅の途中には、数々のアクシデント。。
さらに持病が悪化してるの。。?
心配で心配でしょうがなかったけど、目的の場所へ向かう
彼にとって、そんな事どうっって事ない事だったんだね。。
気持ちの強さと、愛し続けて来たバイクに自信と誇りを持っていて、
そして周りの人の温かさに支えられていて。
これもまたとっても気持ちのイイ映画でございましたわ

バートにとっての、ステージはあのスピードレースだったけど
人それぞれ、自分にとっての最高のステージに立つ事は出来るワケだ
それは、やっぱり自分から進んでいかなくちゃ、
向こうからはやって来ないって事なのよね~
年齢なんて関係なく「夢はいつか叶う」んだって
この、おじ様バートに、勇気や元気を頂きましたわ♪

今年初めて、試写会での鑑賞♪
日々、何かやりたい、達成したい!!気持ちばかりが前に進んで
なかなか行動に移せない私には、
年の初めにうってつけの映画だったかも

http://www.sonypictures.jp/movies/theworldsfastestindian/index.html


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映画@プラダを着た悪魔/THE DEVIL WEARS PRADA

2007年01月21日 14時57分17秒 | 映画 は行
大学を卒業し、ジャーナリストを目指して
ニューヨークへやって来たアンディが就いた職業は、
一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長ミランダのアシスタント
オシャレに疎い彼女は、それが次へのステップになればと
いう程度に考えていた
ミランダが何者かもまるで分かっていなかったのだ
彼女こそは、その絶大な影響力に誰もが恐れおののく
ファッション界のカリスマだったのだ

四六時中浴びせられるミランダの理不尽な命令に、
いつしかアンディの私生活はめちゃくちゃに。
恋人ネイトともすれ違いが続いてしまう。。
こうして、早くもくじけそうになるアンディだったが


遅ればせながら、鑑賞~♪
面白かった~!!
これ、きっと女性はみんな好きになる映画だよね~
分かりやすいし、すごく共感できる
大御所メリル・ストリープがかっこいいぃ~、素敵すぎっ!!
アン・ハサウェイは人形のように美しいし
出演者が着こなす、ファッションも本当に楽しめる

ベストセラー作品の映画化でしたっけね
作者は、ヴォーグ誌の編集長を努めた経験のある女性だそうだけど
業界の舞台裏は、やっぱり実体験ありでしょうね
きっとリアルなんだろうと想像しますっ
ミランダみたいだったのかな~
それとも、過去にミランダみたいな上司がいたとか。。
相当厳しそうな業界だけど、しかしまぁ華やか
いつもあんなカッコイイ服着て働いてみたいもんだわ~
でも、お給料は衣装代に消えて行きそうだし、
あのピンヒールで走り回れないよー、それだけでギブアップかも
しかし、出来る女は見た目も大事って事なのね。。
それに華やかな表舞台は、裏方さんたちが泣きながら
支えているってワケよね
「そんな事言ったってぇ~、どうすりゃいいのよぉ」って
観ている間中、気持ちはアンディよ

ピンチを切り抜け、仕事をこなして行くアンディは、
観ていて気持ちが良かったなー
彼女が美人なだけのオッチョコチョイな子じゃ反感かっちゃうかも
それなりの普通のコメディ映画にはなるだろうけど
これは、アンディが賢いところで、安心して観ていられる
応援しながらも憧れちゃう、嫌な部分のない主人公だよねぇ
そんなアンディに感情移入しっぱなしだったけど
「うーん、彼女なかなかやるわねー」なーんて、
ちょっとミランダの気持ちになったりもしてね

そして、アンディを取り巻く人たちが、みんな優しい!!
もちろんミランダも
なんかホロリとさせるじゃないのぉ~

まっ「ちょっとー、うまく行き過ぎだろー」感もあるけど
違和感なく、すーっとなじめる映画
アンディを心から応援したくなるし、逆に元気も貰える
前向きな気持ちになれるねー、こういう映画って


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映画@イカとクジラ/THE SQUID AND THE WHALE

2007年01月12日 16時38分40秒 | 映画 あ行
16歳の兄ウォルトと12歳の弟フランクの両親は共に作家
父バーナードは、スランプが続いていた。。
一方の母ジョーンは、華々しいデビューを控えた新進作家

ある日、兄弟は両親から離婚することを告げられる。。
兄弟に共同監護という形で父の家と母の家を
行ったり来たりの生活が始まり、弟はストレスから学校で
奇行を繰り返し、冷静に受け止めていたかに思われた
兄も問題を引き起こしてしまう。。。


「イカとクジラ」ってタイトルからして、何かありそうだ
期待は膨らむぅ~!!
タイトルに惹かれ、母親役、ローラ・リニーが観たくて鑑賞~♪
ちょっとクセありな感じだったな~、ちょっと難しい。。
面白かった~!!とは言いがたい。。

作家で今は落ち目、大学の講師をしている父親
浮気常習者で、それを息子に語ってしまう母
父親を崇拝している長男と、母親が大好きで、
親の離婚をきっかけにアル中になってしまう次男
離婚した両親に振り回されてしまう兄弟は、まさに思春期
彼らの心情が、繊細に描かれているワケだ
そして、4人のセリフのないビミョウな、何気ない演技が上手い!!
何故か居場所がなくて、誰が主人公というのでもなくて、
でも、4人ともしっかり描かれているのがスゴイ!!

普通の家庭のようで普通じゃない、個性的な4人
悲劇のような喜劇、面白いけどなんか痛い。。
で、誰に感情移入したかって、そりゃやっぱり同じ女性の
母親かな~、やっぱり女性は強い!クジラだ!!
離婚を責める長男を「チキン」と呼び、「これは夫婦の問題なの」と
はっきり言い切った、母親が結構好きかも
難解なオヤジは、イマイチ好きになれない。。
そして、母親を軽蔑する長男が、カウンセリングで話す
楽しかった思い出がほとんど母親との事だったのには
ホッとしたし、ちょっとウルっと来たよぉ~!!
ここで、やっとストーリーと「イカとクジラ」が繋がって。。
理解できそうだと思いきや、そうでもない。。

しかしこの映画、どう解釈しましょうか。。
バラバラになってしまったように見えるこの家族に、
寂しさを感じてしまったり、修復の兆しを感じたり
漠然と、自分が今大人で良かったって思ったり。。
淡々としていながらも、実は心に沁みる作品なのかもしれないな~
ちょっと擦れた映像と、音楽がまた沁みるぅ~


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映画@40歳の童貞男/THE 40 YEAR OLD VIRGIN

2007年01月10日 10時42分02秒 | 映画 や行
電気店で働くアンディは、フィギュア収集や
テレビゲームをこよなく愛するオタクな40歳の独身男

ある日、アンディは自分が童貞である事実を
仕事仲間3人組に知られてしまう
驚いた3人はどうにかしてアンディに初体験をさせようと
いろいろ世話を焼き始める
そんな中、アンディはネット競売の仕事をしている
トリシュという女性と知り合い、
ついに初デートに漕ぎ着けるのだったが。。


これ~、観たかった~!!待ってたDVD!!
下ネタありありで、かなり笑わせてもらったけど、
お下品じゃないところがよろしい!!
それに、そんなにオタクっぽくないよねー、アンディ
ポロシャツを愛用し、シャツはしっかりズボンの中っ!
とーっても誠実で、まじめな好青年って感じよ~
7:3に分けた髪型といい、どう見ても
女性にモテるタイプじゃないわけだ
そうね~、上司ならいいかもね、信頼できそうだ

そんなアンディをとりまく職場の悪友3人組が
彼の世話を焼くワケだけど、この愉快な3人がいいんだよねー
そして、アンディといい感じになっていく女性、トリシュ!
優しそうで大らかそうで、素敵な女性。好きな女優さんだな~
なので観ていて「どうかアンディをお願いします!」って
アンディの母になった気持ちよ~
そして、とうとうあのアンディがぁ!!

ストーリーは単純だけど、みんなとってもいい人ばかりで、
愛がいっぱいだよね、笑いもいっぱい!
なーんか、ホッとさせてもらえましたわっ!!


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